2010年7月31日土曜日

小物白色ペイント




バンドソーの刃を修理してもらい機械にセット
これで丸鋸では挽けないようなものも加工できる

床に白色に塗る小物を並べ塗り

ラダー補修の痕とピンドル・ガジョン部分のパテにインタープロテクト塗り

「花丸」遠洋船検取得のためイーパブと双方向無線機の定期検査が
出来たと持ってきたので書類と一緒に受け取る
利用者のことなど全く考えていない
総務省総合通信局と登録点検事業者がぐるになった集金システムだ

日本は未だに鎖国状態
愛媛県全体で遠洋の船倹を受けているヨットは2艇のみ
国土交通省の船籍証明を取っているヨットの数です

ライフラフトやイーパブや双方向無線機や落下傘信号
その他全く使わない高価な品物を積み込めばどんなヨットでも遠洋の船舶検査は通る
と言う事はお金がない人は外洋へ出るなと言っているのと変わらない

本当に国民の命を守るのが狙いなら
外洋を乗り切ることが出来る船かどうかを見極めることの方が大切でしょう
どんなものを積むかは艇長の自己責任のように思える
双方向無線があったので命が助かった等という話しは聞いたことがない


2010年7月30日金曜日

工房での屋内仕事は最高に楽です






出張仕事の後片付けの後

エアーサンダーに120#タックペーパーを貼り付けて小物をサンディング
コーナー部分は手で研く

チークやマホガニーが有る部分はマスキングテープでマスキングして
白ペイント部分のみを塗る
ウレタンクリヤーは時間切れで塗る事が出来なかった

工房での仕事がこんなに楽だとは
長く出張仕事をしていなかったので改めて感心する

直接日が当たらないので体が疲れない
冷蔵庫には冷たい水が入っていて何時でも飲める
7馬力のエアーコンプレッサーがありエアーツールは使い放題
ありとあらゆる工具が直ぐ手の届くところに並んでいる
塗料や材料など探す必要もなく何時もの場所にある

これだけのことで仕事のスピードは倍以上になり何もかもが楽です



2010年7月29日木曜日

21.1メートルのマストが立った




ホテルを変わりWi-Fiが繋がらなくなりパソコンを昨日一日お休み
28日はカメラも行方不明で一日遅れの画像となる

船底塗料を塗る下準備をしている人と比べたら大きさが解るだろうが何ともでかい船だ
ウォーターラインからマストトップまでの高さ24メートルとすると
瀬戸内海の島から島へかかる橋で下をくぐれないものも有るだろう

どうしても人手が必要なマスト立てとドジャー・ビミニトップ取り付けまではと言う事で
昨日終わって直ぐに昼から高速をおそるおそる運転して工房に帰った
途中淡路島で土砂降り鳴門大橋の当たりでは視界もきかなくなり60キロくらいに速度を落とす
久しぶりに高速道路の運転で怖い思いをした

さて気分転換の出張仕事も終わり今日から「天城」にかかる事にする


2010年7月27日火曜日

バラストとラダーを取りつける




自走式門型クレーンで船体をバラストの上にそっと降ろしてもらい
バラストボルトを大型ラチェットレンチで締め込む

シーカフレックスというシール剤の硬化時間があるので大急ぎで締める
全体を一人で3回均等に締め込んでおいて
最後に二人でレンチの柄に1メートルのパイプを差し込んだもので
もうこれ以上びくともしないと言うところまで締め込む
船の外に出たときには頭から水を浴びたように汗で何もかもずぶ濡れの状態
たいした風でもないのに外の風がヒンヤリと気持ちよかった

バラスト天面と船体はカッターナイフも入らないほど密着してバラスト取り付けは成功


少し休んでラダーとクォートランドを取りつけ一日の仕事が終了
もうこれ以上は働けないと言うくらいへとへとに疲れた

昨日スターンの物入れから二人がかりでメインセールとジブセールを外に引っ張り出し
原さんが腰痛になる
僕だけではない背骨を真っ直ぐに保たない状態で力を入れると大変なことに・・・

僕は構えて力を出すときは気をつけているが
おかしな体勢で軽くても長時間の仕事をする時を気をつけないといけない
腰痛のおじさんが二人よたよたしながら仕事をしている図はおかしなものだろう

