2010年12月31日金曜日

メインシートトラベラー


ドッグハウスコーミングの後辺 
頭の部分の幅を広げそこにトラベラーを取りつける事になった

又もや特別に作った6ミリの長いキリで穴を開ける事になる
これが最後だろうから失敗しないように慎重に開ける
14本全部成功したがボルトを入れて見ると2本だけボルトの長さが不足する部分がある
もう2本6ミリ皿ボルトに寸切りボルトの長いのを溶接する必要がある
ウインチ取りつけ8ミリボルトも予想に反してデッキフレームの上に出てきたところがあり
2本だけ今より60ミリ長い寸切りボルトを溶接しないといけない
昨日はスターンハッチとスライドハッチとその戸袋ガラスクロスをサンディング
痒くてたまらなくなり早めに仕事を終えた
今日は年の終わりせめて工房内大掃除をしよう

2010年12月30日木曜日

スライドハッチとスターンハッチ


スライドハッチとその戸袋そして船尾物入れ蓋をガラスクロスコーティング
一番手前がスライドハッチ
真ん中が船尾物入れ蓋
角の部分けっこう大きめのRをつけているがガラスクロスが弾いて積層に手間取った
普通の樹脂ではなく低粘度エポキシだからなかなかなじまないと言う事もある
最後はサランラップをかけておいて厚紙を当てその上から押しピンで押さえる
今朝は早くも雨が降り初め湿度が一気に上がった

2010年12月29日水曜日

メインシートトラベラー


一昨日接着したスライドハッチ類はバリッと硬化していた
埋め木の頭を切ってガラスクロスを張る為に全周にRをつける
さてガラスを積層しようという段になって昼まで晴れていたのが嘘のように雨
しかも台風並の荒れようで海は波で真っ白になった
仕方がないのでメインシートトラベラー取りつけ部分チークを完全に合わせ
接着寸前まで仕上げる
寸法を測って取りつけボルトをネジ屋さんに買いに行く
寸法が長すぎるので寸切りボルトを買って溶接して伸ばす事にする
もう正月が近い昨日から休みのところもある
僕は開店休業でも全く休むと言う事はしないつもりで居る
別にこれをして遊ぼうという目的がない今は仕事をするのが一番楽しい

2010年12月28日火曜日

スライドハッチ&戸袋のチークを接着後暖房

スライドハッチ&戸袋のチークを接着後暖房
スライドハッチ滑り部分や戸袋枠部分仮取り付けのチークを
木ネジをいったん取り外して接着用エポキシを入れて本取りつけ
完全に温度不足なのでエポキシはストーブの前で長時間混ぜ
接着後にはビニールをかぶせた上に毛布を二枚重ね布団乾燥機で暖房
エポキシは初期硬化が大切なので最初の10時間ほど
布団乾燥機のタイマーをガムテープで回らないようにしてずっとスイッチが入った状態にし
別のタイマーを10時間セットして暖める
暖気は流れるように入っていく方と出る方にも吹き出し口を確保する
これで今朝はバリッと硬化しているはずだ
今日はメインシートトラベラー部分の取りつけ穴を開けた後チーク接着をする

2010年12月27日月曜日

スライドハッチ戸袋制作




6ミリ合板を3枚接着して作ったスライドハッチ天板
あまりに厚いのでプレーナーで15ミリまで厚味を落とした

スライドハッチ厚味の12ミリだと少し歪む感じがあったが
15ミリだと人が乗っても歪む感じはない

昨日は他にコクピット座の周りを押さえる回り縁を入れ
スライドハッチの取っ手を作り
グレーチングと落とし戸外注のための寸法入り指示書を書いた

今日は布団乾燥機で温度を上げてスライドハッチと戸袋のチークと合板を
テーブルの上で接着しようと思っている
メインシートトラベラーレール取り付けの穴開けもやる

2010年12月26日日曜日

スライドハッチ仮組立




昨日はオーナーが来られてスライドハッチ部分のチェックをすることになっていたので
大急ぎでスライドハッチ部分を組み立てた

スライドハッチに合わせて戸袋とドジャー枠を作る取り合わせについて話し合う

左右のトーレールは古い天城のチークが使えそうなのでそのまま使える部分は使うことになる

メインシートトラベラー取りつけ位置はコクピットコーミングの後辺上に取りつける事に
取りつけ穴は200ミリほどあるチーク板の上なので長いボルトでデッキまで15本ほど縫い付けることになる
大分慣れたとは言え長穴開けは緊張する仕事だ
ボルトもそんなに長いのはないので寸切りボルトを溶接する必要がある

