2011年12月31日土曜日

横繋ぎのパイプを固定



ブラブラに立ててあるだけだった25本の逆U字になったパイプ
先ずは真ん中に峰になる28ミリパイプを固定する
後は曲がりの肩口に脚立を立てて25ミリのパイプを内側から固定
一番下とその中間にも横パイプを固定する
左右があるので峰のパイプと会わせ7本を固定し終えた
パイプハウスの部品は素晴らしく上手くできていて
ハンマー1つで簡単にパイプとパイプを固定する事が出来る
これなら誰でも出来るなあと感心ひとしお
大工道具や工具などもそうだがだんだん使い勝手が良くなって来て居る

僕が考えた僕の仕事に特化したやり方や治具なども
そのレベルに達した同業者なら関心を持つだろうなと思う

2011年12月30日金曜日

船体サンディングとパイプハウス



腐れが解っていた部分をサンディング
思っていた以上に腐っている部分が上の方にもあった
とにかく悪いところは取り除く

サンディングしている途中で
パイプハウスの部品をトラックで運んできてくれ
荷下ろしを手伝い
一人では難しい全体のパイプ立てまでを手伝ってもらう
本当は27日から正月休みだというのにご苦労さんでした

2011年12月29日木曜日

壊れたラダー



舵板とシャフトが外れる寸前だったが
一人では持ち上げる事が出来ない重さなので
無理やり工房に引っ張り込むときに遂に真鍮が折れて外れてしまった
舵板を再生できるように採寸しておいて
合板で出来た舵板を真鍮の舵軸からどうやって固定してあるか
壊して見てみる必要がある
舵軸を新しく注文する為の設計図が必要です

今日はJA堀江から買ったパイプハウスの材料が届く
本当は27日までで正月休みだそうだが
年内に材料を入れて欲しいとお願いしたので何とかしてくれる事になった

組み立て方が解らないので
他のパイプハウスを組み立てている映像をDVDでくれるそうだ
全く同じではないが参考になるでしょうという事でした

2011年12月28日水曜日

パルピットとスタンション



一昨日パイプハウスを建てるために取り外した
船首パルピットと両サイドのスタンション
ライフラインは切れかかったりキンクしたり使えそうもないので切断した
どれも激しい衝突でステンレスパイプがあちこち曲がっている
これらは既製品として売っているようなものでは無いので
作り直すか修理する必要がある
昨日はメインセールをスタックバックから取り出し
洗いのためにきれいにたたんで送ろうとしたら
セールのしわの中から生きたコウモリが出てきた
宮城県の冬眠中のコウモリが愛媛にやってきた
タオルにくるんで段ボール箱に入れたらキーキー鳴いていた
来年春になるまで工房預かりとする

2011年12月27日火曜日

パイプハウスの基礎



寒くてエポキシが硬化しないのと人の寒さ防止のため
「竜王」全体をパイプハウスで覆う事にする
床がコンクリートなので杭が打てない
そこでH鋼にパイプを溶接して建てそれにパイプハウスのパイプを差し込む事にした
JAの販売部がパイプハウスのパイプ一組を立てて高さを確認に来てくれた
全く問題無く「竜王」を収納できる高さだった
4.5メートルの高さはパイプハウスとしては異例で
風に弱くなるからくれぐれも補強は充分にやるようにと言われた
アンカレッジマリーナの有る土地は風早と言う地名がつくくらい風が強いところです
補強と言われても建ててみないとどう補強して良いか解らない
番線と角材で内から補強するしかないでしょうねと言う事でした

2011年12月26日月曜日

ラダーとプロペラシャフトを抜く



朝一番にプロペラシャフトを抜く為にひどく錆び付いたカップリングにCRCをたっぷり掛ける
そうして置いて PSSシールのステンレスを抜くためにプロペラシャフトを掃除
パイプレンチでシャフトを廻らないようにしておいて特殊工具とハンマーでロックナットを取り外す
やっとの思いでプロペラシャフトをプロペラを付けたまま後ろに引き抜く
昼からティラーを取り外しラダーシャフトをラダーごと下に落とす
それらをマリーナのユニック車を借りて工房に運んだ
その後スタンションと船首パルピットを取り外して
パイプハウスを建てる準備をしようとするが
あまりにも風が強く寒くて手足がかじかんできたので中止
時々雪交じりの冷たい雨が降った