今日は朝からマスト立てと二つ取りつけるエアコンの冷却水スルハル取りつけがメインの仕事だ
そろそろ天城の仕事に帰らないといけない



2010年7月26日月曜日

水を浴びるように飲む




54feet(16.2メートル)は流石に大きい

こんなに大きな船名を張るの?と思った船名ステッカーも丁度良いサイズだ

バラストボルトを通す船体側の穴をホールソーでザグリ
上を向いてのFRP作業はガラスの粉をかぶり最悪

暑さとハードワーク2日で2キロ減量
太りすぎの僕には丁度良いかも知れない

しかし汗をかくと水が飲めるものだ
ビールなら3リットルくらいは飲めるだろうが水をそんなに飲むことが出来るとは驚き
おまけに夜は何時もよりずっとビールもすすむ


2010年7月25日日曜日

大阪は暑い





カメラは持ってきたがメモリーカードリーダーを持ってくるのを忘れた
そこで一緒に仕事をしている隣の原さんにカメラとパソコンを繋ぐUSB線を借りる
昨日54フィートのヨットが新西宮マリーナに到着する時間に合わせて03:30松山を出発
徳島県から淡路島周りでマリーナに着いたのは08:00

船全体を覆っているシュリンクパックのフイルムを剥がす
マスト梱包も解いた
2トン車に山積みは有ろうかというゴミが出た

マストの艤装にかかる
僕はマストを支えるワイヤー(ステー)とスプレッダーの取りつけをする
物が大きく初めての仕事なので炎天下汗だくで大変な仕事だった

昔大阪へしょっちゅう出張していたころを思い出した
大阪の暑さは半端ではない


2010年7月23日金曜日

トイレ周りの物入れ蓋白ペイント塗り1回目





一昨日低粘度エポキシを塗っていたトイレ周りの蓋をサンディングして白ペイントを塗る

トイレ取りつけ台と別の小物を取り外して低粘度エポキシ塗り

ウレタンクリヤーを塗る物も有りそれは仕事終了寸前に作業台の上に並べて塗る

船内工事はメインキャビンチーク板バラ打ちの端止めケヤキ材をエポキシ接着
隙間をマイクロバルーンエポキシパテで埋める

船内は扇風機を最強でかけっぱなしだが生暖かい風が来るだけで強烈に暑い
エポキシ接着には良いが人間が熱中症にならないように水分補給を度々する
昨日の工房内最高気温は34度は4時間も続いた


2010年7月22日木曜日

トイレ前のバルクヘッドエポキシ接着






船首アンカーチェーンとロープを入れるバルクヘッドをエポキシ接着
ここから前は完全に仕切り水密を保ちリンバーホールも開けない
船首に万が一穴が開いたときの隔壁となる重要な役目をはたす

トイレ周りを組み立て直し物入れ蓋やトイレカバーを外に持って出て低粘度エポキシ塗り

メインキャビン船体フレームへチークバラ打ち板の端を留める木を合わせる

メインキャビン背もたれにつけるクッション材を切り出す

ストーブ後ろのバルクヘッド縁回しのマホガニーを整形

等々細かい仕事が山積み少しずつ片付けていくしかない

2010年7月21日水曜日

バルクヘッド縁回し






昨日は天気も良くて湿度も一気に下がったのでエポキシ接着

細かい部分であちこちにやりかけのまま放って置いたエポキシ接着を一気に進める

写真は左舷バルクヘッド

ストーブが付く船首船室との仕切りバルクヘッド左舷の棚部品や
右舷のハンギングロッカー部品は取り外して外で低粘度エポキシを塗る

船首船室もみんな取り外して塗ってから取りつけよう
その前にバキュームホースを入れて掃除をしていたところで時間切れ

今日は昨日塗った低粘度エポキシをサンディングしてウレタンクリヤーを塗るところから始める


2010年7月20日火曜日

クォーターバース天井エポキシフィレットつけ



やっと梅雨が上がった

ストップしていたコクピット下クォーターバース天井にフィレットつけ

低粘度エポキシにマイクロバルーンを混ぜそれにアエロジルという垂れ止め剤を混ぜてやっと上向きの施工が出来る
それでも両方のクォーターバースをやっている間に10回くらいは垂らしてしまう

今回顔に落ちてくることはなかったが顔に落ちたら悲劇だ
直ぐに狭い穴蔵から這いだしてアセトンで拭き取り清水で石けんを使って綺麗に洗う
そうしないと皮膚がエポキシに犯されてミミズ腫れになる