2010年12月25日土曜日

コクピット座チーク目地





コクピット座のチーク目地黒色シーカフレックスで埋めた物をサンディングで平す
中腰のかがみ仕事なので長時間は無理
少しずつサンディングして昨日やっと終わった

ドッグハウス入り口の差し板を差す部分も仮留めが終わる
差し板とコクピット床のグレーチングは外注に出すことになっている

今日か明日にはきちんとした寸法を伝える必要があるので急いでいた
床のグレーチングも古い天城の物を1/3だけ使う事になり現場に合わせて入れる

これでデッキ周りをチーク張りにしたら
そんな船は今時ないだろうという美しい木造船になるだろう

2010年12月24日金曜日

ドッグハウス入り口材料木取り





コクピット座席の黒色シーカフレックスシーム部分を
ナイフカットの後サンディングして平滑に平す

寒いので中まで硬化していない部分もあり半分くらいしかサンディング出来なかった
黒色シーカフレックスは車のタイヤみたいな堅さになるので
電動工具ではサンディングは難しい強力なエアーサンダーを使う

その後寸法取りしては木取りをし現場に合わせてみると言うやり方で
コクピットからドッグハウスへの入り口枠を作る
接着が出来ないほど湿度が高かったので全て木ネジの仮留めとなる

スライドハッチ部分の取り合わせも確認しながら仕事を進めた

2010年12月23日木曜日

コクピット座チーク張り終わりドッグハウス入り口にかかる





やっとコクピット座席部分のチークを張り終えた
黒色シーカフレックスのシームを入れドッグハウス入り口部分にとりかかる

考えていなかった部分で沢山のチーク材を使ったので
このままではデッキ全面チーク張りのチーク材が不足するのは明白
もう一度どれだけ必要か確認して最後のチークを発注する必要がある

今日はドッグハウス入り口枠とスライドハッチ部分の大まかな合わせをやる
昨日も夕方ほんの少しだが雨が降り湿度は高いままなので接着は明日にする

2010年12月22日水曜日

コクピット座チーク張り&目地埋め





昨日は朝から冷たい雨が降り工房全体が寒かった

左右の重りが乗っている部分のチークをコクピットコーミングから突っ張り
固定しながら接着用のシーカフレックスで座席に接着

一昨日接着が終わった部分の目地に黒色シーカフレックスをシーカ注入専用のエアーガンで注入
これは優れもので引き金を引いている間はシーカフレックスを押し出すが
引き金を放すとほんの少し引き戻し手動ガンの様に一々押す力を抜いてやる必要がない

これで足場が固まったのでスライドハッチ部分に本気でかかる事が出来る
まだスライドハッチを取りつける前に入り口枠全体の材料を切り出さないといけない
けっこう部品点数も多く時間がかかりそうだ

2010年12月21日火曜日

コクピット座チーク張り&スライドハッチ部分スタート





最初に張った右3枚に沿わせて外に向かって右側へ張り増し
ラダー金具を留めて前後の短いチーク板を張り
それに合わせて左側最初の板をコクピット凹み分凹ませて加工
左座席4枚分を接着する

チークの板が少しだが反っているのでいちいちクランプや端金で修正する必要がある
真っ直ぐになったところで一斗缶を乗せて上から押さえ込む

昨日はコクピットチークを限界まで張ったので
次はスライドハッチ部分部品として作りだしていたチーク材を加工して合わせる
スライド当たり部分の金物も直ぐに発注する必要がある

今日はコクピットチークを張り終えるつもりでいる


2010年12月19日日曜日

コクピット座席チーク張り






右舷コクピット凹みから3枚分はチークが綺麗に接着出来た
後はこれに沿わせてどんどん張ればよい



昨日は香川県仁尾マリーナで54フィートの船体補修
16日ほどではなかったがやはり風が強く水研ぎの水は冷たかった

うどん大好きの僕は久しぶりの香川で美味しいうどんにありつけて大満足だった

今日も香川県仁尾マリーナへ行く
外仕事は暑かったり寒かったりつらいことが多いが気分転換には良いものだ
仕事が思ったより早く片付いたので朝一番に残りの修理を済ませ
午後には廻航して堀江まで船に乗って帰ることになった


2010年12月18日土曜日

アクリル窓制作




「天城」ドッグハウスコーミングに取りつける窓を8ミリ厚のアクリルで作る
8ミリブラウンスモーク住友スミペックという紫外線に一番強い物を仕入れる
随分値が張る物で加工には細心の注意を払った