2011年12月25日日曜日

パイプハウスの見学



連れ合いが実家のある広島県大崎上島へ墓掃除に帰るというので
僕も急遽仕事の計画を変更してパイプハウスを見に行く事にした
今治からフェリーに乗って1時間半くらいかかる広島県の島
義理の姉夫婦がやって居るトマトのハウス栽培
今まではトマトを頂くだけだったが
昨日はじっくりとパイプハウスを見せてもらい写真も沢山撮った
ビニールハウスと言ってもなかなかあちこちに工夫がされており
完成度が高いなと感じた
間口6メートル長さ50から60メートルのビニールハウスが10棟ほどあり
甘い甘いトマトとキュウリを交互に栽培している
大崎上島のミカン栽培は後継者がおらずほぼ終了という感じで
放棄されたミカン山がツタに巻かれてミカンの木が枯れ
昔のジャングルに還っている
連れ合いの実家のミカン山は見る影もなく完全に元に戻り
イノシシがあちこち掘り返してその辺りを駆け回っている

「竜王」を覆うパイプハウスはどうやって組み立てるのか
やった事のない仕事は不安だが面白そうだ

2011年12月24日土曜日

「竜王」のエンジンを降ろす


朝からずっと膝をついてエンジンを取り外すためにあちこちのボルトを緩める
海水がかかって錆び付きなかなか動かない
やっとの思いで取り外しアンカレッジマリーナの人に手伝ってもらい
毛布と合板で養生した床の上を二人で担いで後方にずらし
ユニック車のクレーンで縦にして吊り上げドッグハウス入り口から取り出した
そのままユニック付きトラックを借りて僕の工房へ運んだ
バッテリーは充電を試みるが全く受け付けないこれはレッコだな
後でビルジ溜まりのビルジを抜いたがヘドロが5センチくらい溜まっていた
今日はシャフトとプロペラを抜き取る
そしてひん曲がったラダーを抜き取って持ち帰るつもりです

2011年12月23日金曜日

「竜王」


宮城県から昨日の朝早くに「竜王」が到着しました
朝一番にアンカレッジマリーナへ行き
早く着いて途中で寝ていたトラックの運転手さんに電話
門の所へ出て反対車線の車にストップしてもらいトレーラーをマリーナに入れる
その後の船台に固定が大変でしたが昼前にはマリーナの人たち全員で何とか固定しました
予約しておいてエンジン屋さんに一番最初にエンジンを見てもらった
エンジンは中央の相当低い部分にあったので一度殆どの部分が海水に浸かったようです
僕が吸気口のサイレンサーを開け
中の錆びている金網でここまで水が来たというはっきりと跡が残っていました
その線は吸気の穴より上でした
オイルレベルも上昇し完全にエンジン内に海水が入っている事が解りました
エンジントップのカバーをはぐると弁が錆びているのも確認しました
ボックスレンチにオーバーハンドルを付けてエンジンを回転させようとしましたが全く動かない
エンジン屋さんによるとこれはだめだなと言う結論です
あげましょうかと言っても要らないスクラップだと言う事ですから本当にだめなのでしょう
3.11からの長い時間が海水に浸かったエンジンを完全にだめにしていました

2011年12月22日木曜日

「花丸」で8.7 knot


昨日朝はヨットにとってベストコンディションの天気だった
単独航で堀江湾を横切り二神島のすぐ前まで帆走
ファーリングしたジェノアジブを展開し
フルメインセールとフルミズンセールで風力3少々
波は殆ど無く快調に走った
スピードメーターがどんどん上がりピークは8.7knot の対水速度が出た
帰りはだんだん風が落ちて入港寸前には殆ど無風状態
それまでの5時間はエンジンを使う事はなかった
オートパイロットも警報音を発しなかったので
風力と行きたい方向とセール角度とセール面積は一致していた様だ
港に帰って鳥の糞で汚れたデッキを洗ったら気温は低いのに海水が温かだった