これで根太と合板はもう接着が剥がれることはない
材料破壊まで持ちこたえる一体構造になった

梅雨が上がりエポキシが使えるようになったのでストップしていたあちこちの仕事がやれる
今日も片っ端から片付けていこう


2010年7月19日月曜日

ウレタンクリヤー塗り


昨日は朝早く起床
小物類を工房入り口床から一番奥の作業台まで
合板の小さい板に釘を打った物の上に浮かせて並べておいて
ウレタンクリヤーを大急ぎで裏表両面に塗る
塗り終わって09:30出発で今治に向かい今治からフェリーで大崎上島へ
連れ合いの実家で法事がありお付き合い
今朝は84%まで湿度が上がっているが昨日の昼間は66%まで下がっていたので
今日からはエポキシが使えるだろう
湿度が下がったら先ず一番に
クォーターバース天井のマイクロバルーンエポキシフィレットつけから始めよう

2010年7月18日日曜日

サンディング



エンジンカバー天井に階段の足を固定するチークを留める

その後一日中小物をサンディング
エアーベビーサンダーに120#サンディングパッドをつけて研く

いよいよ四国は梅雨が明けたらしいというラジオ放送を聞く
僕は仕事中ずっとラジオをかけているので工房にこもりっぱなしだがある程度のニュースは知っている

昨夜は堀江港花火大会があり工房前の海岸が人で占領されたようでかなりうるさい夜だった

今日は連れ合いの母親の法事で09:30から大崎上島へ行く

湿度計が急激に下がっているのでいよいよ明日からエポキシが使えるだろう

2010年7月17日土曜日

ウレタン塗装



エンジンカバーオイル点検口を仕上げ
階段の足を固定するチーク枠を作ってから

工房内床に所狭しとチークバテン板やマホガニー板を並べ
作業テーブルには箱や小物を並べウレタン塗装

大分厚味が付いたようでそろそろ仕上げても良いかなと思うものもある
最後の仕上げはシックなツヤ消し塗装にするつもりだ

2010年7月16日金曜日

ケヤキ



ケヤキをバンドソーで加工中もう少しで大けがをするところだった

材料を斜めにしたまま定盤から浮かせた状態で刃に触ったとたんに大きな音がして材料が吹っ飛んだ

バンドソーの刃が5枚くらいなくなり10枚くらい曲がった
そして刃を固定する上側のバンドソー金属部分が割れた

木工の大部分は終わったがまだバンドソーは必要なので直ぐに修理に出す
刃は新しいのを買った方が安いかも知れない

教訓
材料をしっかり固定しないでバンドソーを使おうとしてはいけない
以前も丸い材料を挽こうとして刃を曲げたことがある
バンドソーは安全な工具だという安心感がいけない
材料はきちんと定盤に面で当ててしっかり固定しないとえらいことになる

しかし大けがをしなかったのが不幸中の幸い

このところ湿度計はずっと90%を指している

2010年7月15日木曜日

バルクヘッド縁回し



昨日も一日雨

朝から真澄人君に手伝ってもらってチークの板をコクピットコーミング材を作る為に製材
300ミリ近くあるチークを半分に割るのは僕が持っている工具では限界の仕事だ

90ミリ高さまで切る事が出来る丸鋸で両方から切れ目を入れておいて
限界の高さまで帯ノコ刃の固定位置を上げて真ん中に残っている100ミリほどを切る
機械の出す嫌な音で緊張する

出来上がったチークの材料にプレーナーをかけたら
研ぎたてで替えたばかりなのに一気に刃が切れなくなった
今日は取り外して刃研ぎに出す

午後からは写真のバルクヘッドにマホガニー縁回しをするための材を切り出したり
メインキャビンのバラ打ち両端フレームをケヤキで作る型を作ったり

今朝も朝からずっと雨が続いている

2010年7月14日水曜日

船尾物入れ枠



昨日も一日雨そして海では10メートル先も見えない様な濃霧

家の駐車場から最後のケヤキを引っ張り出してきて製材
船尾物入れの枠を作る

雨が降って接着をしないと進まない部分が多くなったので
製材をして色々な部材を作っておくことにした

型取り用に取っておいたコクピットコーミングやウインチ台
その他ありとあらゆるチーク小物を工房に入れる
最後に残った一枚5メートルを超すチーク板も工房の中に入れ製材の準備