カットは新しく刃を替えて一番良いジグソーで
角 面取りは新調したチップ刃のころ付きトリマーで
留め穴開けはボール盤で慎重に慎重に開ける

それでも一枚失敗して小さいヒビが入った
結局材料は半分くらいしか使わなかった



昼からはコクピット凹みのチーク枠接着固定した後

座席部分にチークを張り始める
板が反っているので修正しながら昨日は3枚しか張れなかった
これらが固定できれば次からはどんどん張っていける


今日は朝から香川県 仁尾マリーナ に出張修理に行く
明日日曜までにはFRPの補修仕事を終わらせたい


2010年12月17日金曜日

香川県仁尾マリーナ





「天城」以外の修理仕事で寒風吹きすさぶ中香川県仁尾マリーナへ
前日に別の人が廻航していて上架出来なかった54フィートを上架しに行く

本格的な仕事は土日と言うことになる
左船体2/3くらいに渡る引っ掻き傷の補修

あまりに背が高く足場が悪いので仕事がやりにくそうだ

写真はレールに乗った船台がだんだん上がってきているところ

2010年12月16日木曜日

スライドハッチ&ドジャー台





スライドハッチ部分とソフトドジャーを取りつける台の材料を木取り
細かい加工をしていよいよ現場で取りつける寸前まで仕上げる

昨日は昼からドッグハウス天井にインタープロテクトを塗った
あまりに気温が低かったので久々に大型スポットヒーターを20度に温度設定して稼働

工房全体が20度にはなったがとんでもない臭いで活性炭吸収缶付きマスクをしていても頭が変になりそう
集塵ブースを回して強烈な臭いを追い出した
今朝見てみるとインタープロテクトはきちんと硬化していた

2010年12月15日水曜日

ドッグハウス天井磨き





ドッグハウス天井マイクロバルーンエポキシパテをエアーサンダーでサンディング
コーミングのチーク面との堺を無くす
工房中がホコリだらけになったので集塵ブースを働かせておいてブロアーで掃除


これでインタープロテクトが塗れるところまで来た

ウインチ取り付けの8ミリ穴を開けるのはエアードリルでは力が弱くて開かなかった
工場にある最大の電動ドリルで開けた

スライドハッチ部分の木取りを始めたが昨日は時間切れ
沢山チーク材を使う

2010年12月14日火曜日

ウインチベースを取りつけ準備




ウインチを分解してウインチ取りつけ準備

大きい方のウインチは8ミリ皿ボルト
小さい方は6ミリ6角ボルトで取りつける

溶接して伸ばしたキリを使い300ミリ以上有る穴を船内へ向かって開けねばならない
溶接してあり切り粉が上に出てこないのでなかなか穴が開けにくい

今日は疲れているのか腰が痛く起床が遅くなったので朝食が先になる

ドッグハウス天井のマイクロバルーンエポキシパテ磨きから始める


2010年12月13日月曜日

ドッグハウス天井クロス目を埋める





ドッグハウス天井をエポキシライニングしたガラスクロスの目を埋める

低粘度エポキシにマイクロバルーンとアエロジルを混ぜて粘度は低いが垂れないパテを作って
幅の広い金ベラでガラスクロスの目にパテを扱き込む

次はコクピットの座席をチーク張りにする為に
以前に作っていたチークを加工した板を中二階に持ってきて寸法切り
周りは縁回しを回すのできちんと合わせる必要は無いが
コクピットの凹み部分の縁は縁取りにぴったりと合わせる必要がある

先に縁取りを作って固定してからだなあと考えている
昨日寝ながらその仕口をどうやればよいか思いついた


2010年12月12日日曜日

ドッグハウス天井サンディング




ドッグハウス天井低粘度エポキシをサンディング
エポキシは硬くておまけにガラスクロスが入っているので痒い

7馬力のコンプレッサーがフル回転しないと使えない強力なダブルアクションエアーサンダーを使い
何とか大まかなサンディングを済ませ
次はやはりエアーのベビーサンダーで細かいところをサンディング

全部終わったときにはデッキのRが付いた部分で踏ん張ってかがみ仕事を続けたので腰痛が始まりそう
おまけにサンディングの粉が顔や足首や手首に付いて痒くなり
近くの権現温泉へ直行ゆっくりとお湯の中で手足を伸ばしサウナで汗をかいてガラスの痒さを無くした

スライドハッチ部分の木取りにかかろうとして古い天城図面から寸法を拾い出したらあまりに大きい
それで僕がスライドハッチ部分寸法入りのお絵かきをしてオーナーにメールで送り
どうしたらよいか問い合わせた