2011年12月21日水曜日

工房の床


いよいよ「竜王」という45年ほど昔の木造艇の修理が始まります
36フィート(10,8メートル)と大きすぎて僕の工房に持ち込む事が出来なかった
そこで工房は修理の為の材料を作るところにして
実際の仕事はアンカレッジマリーナでやる事にした
冬だしマリーナのある所は風早の地と言うくらい風が吹くところなので
船全体を覆うパイプハウスを建てさせてもらう事になった
昨日宮城県で船運び専用の低床トレーラーに積み込まれたはずの竜王
多分 明日22日か23日にはマリーナに入ってくるはずです
入ってきたら先ずエンジンを降ろして使えるかどうか見てもらいます
そして
パイプハウスを建てるための枠を船台の周りに作ります
その頃から天気が悪くなると言う予報なので
パイプハウスを建てて船を覆うのは天気が回復してからにしようと考えています

2011年12月20日火曜日

JR堀江駅の駅舎とお遍路さん


知り合いを迎えに行った堀江駅の駅舎
僕が初めて堀江に来たときは木の建物だったが
今はコンテナー1つの小さな無人駅になっている
この時は雨が降っており駅舎内に四国遍路をしている若者がいた
お遍路さんも色々で歩き遍路を思い立って始めたが
雨の日はどうにも歩きづらくてもう一度今日の出発点までJRで引き返すと言う事だった
人と話す事が苦手で会社を退職し
違う方面へ進もうとしているそうだが
誠実な話し方からこの人は大丈夫やっていけると思った
来年4月から勤め先は決まっているそうだ
お遍路さんも色々です
若い人も沢山居るし
一人で歩いている人
集団でバスで回る人
外国人も沢山見かけます
冬になると歩き遍路は少なくなります
何か問題を抱えて遍路をしている人が多いように思いますが
そうでもない人も居ます

皆さん生かされて遍路をしているだけでもありがたいと思うようです
お接待を受けて生まれて初めて人に拝まれたとき涙が出たと言う話しも聞きます
四国遍路って何なのでしょうね?

2011年12月19日月曜日

風と潮と花丸



一人で出航する気になり柳原漁港へ行くが

北西の風が強く一人では入港できない状態
出港すれば船と船の間が塞がり一人での入港は困難となる
堤防から外海を見ると風が強く白波が立っている
風力4から白波が立つ
写真の様にヨットだまりの前にある船立て段差が出ておりテンダーを引き寄せる事が出来ない

せっかく来たのだがせっかちな僕は風待ちも潮待ちも出来ないで引き返す
こんな事もたまにはある

太陽は見えていたが寒い一日だった

2011年12月18日日曜日

OPディンギーラダーとセンターボード


OPディンギーのラダーとセンターボードの修理を依頼された
結構シビアーで規則で材料指定があり
その通りにやって欲しいとの事
角の部分何かに当てたのかヒビがあり
サンドイッチにして中に挟んである発泡体に水が染みこんでいる
そのヒビを広げてエポキシで接着し
研いてウレタンクリヤーを吹き付け 塗り直しと言う事になった

2011年12月17日土曜日

鳥害


「花丸」のハードドジャーにカモメの糞が沢山付いていた
船全周にぐるりと釣り糸を張っていたが
この前ジブファーラーのテストをした時に取り外し
元に戻すのを忘れていたら早くもカモメが留まり始めた
今回はスイングアームマウントに乗せたパソコンのカバーを付けに来ただけなのに
ハードドジャーの掃除もしないといけない事になった
鳥たちはとにかく足がかりが良さそうな所に留まろうとする
留まる部分に先が尖った物を立てたり
そこへ来ようとした鳥を見えない釣り糸に衝突させて危ないのだと覚えさせたり
あの手この手を使うが1週間も釣り糸を張るのを忘れていると
又やってきて糞だらけになる

2011年12月16日金曜日

ヨット あげます


この「NIMBUS」という名前のヨットあげますと言う話です
艇種は不明です
おそらく海外で出来た船です
船長は23フィートから24フィートくらい
船倹切れで譲渡証明とそれに必要な印鑑証明はお付けするそうです
アウトラダーの船外機船で8馬力の船外機が付いていますが動かないという事です

長く乗っていないので船底にはカキなどが付いています
動かすなら船底掃除をしないといけません
どなたかもらってくれる人を捜して欲しいと言うのでここに掲載します
もっと写真や情報が欲しいという方は池川ヨット工房までメールでお問い合わせ下さい