重量物を持ち上げるときは背筋を真っ直ぐに伸ばして足の屈伸で持ち上げる
と言う事に気をつけて居れば腰は痛くならないと言う事は解っているのだが・・・

2010年7月13日火曜日

エンジンボックス






昨日朝はパラパラと降っていた雨が土砂降りの大豪雨となる
松山の観光名所の一つ愚陀佛庵が土砂に飲み込まれて潰れてしまったそうだ

一日中雨で工房に引きこもりあちこちと木工作業をする

その一つがエンジンボックス天井に穴を開けて作ったエンジンオイル点検口
切り取った天板にチークの縁回しをつけて蓋にする
蓋を開ける方法はどんなのが良いかなと思案中

他にも昨日の続きでハンギングロッカーの上下仕切りと化粧回しを作る

コクピットドレンを埋め込むためにコクピット裏側に当て木をすることにしてそれも作る
接着はみんな後回し

今日も朝から大雨だ松山の天気予報では傘マークのオンパレード
梅雨が明けるまでしばらく接着は出来そうにない

2010年7月12日月曜日

右舷ハンギングロッカー扉




昨日は朝早く参議院選挙に行く
報道で投票率の低さに驚く
投票は今のところ唯一の意思表示の機会なのに・・・

帰ってずっと今まで最初の低粘度エポキシを塗っていた小物達を120#サンドペーパーでサンディング
目新しい変化の少ないサンディングは面白くないが一応全部を磨き終えた

その後チーク合板と無垢のチーク材で作った右舷ハンギングロッカー扉を整形
現場に入れてみて隙間を埋めるマホガニー材を製材して入るように合わせる
湿度が下がらず結局エポキシ接着はあきらめた

今朝はゴミを出しに行ったらパラパラと濡れない程度だが雨が降っている
やはりまだ梅雨だ松山の天気予報を見るとずっと傘マークでエポキシ接着はとうぶんできそうにない

2010年7月11日日曜日

バースのクッション




写真のメインキャビン左右にあるバースと
右クォーターバースに50ミリ厚味の独立発泡フォーム材をクッションとして入れる

独立発泡体はスポンジのように柔らかくはないが水がかかっても吸わないので直ぐに乾く
それにふわふわのクッションの上に寝た朝などに経験する腰痛にならない

3箇所のクッションを切り出すのにちょっと手間取り
その後出来上がった小物達をサンディング低粘度エポキシを塗るともう時間切れ
一日があっという間に過ぎ去る「天城」リストアなかなか先が見えてこない

2010年7月10日土曜日

エンジンボックス仕上げ



エンジンを覆う箱は階段の続きでもあるので前面に踏み板をつける

接着は100度を超えると危ないエポキシを止め
床暖房のパネルを接着するための熱に強いウレタン系接着材を使う

ハンギングロッカーのチーク枠も片面だけ接着した

今日はバースのクッション材が来たのでそれをバースに合わせて切り出す
発泡体を切るのは刃を落として刀のようにシャープにした両刃ノコが最適
それもちゃんと目立てに出すことが出来る様な良いノコでないといけない

古いノコで作った刀の刃研ぎから始める


2010年7月9日金曜日

エンジンボックス



写真はエンジンボックス周りのチーク縁回しと天板チーク

デッキに張るチークと違い船内なので軽くするために厚味を落とした
シームは黒色シーカフレックスではなくコントラストを出すために白いスプルースを使った

エンジンの熱が直接伝わる部分なので接着にエポキシは使わない方が良いだろう
やはり接着用のシーカフレックスか

チークを削るとプレーナーの刃を研ぎに出さないといけないので
他にチークの回り縁が必要な扉のチーク材も製材した

今日も接着が出来るかと思っていたら05:00丁度から工房のスレート屋根に雨音
どうりで今朝04:30は何時もより暗かったはずだ



2010年7月8日木曜日

舵板取りつけ




舵板を昔通りに8ミリ銅線でリベット止め
何本かは左手で鉄のブロックを支えておいて右手でハンマーを振るったが
とても左手の力が持ちそうにないので彫金師の真澄人君に押さえてもらいハンマーでカシメる
ラダーシャフトに海用のグリスを差すと圧倒的に軽く舵を切れるようになった


昔の人は良くやったものだとつくづく思う
僕は船大工でもほとんどハンマーを使う事はないので最後の方では手がしびれ肩が痛くなった

僕が知っている昔の船大工の棟梁岩手県の小成さんは
小さい人だが手の厚味が厚く手の平の皮もごつごつして足の裏みたいだった
それに驚いたことに左右の手をぴったりくっつけることが出来ないで手の間に大きく隙間が出来る人だ
きっと毎日ハンマーの柄を力を込めて握る様な仕事をしていたからだろう
その点エポキシ大工は華奢なものである