今日はコクピット座席にチークを張る事をしようと考えている
それとスターンハッチの合板にエポキシでガラスクロスをライニングする


2010年12月11日土曜日

ドッグハウス天井ガラスクロスライニング



ドッグハウスの天井をガラスクロスを使って低粘度エポキシでライニング

少しの擦れや衝撃でいきなり合板がダメージを受けるのを防ぐ役割
これで昔の船とは違い合板がいきなり腐り始めると言う事はなくなる

小さいコーナーはガラスが弾いて空気が入りなかなか沿わせることが難しいが
上にクッキング用のラップをかけると空気を吸い込まなくなり小さい角もカバーできる

昨日は同時にウインチ台下チークプロックの埋め木も接着した
それでコクピットコーミングが格段に強度を増した

今日は痒くてたまらなくなるガラスの磨きと
スライドハッチ部分のチークを木取りする

雨が降るという予報通り曇っているので昨日無理をしてエポキシの仕事を終わらせたのは正解だった


2010年12月10日金曜日

ウインチ台下埋め木合わせ




ウインチ台ベース下に入れるチーク積層ブロックをきちんと合わせて削り
左右4個のプロックを木ネジで固定
一度入れると凸凹を研くのが大変だから入れる前に完全につるんとした面に仕上げる

コクピットコーミングから出しているクリートを取りつけるベースとウインチベースの間を埋め木
その上にウインチベースを乗せて木ネジ固定

接着をしようとしたが湿度が70%を超えていたので中止

船尾ハッチ枠を接着していた部分の整形で一日が終わり

ウインチ下補強は下駄を履かせたような格好の悪いステンレスでやっていたはずだ
チークのブロックをきちんと合わせ入れるのは至難の業だった


2010年12月9日木曜日

ドッグハウス天井ガラスクロスライニング




ドッグハウス天井にガラスクロスを低粘度エポキシでライニング

低粘度エポキシを先に合板に塗っておいて
その上にガラスクロスを置きさらに低粘度エポキシを垂らして大きいヘラでガラスクロスに染みこませる

極端に曲がった部分はガラスが跳ね上がるのでクッキング用のラップをかけて空気が入らないようにして押さえる
それでも跳ね上がる部分には押しピンを打って押さえ込む

半分くらいライニングをしたところで小雨が降り始め中止する


2010年12月8日水曜日

ウインチ下補強埋め木





ウインチ台の下ウインチが取り付く部分の下をチークのブロックを作って埋め木

写真は左舷のウインチ台です

これを削り出すのは一苦労でした
まだサンディングをしていない状態なので綺麗ではありませんが
きちんとサンディングをして塗れば綺麗な物に仕上がるでしょう

頭はドッグハウス入り口のスライドハッチと船尾物入れと
コクピットとデッキのチーク張りの方に向かっています

2010年12月7日火曜日

合板積層接着




船尾物入れハッチ・スライドハッチ・スライドハッチケースと3種類の強い合板が必要になり
残っている6ミリ合板をエポキシで積層接着

作業台の上に重ねて置いてありとあらゆる重い物を上に置き接着するまでの重しにする

その前に朝一番に接着した大きい方のウインチ台下チークブロックもクランプとともに重しにする
ほとんどは一斗缶だがH鋼の切れ端やら60個ほどある鉛の魚型ぶんちんやら重い物を運んでは乗せた

それ以外にはドッグハウス天井合板の木口につけたマイクロバルーンエポキシパテをサンディングしておいて
ドッグハウス天井を全て覆うガラスクロスをカット

今朝は星もなく随分暖かいので雨かも知れないがもし降らなければガラスクロスのライニング

雨が降ればウインチベースのチークブロック合わせ等残っている木工仕事を進める
まだ細かい仕事は沢山有るがいよいよ先が見えて来たという感じです

デッキとコクピットにチークを張るためのシーカフレックスもそろそろ注文する必要がある
チークを張る面積を計算するとおよそ12平方メートルあった

2010年12月6日月曜日

宇和島へ



昨日は10:00出発で一日遊ぶつもりで宇和島の友達宅へ
意味もなく車を運転して遠出をしたのは何年ぶりだろう

若いころは四万十川へ毎月のようにキャンプに行ったが
今は車の運転をするのがおっくうになり宇和島までの高速1時間30分が遠く感じられた

昼間から友達の奥さんとビールを飲み
(友達も僕の連れ合いも一生分飲んだので今は飲めない 飲まない)
90歳のお父さんと山間の温泉につかりすっかりリラックス

あまりにもゆったりしすぎて写真を撮る事も出来なかった

今日の写真は無しです

2010年12月5日日曜日

ウインチ台埋め木接着





暖を取っていたストーブの前にウインチ台埋め木をエポキシ接着した物を集める

ジブセール用のウインチは4個ある
そのうち小さい2個のウインチ下埋め木は高さ方向に接着して大きな塊とする
大きい方のウインチ下埋め木は長さ方向の接着が先
今日は高さ方向の接着をするつもり