2011年12月15日木曜日

太陽光の下でパソコンを見る


船内で使うには何の問題もないパソコンだが
スイングアームでコクピットに振り出して使うと画面がよく見えない
そこで段ボール紙で覆いを作り
その内側に黒色の画用紙を貼った
これで周りからの太陽光は大分遮られる事になる
近いうちに花丸に持っていって試してみる事にしよう
雨や飛沫で濡れるような所ではないので段ボール紙で充分だろう

2011年12月14日水曜日

[AMAGI]帆走写真



松山から尾道へのクルージング途中
斉島(写真の向こうに写っている)の近くで上原さんに会う
「プリマドンナ」と言う船にシングルハンドで乗っていて
写真を撮っていたのをメールで送ってもらった
あまり情報の多くない写真なら一度に5枚くらいは送る事が出来る
浮かんでいるだけでその姿が美しい船だと思ったが
帆走している所もきれいな船です
船首と船尾のオーバーハングは最近の船にはあまり見られなくなったが
ぎりぎりまで水船長をかせいだ船よりも美しいシルエットだと思う

2011年12月13日火曜日

OPディンギーのセンターボードとラダー


発泡体を挟んで外皮はエポキシで整形した
OPディンギーのセンターボードとラダーが
修理の為に持ち込まれた
松山ジュニアヨットクラブの個人艇である
子供のスポーツはどれも親が一生懸命にならないと成り立たない

特にヨットは金がかかるので子供がやりたいと言っても
親の理解がないとなかなか上位では走れない
子供達が大きくなってからもヨットに乗りたいと思える様な指導が望まれる

大学でヨット部に所属していて
大人になってもヨットに乗っている人の何と少ない事か

2011年12月12日月曜日

カタマランTiki-21 の左ラダー


今日は「竜王」の仕事が入って忙しくなる前に
カタマランの取り外して修理していたラダーを取り付ける事にした
写真のラダー取り付けは3箇所ロープで船体と縫い付ける事になっている
普通は金物で取り付けるところだが
Tikiは殆どの接合部分がロープによる繋ぎで出来ている
ステンレス金物は何度も曲げるような力をかけ続けると思ったより弱い
と言う事を経験した僕は接合部分のロープ縛りは良いやり方だと思う
カタマランで一番大切な左右の船体を結ぶビーム材3本もロープできつく縛るだけ
全く南太平洋のアウトリガーカヌーと同じやり方だ
マスト下の補強支えも今日取り付ける
Tiki21後はいよいよ組み立てのみになった

2011年12月11日日曜日

消火器


僕の「花丸」は遠洋の船倹を取ったので3つの消火器を積んでいる
しかも家庭用と違い小型船舶用粉末消火器というのはえらく高い
一つはコクピットから手が届く船内側に固定しているのでまあまあきれいが
後の二つは船尾の物入れハッチを開けたところに固定したので錆びてしまった
どうせ積まないといけないなら本当に使う事を考えて
発火する恐れのある台所やエンジンから離して設置しようと
何時も湿気の多い船尾物入れに設置したが
たった3年でこの写真の様に錆びてしまった
ワイヤーブラシで錆を落とし
CRCの中のシールコートというのを吹き付けてこれ以上錆びないようにした
これで後何年保つのだろう
時には錆を落としてシールコートをする必要がありそうです

2011年12月10日土曜日

ソフトドジャー取り付け



昨日は雨の降る中新居浜マリーナへ
パイプだけ取り付けていた「ながと5」にキャンバスを取り付ける
これで飛沫も寒い風も避ける事が出来る
乗艇回数が上がる事でしょう
それにしても昨日は冷たい雨でした
仕事中は雨が止んで曇りしかも風がなかったので良かったのですが
帰りも又雨になりました
流石に12月ともなると雨も冬の雨で冷たいです
東北や北海道の人に笑われそうですがもうヨットに乗るには寒すぎる季節です
天気の良い風の強くない日を選んで海上散歩くらいにしておきます