昨日はオーナーが来られてドッグハウス入り口やスライドハッチの仕口を打ち合わせ
出来るだけ元の設計図の通りに作る事になる

そうか今日は日曜日だウインチ台の塊を接着したら久しぶりに仕事は休む事にしよう

2010年12月4日土曜日

ウインチ台埋め木&ボルト頭に袋ナット



ウインチ台埋め木



コクピットコーミングの左右にあるウインチ取りつけ台の下をチークで埋め木することになった
前の天城は厚味のあるステンレス板を曲げて補強を作っていたが
今回は図面通りウインチの下を全部木で埋めることになった

湿度が高くてまだ接着は出来ていないが一応製材は終わった

ボルト頭に袋ナット



船内ではコクピットコーミングを取りつけるためにデッキビームに合わせて縫ったボルト頭

30ミリから40ミリはみ出ていたボルトにダブルナットかけ
出ている部分をサンダーで切り
ダブルナットの外側のナットを抜いて切り口を整え袋ナットをかけた

これが狭いところで危ないサンダーを使 いなかなか袋ナットもかけにくいので後回しになっていた仕事
やっと昨日全てが終わりホッとする
2箇所ほどサンダーで切って真っ赤に焼けたボルトが落ちてペンキが焦げた(塗り直しだ)

2010年12月3日金曜日

コクピットコーミング埋め木




コクピットコーミングのチーク材を木ネジ止めした穴を埋め木
けっこうな量で埋め木を作り直さないと不足した

ウインチ台の下デッキまでを埋める補強のためのチーク埋め木を製材
古い天城から取り外したチークも使う事にして製材
それにしても大量のチーク材が必要だった

さてドッグハウス天井にかかろうとマスキングしたところで雨が降り始め
あっという間に湿度はぐんぐん上がり85%になったので
エポキシを使う仕事は中止

ドッグハウス入り口のスライドハッチや落とし戸そして船尾ハッチふたの仕口を考える


2010年12月2日木曜日

コクピットコーミング





コクピットコーミングの内側に補強とデッキとの繋ぎ目隠し化粧チークを入れ
コーミング上に縁回しを回したところで昨日は時間切れ

プレーナーの刃がチーク加工で切れなくなり研ぎに出したところだが
又もやウインチ台下の補強でチークをプレーナーかけする必要がある

昨日は時間が無くてウインチ台のチーク材木取りにはかかれなかった
今日は製材から始める

それとドッグハウス天板合板の木口をエポキシ浸透させて埋めること
冬用の低粘度エポキシが来るのが午後になりとりかかることが出来なかった
ドッグハウス天井ライニングのガラスクロスも切って準備すること
それくらいで今日の仕事は終わりかな
もしかするとガラスクロスライニングにかかれるかな

2010年12月1日水曜日

ウインチ台クリート台接着






長く準備にかかったウインチ台とクリート取りつけ台を
寸切りボルトと木ネジで接着取りつけ

ナット穴を埋める埋め木もそんなに大きい市販の木栓キリが無いので木栓を手作り
板の木口で木目横方向に木栓サイズの四角い棒を造る
それを治具の上に乗せて8角16角とカンナで角を落としていって
最後にペーパーをかけて木の繊維方向が横向きの丸棒を作る

木栓もたたき込んで頭を切り飛ばしはみ出たエポキシを拭き取る


残るはコクピットコーミングの縁回しとウインチ取りつけ部分下の補強埋め木
今日中に何とかやり終えたい


半月も前に注文した冬用の低粘度エポキシがやっと今日届くそうなので
ドッグハウスのガラスクロスコーティングも始めよう
その前に合板木口にエポキシを浸透させマイクロバルーンパテで木口を埋める仕事がある