2011年12月9日金曜日

スイングアームと航海用パソコン



上の写真は船内側です
こんな感じでバルクヘッドに取り付けたスピードメーターの裏側に収まります
ハードドジャーが付いている花丸では先ず飛沫も何も来ないところです
12Vのバッテリーからそのまま給電
GPSはUSBポートから給電と同時に信号を取りこみデジタルチャート上に自船の位置を示します

スイングアームを回転させるとコクピットの目の前にパソコンが出てきます
一人の時に不安を抱えながら船内に入って手早くパソコンチャートを見るストレスが無くなりました
コクピットからハードドジャーの窓を通して360度のワッチをしながらチャートを確認できます
長距離航海には必要ないでしょうが
瀬戸内海を走るには大変役に立つと思います
もう積み込んで7年にもなる古いパソコンはそのまま予備機として
船内に入って直ぐ右のバルクヘッドに取り付けたままです
ヨットに積んでいるだけで殆ど使わなくても潮風で半分くらいのパソコンがだめになりましたが
7年も全く問題無く動いているパソコンもあるというのは凄い事だと思います

2011年12月8日木曜日

昨日の「花丸 」


スイングアームに乗せたパソコンの予備機を積み込んだ
ついでにジブファーラーで巻き込んだジブセールを写真に写す
これが新しいせいか巻き込みが甘いせいかミズンマストほどの太さがある
これではあまりに風圧がかかりそうなので
台風の時などは全部を取り外して仕舞う必要がある
左隣の隅田さんの船のファーラーは花丸の1/4くらいのサイズに巻き込めている
古くなってセールの紫外線よけが馴染んできたら小さく巻けると思うが
今はいかにも太すぎです
フォアーステーに巻き込まない
セール自体を巻くジブファーラーなので
よほどフォアーステーをしっかり締めていないとセールに巻き込みそうになる
何とか上手い方法を考えないといけない

2011年12月7日水曜日

今朝の工房




昨日は「花丸」へ行ってジブファーラーの巻き取りラインを太い物に交換
強度は細くても充分なのだが引くときに手が痛いので出来るだけ太い方が楽
後は事務的な仕事ばかりで昨日は殆ど何もしなかった
日替わり写真に良い物が無くて
朝表に出て海の写真や工房の写真を撮った
曇り空で光量が足りず余りよい写真ではないが
まあ説明写真としては充分でしょう
工房入り口は観音開きに開く扉が付いている
横幅3.6メートル・縦高さ3.5メートルを開ける事が出来る
毎日開いておく訳にはいかないので東側の通路から引き戸の入口もある
後ろに見えるのが家で隙間は1.5メートルほど
通勤時間は数秒
良いような悪いような朝起きたら眠るまでずっと仕事の感じです

2011年12月6日火曜日

「ながと5」



フォアーステーのクレビスピンが抜け落ちてマストが倒れた「ながと5」
現在新居浜マリーナに臨時係留中
今治で取り付ける事になっていたソフトドジャー取り付けだが
他の仕事と一緒に新居浜でする事にした
往復で4時間以上になる車の運転が僕にとって一番しんどい仕事となる
昨日はジブファーラーを取り付けたままキンクしたフォアーステーを交換
切って持ち帰りワイヤーサイズを測って注文したワイヤーと
フォークターミナルやスエージターンバックルなどを準備
手軽に持って移動できるスエージングマシンを持っているので現場でやれる仕事だ
倒れたときにダメージを受けたライフラインは
スタンションごと抜いて持ち帰り工房で両端をスエージした物を取り付けた
ぴったりの長さだった

2011年12月5日月曜日

ジブファーラーをセット



先日からローラーリーフにするために
友人に上下のローラー金物を頂き
ジブセールに紫外線よけを取り付け
昨日初めてテストをする
上手くいったがコントロールロープが細すぎて引くときに手が痛い
このときは4.5ミリラインを使っているが6ミリくらいに変更しよう
昨日の日曜日は風が弱く殆ど走らないので
ビールを飲んで海上で昼寝をした
堀江湾から脱出する事は出来なかった

2011年12月3日土曜日

工房中二階

工房中二階

何もかも中二階に上げてしまったので
工房床は元の広さに戻った
さて今日から新居浜のマストを倒した船の修理に行こうかと思ったが
部品が揃っていない
それに雨が降っている
と言う事で今日はヨットの仕事はお休みにして家の事をする
あれこれとやりたい事は山積み
どうしてものんびりと何もしない時間を作る事が出来ない
今日辺り何もしないのに良い日だと思うが・・・・

2011年12月2日金曜日

工房内片付け


昨日の朝は寒かったが今日は風も弱く暖かい朝です
長くかかったカタマランの修理も一応終わりました
今から始まる仕事のために工房を片付けました
カタマランの繋ぎビーム3本とマストを中二階に持ち上げ
エンジンベットなどがある左右の繋ぎ板も中二階の通路にあげた
カタマランから取り外したロープやシート類を洗濯機で洗濯して
きれいに乾かしてからまとめた
工房内でカタマランを組み立てて外に出せるだろうと思っていたが
横幅は観音開きの扉よりも少し広く組み立てたら出せない事が解った
組み立てるのは外に出してからにする

2011年12月1日木曜日

フォアーステー交換



フォアーステーの下側クレビスピンが抜け落ちて倒れたヨットの修理
不幸中の幸いマストやジブファーラーそのものにはダメージはなかったようだ
ジブファーラーを取り付けたフォアーステーがキンクしているので取り替える
とりあえず同じサイズの物を作るためにワイヤーを切断してファーラーから引き抜き持ち帰る
後の大きな被害はブームのグースネック部分リベットピンが飛んでソケットが抜けている
ピンの径と長さを計って注文する
もう一つ大きなダメージと言えるのは
マストが倒れかかりライフラインに力がかかったのでスタンションが曲がった
持ち帰って計測するがもう既に製造されていない物で
長さも市販のものより3センチほど長い
仕方がないので現物を修理する事にした

ライフラインもスタンション部分でワイヤーがささくれている
左舷のライフラインとスタンションをまとめて取り外し持ち帰った
往復4時間と少しかかる新居浜出張は
車の運転が嫌いな僕としては苦しい仕事となる

2011年11月30日水曜日

カタマラン補修終了



カタマランの補修は一応終了した
昨日は写真の一番下に見えるティラージョイント
左右のティラー・そして左右船体の二分割メインハッチ
そして天井からぶら下げてメインセールのガフブームを塗った
これで補修と塗りが全て終了
後は組み立てて試走するだけになった
さて何時にするか考え中
今日は新居浜マリーナへ出張仕事です

車の運転で疲れ果てるのは出かける前から解っています
若いときは東京から一気に松山まで12時間を走り通した事もありましたが
今では1時間も走ると疲れます
その点ヨットは何日乗っても疲れないので良いです

2011年11月29日火曜日

カタマランのハッチ 後は塗り



カタマランのボロボロに腐っていたハッチの修理が終わる
後はハッチ4枚と左右のティラー&ティラージョイント
そしてメインセールのガフブームを塗れば一応カタマランの補修は終わる
一度組んでみるつもりだがその前に受けたドジャーを取り付ける仕事がある
後2~3日でキャンバス部分が出来上がって来る
いよいよ全力で「竜王」の修理にかからねばならないときが来たようだ
竜王を乗せる作業船台を採寸に行き小屋がけの準備・情報収集にかかる
大きさは幅5メートル・高さ4,5メートル・長さ12メートル
カラートタンも考えたが値段がかかりすぎる
テント倉庫も見積もりをしてもらったがこれも高い
愛媛県でよく見かけるハウス栽培のミカンを覆うビニールハウスはどうだろう

2011年11月28日月曜日

中島大浦港



昨日は一人「花丸」を出港させる
朝井さんと連絡を取り中島大浦港へ行く事にした
後から「MARIMBA」ブルーウォーター33の阪田さんもやってきた
朝井さんはヤマハ26だが腕がよいのか船底がきれいなのか結構早い
僕と阪田さんはよたよたと出港してなかなかコースが定まらなかった
花丸はニュージーランドへの航海でセールが紫外線にやられ老化している
それで短い停泊中もバサッとセールカバーをかけておく事にした
次の長期航海では少なくともメインセールとインナージブは作り替える必要がある
ヨットって本当に金食い虫ですね