2010年11月30日火曜日

コクピットコーミング部材固定




コクピットコーミングの部材をエポキシとボルトナットと木ネジで固定にかかる

20日のマスト計測からずっとコクピット部材の切り出しや合わせ仕事
留めつけボルトも随分長いので一本ずつ寸法に合わせて作らないといけない

後二日くらいでこの部分は出来上がるだろう
次は大仕事のスライドハッチと差し板部分
それと同時進行で船尾物入れハッチも作らないといけない

チークデッキ用に買ったチーク材がだんだん少なくなり不安になる


2010年11月29日月曜日

コクピットコーミングとドッグハウスコーミング




コクピットコーミングとドッグハウスコーミングの合わさった部分
接着してチークの塊を作り繫ぎ目の三角部分を埋める

良い合板が無く良い接着材がなかった時代
この辺りの接合は苦労しただろうなと思える

マストステーの計測が終わり少し落ち着いて仕事がやれるようになったので
今は毎日快調に仕事をしている

こんな難しい手の込んだ部分は落ち着いて仕事をしないと失敗したら取り返しが付かない
今日もコクピットコーミングの仕事


2010年11月28日日曜日

コクピットコーミングボルト固定




コクピットコーミング シーカフレックスをデッキとの間に挟んでボルトで固定
下準備をしていたので思ったより簡単に固定できた
クォーターバース天井に突きだしたボルトを切って袋ナットをかけるという仕事は後回し

一日中ストーブを燃やしながら
ドッグハウスコーミングとコクピットコーミングの三角隙間を埋めるチーク材を接着

天城解体の時に一番腐っていたチーク材がこの部分
チークの塊をいい加減に三角に切り取って隙間だらけで詰め込んでいたので
真水が入ってどんどん菌が繁殖してチークといえども腐らせたようだ
今度は完全に接着し隙間は低粘度エポキシで密封するつもりだ

又もや膝を曲げたかがみ仕事が続いたので腰が怪しい


2010年11月27日土曜日

コクピットコーミング





コクピットコーミング船尾側の板も作り
寸切りボルト長さを合わせて切断

切断部分をグラインダーでならしダイスでネジを切り直してナットが入るように加工
30本ほどのボルトとナットを溶接して固定
船内側ナットで締めて切断後袋ナットを入れ危なくないようにする

昨日はまだ下準備で留めつけることは出来なかった

今日はコクピットコーミングチーク材の底の面にシーカフレックスを入れて止めつける

あちこち仕上がっていない部分はあるが大きな道筋を先に付けておいて
後からだんだん仕上げる事にする

徐々に船らしくなってきた


2010年11月26日金曜日

コクピットコーミング仮留め




コクピットコーミングに開けた長穴をガイドに
デッキフレームに向けて特別に作った600ミリキリでデッキに穴を開ける

コクピットコーミングにはそれぞれデッキビームの位置下側から上に向かって垂直の穴を開けてある
写真右の寸切りボルトを差し込んだ部分には垂直を示すマスキングテープが貼ってある

それでもコクピット部分のデッキビーム巾は30ミリしかないので
ぎりぎりビームの間にボルトを出すのがやっとだった

今日はこれらのボルトを切って本締めすることから始める
切ったボルトの残りで左のまだ仮留めが終わっていないコーミングを留め
それを切ったボルトの残りで船尾のコーミングを留める

全部留め終わったら残りの寸切りボルトでコーミングの上にウインチ台を取りつける
それらを取りつけたら寸切りボルトは全て使い切って無くなる予定


2010年11月25日木曜日

オープンハッチ枠




コクピットコーミングに長穴を開ける
ドッグハウスコーミングで随分練習していたがコクピットの方が板厚が薄いので緊張
やはり古い材で何度か練習しておいて本番
一本も横にはみ出さずに縦穴を開ける事が出来た

その後ウインチを乗せる円形の台を先にチップが付いた自在円カッターで切り出す
厚味があるので熱を持ちチップが黒く焼けた

最後は船首ハッチとドッグハウス中央のオープンハッチを取りつけるために
ドッグハウスキャンバーを水平にするケヤキの外枠をつくる
角の部分もケヤキで作り今日はこれらの組み立て固定接着をしようと思っている


2010年11月24日水曜日

コクピットコーミング材料制作





コクピットコーミングとウインチ取りつけ台など
コクピット周りの材料をチーク材で作り出す

写真下に見えているのが古い「天城」のコクピットコーミング材
端の方に腐っている部分もあるが採寸に使う為に取っておいた

コーミングはどうもデッキビームごとにボルト止めで止まっていたようなので
デッキビームの位置にボルト穴を開けないといけない

コーミング板の前後位置を決めておいてデッキビームの位置に穴を開けるのは難しそうだ
この板もけっこう距離がある穴開けになる横にドリルがはみ出ないように慎重に穴を開ける事になるだろう
長穴開けも大分慣れたが今度はドッグハウスコーミングより薄い材料だ
気をつけないと横にはみ出る恐れがある