2011年11月27日日曜日

カタマランのハッチ補修


Tiki-21カタマランの左右にあるハッチ
真ん中で半分に分かれるようになっていて色々な置き方が出来る
片方をもう一方に重ねて半分だけ閉めておく事も出来
斜めに持ち上げて補強の横桟にかけてスプレーカバーになったりもする
色々なところに面白い工夫が見えるカタマランです
寒くなったのでエポキシを使うときはストーブで暖めで使う事にした
カタマランの補修もいよいよ最終段階
残り2日もあれば全ての塗りも終了する所まで来た
「竜王」が松山に来るまでに終わらせようと思っていた通りになりそうです
後残す仕事は頼まれたソフトドジャーの取り付けです

それが終われば僕の工房に入りきらない竜王を修理するためのテント小屋を作るつもりです
幅4500・高さ4000・長さ12000という小屋は何で作るのが一番簡単か色々考え中です
調べたところ今のところどうもビニールハウスが一番手っ取り早いみたい

2011年11月26日土曜日

スイングアームマウント



花丸の右側入口にスイングアームマウントを取りつける
C-nap4が入った電子海図とGPSで航海をするため
今まではトイレの後ろバルクヘッドに14インチの普通のパソコンを取り付けていたが
それでは毎回船内に入って操作をするのでワッチがおろそかになる
このパソコンは1.1キログラムと軽くてしかも12Vそのままの電源で動く
太陽光の下でパソコン画面を見るのはちょっと難しいので
その辺りの工夫は必要だと思うがこれで船内に入らないでチャートワークが出来る
こんな事が出来るのも雨風を防ぐドジャーがあるからこそだろう

昔 朝晩5つも6つもの星を捕まえて毎日天測で自分の位置を出していたのは一体何だったのか
もう後戻りは出来ない電子海図に慣れていくしかないなと思う

2011年11月25日金曜日

今朝の通路



カタマラン左右船体の間を埋める板
手前の穴が開いているのは船外機エンジンが載る部分
奥の二枚は船体のRに沿わせエンジンが載る部分の左右に取り付ける
これら3枚の板の上を人が歩くのでノンスリップサンド入りのペイントを塗った
勿論目に優しく濃さを調整した少しグレーがかったノンスリップペイントだ
工房内では3本の繋ぎビームの上側にもノンスリップペイントを塗った
歩く部分には船体も含めみんなシリカサンドが入った滑りにくいペイントを塗る
後はハッチの腐った部分を直し
それにウレタン白を塗れば殆どの仕事が終了する
一度天気の良いときに組み立てて浮かべ試走する

2011年11月24日木曜日

小物にウレタン白塗り



3本の繋ぎビーム・マスト・エンジンベット
等にウレタン白塗り
両方のティラーやそれを連結する棒やガフブームは
まだサンディングが終わったばかりで塗りは出来なかった
ガフブームのスカーフ繋ぎで伸ばした部分に低粘度エポキシを塗るのが先
雨が降った後なのでハッチカバーの接着補修も出来なかった
今日は連れ合いの誕生日、二人揃って60歳
よくぞ60年も生きてきたものだ
この調子ならあっという間に70歳になりそうだ
仕事とヨットに乗る事は僕にとって同じように楽しいが
体と頭が動いている限り好きな事をしようと思う

2011年11月23日水曜日

ハッチふた 腐れ



金具で二連繋ぎになったふたが腐っていた
極薄い合板に無垢材で枠を付けたようなふたで
それを二つ連結金具で繋いである
腐った部分を取り除き接着用エポキシと
低粘度エポキシにマイクロバルーンを混ぜたパテで補修しようと思っている
それにしても合板の防水処理は完全にやっておかないといけない
と言う事がよく解る腐り方だ
昨日は繋ぎ材3本とエンジン台とその両側の板材を塗った
ウレタンを半日塗っていたので活性炭マスクの吸収缶を替えた

2011年11月22日火曜日

トリマラン繋ぎ材サンディング



船体を天井に吊り上げたトリマランの繋ぎ材をサンディング
一番右の繋ぎにはマストが乗っかるので
下側にトラスの突っ張り部分が突きだしている
そのベースが腐っていたので新しくチークで作り直した
続いて右舷と左舷の船体隙間を埋める3分割の板をサンディング
後はハッチの腐った部分を取り除き新しく修理する準備
あっという間に一日が終わる
次の大仕事「竜王」の段取りを考えてあちこちに電話
なかなか小屋がけの良いアイデアが浮かばない

2011年11月21日月曜日

花丸2ポイントリーフ



朝06:00には風が収まると言う天気予報を信じて柳原へ行く
天気予報は的中して殆ど無風の構内で花丸を出航させることが出来た
外ではいきなり風が強まり8メートルから10メートル毎秒
直ぐにメインセールを2ポイントリーフして帆走開始
インナージブと2ポイントリーフメインとミズンセール
堀江湾を7ノットを超すスピードで安定して走る
昼前には朝井さんの刺身を狙って興居島由良港へ入港
アルページュの天野さんも入港していて
みんなで花丸に集まり昼食
その後散歩で山越えをして島の北側まで「春一番」を見に行く
帰りは2ポイントリーフのメインとインナージブだけでクォーターリー7ノットをキープ
いよいよ冬近し 風が強い一日だった

2011年11月20日日曜日

ドジャー型取り



新居浜マリーナでヨットのソフトドジャーの型取り
ブルーシートを使ってパイプの骨に会わせ実際のキャンバスの型を取る
少しずつガムテープを貼りながら合わせていく
大体合わせたらもう一度しわを取りガムテープを貼り直す
出来上がったら両すそと前側はマジックで切る部分を線引き
そっとパイプからガムテープを取り外し
ソフトドジャーの型取りは終了
往復4時間車の運転で疲れ果てた

2011年11月19日土曜日

繋ぎ材サンディング&修理



カタマランの船体二つを天井に吊り上げておき
その下で繋ぎ材3本をサンディング
マストを立てる繋ぎ材の下補強材が腐っており
その部分を削り取って新しく作り直す
ガフブームを伸ばすためのスカーフ繋ぎは上手く言っていた
このカタマランをくださった藤田さんが大阪から来られて
図面を見ながら細部について話しをしてくれる
やっと全体像が見えて来た
色々なところに設計者の工夫が見られるなかなか良い船だ
今日は雨の中新居浜マリーナへ行って先日のドジャーキャンバスの型取りをする
どうすればきれいな型が取れるか考え中
先ずは雨を避ける方法を考えないといけない

2011年11月18日金曜日

マスト サンディング




両舷の船体に船底塗料を塗り
中央に見えるマストを工房に持ち込んでサンディング
左に見えるのは3本の繋ぎ材
曲げのあるH鋼のようになって居てそうとうな強度があるものだ
これらは今日からサンディングする予定です
それ以外に昨日はガフブームを延ばすためのスカーフ繋ぎもやった
写真一番奥 観音開きの扉にもたせかけているのはその他の小物達
今日は雨だと天気予報が言うので濡れてはしばらく磨けないだろうと工房に入れた
今日はこのカタマランを僕にくれた大阪の藤田さんが様子を見に来られる
横浜から「蝉丸」の添田さんも来ることになって居る
土日どちらかには「花丸」に乗るつもりだが残念なことに雨みたいだ

2011年11月17日木曜日

カタマラン両舷内側塗り




カタマランの両舷内側の塗りを開始しました
先ずは120#サンドペーパーでサンディング
次に塗らない部分にマスキングをしておいて船体ウレタン白塗り
スケグラダーの内側の面からも低粘度エポキシを注入した
いよいよ今日は船底塗料を塗って両舷船体は一応仕上がりと言うことになる
これらを天井に吊り上げておいて
明日からはいよいよ小物の塗りにかかる

2011年11月16日水曜日

ノンスリップペイントと船底塗料




写真はカタマランの左舷です
内側に向かって倒してあります
この状態で出来る部分の塗りは外側半分です
デッキのノンスリップペイントと船底塗料を外側半分だけ塗りました
船体白色ウレタン塗りも半分しか終わっていません
今日は内側の面が上になるように左右の船体をひっくり返して
先ずはサンディングして船体白色ウレタンを塗ります
出来れば小物のサンディングも始めるつもりです
ガフブームの長さが少し短いというのを
元の持ち主 藤田さんにお聞きしたのでそれを少し伸ばす事もしたいと思います

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