今日は下穴開けから始めることにする


2010年11月23日火曜日

ドッグハウス天井合板




ドッグハウス天井合板の角をサンダーで落とす

木造ヨットが先ずだめになるのが合板部分
何故かというと合板は木口から水を吸うとあっという間に全体に広がるからだ

つまり木口に水が行かないように木口に低粘度エポキシを染みこませる必要がある

そしてその後マイクロバルーンエポキシパテで木口を隠してしまえば合板も長持ちする

船内への入り口部分ビームは成型して接着出来る寸前まで行ったが雨が降り取り付けは中止

マストステップ下のチーク材も仕上げたがドッグハウス天井にガラスクロスをエポキシライニングして
インタープロテクトを塗り元の位置に固定する方法を考えておかないといけない
どちらも先に二液のウレタンクリヤーを塗り仕上げておこうと思う

2010年11月22日月曜日

ドッグハウス入り口ビーム





ドッグハウス入り口ビームは左右一本もので繋がっている事
というオーナーからの指示があり階段との仕口を変更して一本ものを入れる事にした

昨日は「花丸」に行きエンジンをかけデッキを洗い
昼前からビールを飲んで本を読みながら昼寝をしたりしてのんびり過ごす

僕はやっぱりヨットを作ることも好きなようで頭からヨット作りのことが離れない
入り口ビームの化粧板を取り外して新しくチーク板を製材し取り替えることにした

マストステップ金物を船内のマストサポート固定金物とをボルトナットで縫い付ける為のボルト穴を開けたが
寸分の狂いもなく貫通することが出来ホッとする
ドッグハウスコーミング縦方向に長いボルト穴を開ける為に作った300ミリのキリがここでも役に立った

2010年11月21日日曜日

ドッグハウス天井内側




昨日はオーナーとプロコと言うマストメーカーの社長さんが来て
マストを支えるワイヤーを作るための採寸

僕も計測を手伝い昼まで働く

昼からは長く残業が続いていたので体のあちこちが痛く温泉へ行く

今日の日曜日もゆっくりと起き出しさて一日遊ぼうかと考えている


2010年11月20日土曜日

ドッグハウス天井板接着




朝一番にネジ屋さんへ木ネジ不足分を買いに行く

一昨日船首側一層目一枚だけ張ったドッグハウス天井を朝から張り始める
一層目はエポキシが出来るだけはみ出さないように少なめにつける

昼までに気を使う一層目の天井張りを終え昼から二層目にかかる
ストーブで暖めながら大量のエポキシを練り二層目を張り終えたのは16:00

後はマストの計測に必要なマストステップを乗せるチーク板を切り出し
整形までいかずに疲れて仕事を定時でやめる

今朝は一気に疲れが出たのかマスト計測に間に合って安心したのか
珍しく起きたのは06:00と遅かった


2010年11月19日金曜日

ドッグハウスビームエポキシ接着




取り外して塗っていたドッグハウス天井ビームや補強材を接着固定
船首側からビームの端にエポキシをつけては木ネジをねじ込み
はみ出たエポキシを船内に入って拭き取ると言うことを繰り返しながらビームを固定

そのビームに補強材やマストステップ天井側補強材をエポキシ接着
これらもはみ出たエポキシを一つずつ拭き取りながらなので大変手間取った

全てのドッグハウス天井の骨組みが終わり船首側一枚だけ一層目の天井合板を接着固定
先に木ネジを入れる部分に穴を開け皿取りをしておいてからなので慎重に仕事をする必要がある

木ネジも下の部材厚味により長さを変えないといけない
下に抜けてしまっては塗りが台無しになるので気を使う


又もや2種類の木ネジが不足しそうなことが解った
今日は朝一番に買いに行くことにする
ネジ屋さんは建設業者が仕事にかかる前に買いに来るので朝が早い07:00には開いている


2010年11月18日木曜日

船内コーミング塗り





ドッグハウス天井ビームと合板を接着する前のウレタンクリヤー塗り

遅れていたドッグハウス入り口バルクヘッドチーク板もきちんとサンディングして塗る

天井合板のマスキングを取り外し木ネジを打つ部分に穴を開けさらに木ネジ頭の方を皿取り
木ネジ不足が解ったので電話で注文しておいて仕事が終わってから19:00過ぎて受け取りにいく

ネジ屋さんは17:00に締まるのだが僕が注文したものを用意して
受け取れるところへ出して置いてくれた
25年以上の付き合いだ色々と無理を聞いてくれる

さて今日はいよいよドッグハウスビームから接着取りつけにかかる
準備万端のはずだが何か問題が起きないかと手順を頭の中で繰り返す
今朝は昨日やり残した二層目の合板に木ネジ穴を開けることから始める

2010年11月17日水曜日

ドッグハウス入り口



ドッグハウス入り口の二層チークバルクヘッド
枠を立てた後全体をエポキシ接着

この部分が水漏れすると船内がぼろぼろになるので割れないように厚いチークの無垢材を使う
万が一割れても中に水が入らないように内側に接着部分をずらしてもう一層チーク無垢材を接着

昨日もドッグハウス天井ビームとそれに取りつける補強材を研いてウレタン塗装
天井合板一層目もサンディングして白色ペイント塗り
船内ドッグハウスコーミング内側もウレタン塗装をしたかったが気がついたら19:30だったので止めた
サンディングは終わっているので今日は直ぐに塗る事が出来る

いよいよ全体の組み立てにかかる段階まで来た
天井合板の取りつけ木ネジ穴を先に開けて木ネジの皿を取っておく必要がある
接着用エポキシも不足するとどうしようもないので注文した


2010年11月16日火曜日

ドッグハウス天井部材塗り




ドッグハウス天井部材の接着部分をマスキングしながら取り外す

朝は外の通路で天井合板一層目の白塗り部分を塗り

昼からは天井部材を取り外しながらマスキングそしてウレタンクリヤー塗り
船内ドッグハウスコーミングのチーク板を塗り終わったときにはもう19:00だった

今朝は少々疲れ気味
でもストップするわけにはいかないこれらを全てサンディングして接着の前にもう一度塗る
ドッグハウス入り口部分の接着も今日やろうと思っている
気温が下がっているから暖房が必要になる


2010年11月15日月曜日

ドッグハウス天井部材を取り外しにかかる





ドッグハウス天井に張る二層目の6ミリ合板を仮留め
ビームや補強材やハッチ枠材の来る部分を罫書きしながら取り外し
木ネジを留める部分をはっきりさせて接着に備える

昨日塗り始めた天井板一層目の白ペイントを塗る部分には二回目の塗り

船首金具や船尾チェーンプレート
マストの左右を支えるチェーンプレート6本などを仮取り付けする

マスト計測 間に合うかどうか微妙なところなので土日とも連れ合いに手伝ってもらう
何時も基本的に一人仕事だが時には手伝ってくれる人が居るのも良いものだ
但し掃除や片付けくらいのものだ
船内や工房全体が綺麗になった


2010年11月14日日曜日

天井板接着部分以外白塗り





ベベル削りも無事に終了6ミリメートル厚味の天井板を切り出す
6ミリ2層だから二回切り出したことになる

一層目と二層目は違うデッキビームの部分で繋ぐように切り出す

一層目の合板接着部分を罫書き接着部分以外をマスキングしておいて
接着しない部分を白 色ペイント塗り

写真左上に立てかけてあるまだ長方形に切っただけの合板
今日は二層目に張る合板に接着部分を罫書ききちんとした切り出しをする

白色ペイント塗り二回目が朝一番の仕事


2010年11月13日土曜日

ドッグハウスビームベベル取り



ドッグハウスビームに縦通材やハッチ枠や補強材を取りつけ
全部を木ネジで仮取り付けした後ベベル取りにかかる

ビームとビームの上に合板を張るときに
ビームには厚味があるので船首側が先に当たり船尾側が当たらなくなる
そこで船首側を削ってビームの巾全体が合板に当たるように削る部分のことをベベルという
断面は小さい細い三角の形になる

木のバテンを当てながら天井に張る合板がドッグハウスビームにぴったりと接するように削る
ハンドプレーナーと手のカンナとサンダーを使い
船内外が木くずだらけになる


2010年11月12日金曜日

ドッグハウス後部チーク二層




昨日昼までにドッグハウス最後尾バルクヘッド二層目のチークを製材
切り出して合わせて入れる
繫ぎ目をずらすので万が一チークにヒビが入っても水は侵入しない

全ての接着は後にしてクランプで留めていたところをステンレス木ネジ止め
そしてドッグハウス全体のベベルを粗く電動プレーナーで取る
船内もどこもかしこも木くずだらけになる

チークの製材が続いたのでプレーナーが切れなくなり刃を交換研ぎに出す

今日は朝から雨
手のカンナを使ってベベル削りを仕上げデッキに張る合板一層目を合わせる
マストステップ金物が送られてきた
いよいよ時間が無くなった

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