昨日は午後から久しぶりに湿度が下がったので溜まっていた接着を沢山終わらせる
まだ今日も晴れが続くようなので接着を続けないといけない


2010年7月7日水曜日

舵板




中を洗浄していた水を抜き布団乾燥機の熱風を送り込んで乾かす
ほとんど収まっていた悪臭が工房内に広がる
夕方ラダー上部(写真左の穴)から現場発泡の2液を混合して流し込む

写真の様な状態で穴が続いていた所から発泡体が湧いてきて固まった



はみ出た発泡体をのこぎりで切り落とし
穴の周りをすり鉢状にサンディング

スチレンモノマーでサンディングの後を拭いておいて
ビニエステル樹脂(ポリエステル樹脂よりも接着力が随分上)を使って二次接着
これでフェアーリングしたらラダーを取りつけ直すことが出来る

金具をカシメて留める為の8ミリ銅線を切って(16本)片側を叩いて頭を作った

2010年7月6日火曜日

右舷クォーターバース物入れ



右舷クォーターバースがあまりに広くて物入れがないので
船体側に物入れを作る事になった

敷き板を物入れの部分で切ってそのまま木ネジで縫い付け
物入れ以外の部分だけは自由に取り外す事が出来るようにした

あまりにも湿度が高く蒸し暑いので
昼までにはシャツが汗でびっしょりになり取り替えたシャツも仕事が終わるころには又汗で濡れる

今日はラダーFRP舵板の中空部分に独立発泡体を作ろう
出来たら開けた4つの穴を二次接着用のビニエステル樹脂で埋め戻す
他にもやらないといけない細かい仕事がいっぱいある


2010年7月5日月曜日

船首左舷棚




写真は船首左舷棚底板を取りつけたところ
船体内側にも根太を回したのでけっこう丈夫になった

昨日は日曜日だったせいかこちらから出かけたり人が来たり
実際に仕事をした時間は何時もより大分少ない

相変わらず雨が降り湿度は高いままだ
接着はあきらめてそれ以外の木工仕事をどんどん進めている
船内木工も大きな部分はあらかた終わり
後は手直しやマホガニーの縁回しなどが残っている
塗りは全然進んでいない
塗りを終えないことにはドッグハウス天井を作る事が出来ない
もう一頑張りだ

2010年7月4日日曜日

ラダーシャフト



ラダーシャフトをスケグに沿わせて立てかけたところ

船内側のパイプはグリスニップルをつけて既に船体に固定してある

ラダーは毎日中を洗っているがそろそろ現場発砲材を入れて4個開けた穴をFRPで塞げば出来上がる
そしてラダーをスケグに取りつけラダーシャフトに固定すればこの部分は完成となる

しかしスケグ後端の船底塗料が塗りにくい部分を銅板で巻くなど昔の職人は良い仕事をしているなと思う
こうすれば全ての金具が電気的に繋がり電蝕の恐れも少なくなる
花丸もラダーを取り外す機会があればスケグ後端を銅板で巻こうと思う

船内木工を毎日進めているがエポキシ大工にとって梅雨は最悪
エポキシ接着が全く出来ないくらい湿度が高い日が続いている

2010年7月3日土曜日

トイレ周り蓋



トイレを囲むように物入れを作りその上蓋を作り
トイレの船尾側に差し板を入れ
トイレの上に隠し蓋を作る

これでトイレ部分の合板の工作は終わった
今日はそれぞれの蓋が中に寄ってこないように周り縁をつける

接着は出来ないがまだまだ木工はいくらでもある
合板をあまりに沢山削ったのでカンナが切れなくなった先ずは道具の刃研ぎが今朝一番の仕事です

2010年7月2日金曜日

トイレ左右に物入れ


トイレの右側は船首でアンカーチェーンロッカー
ウォーターラインよりも高い仕切りで完全に遮断して
万が一船首に穴が開いても沈まない構造にする

トイレの左右はトイレをカバーするための仕切り板を入れ
前を指し板で覆ってしまう

上には物入れとしての蓋をつける
船首ハッチから出入りをすることもあるかも知れないので足を置く辺りに横の仕切りも入れ補強

今日は上蓋と縁回しとトイレ前の差し板を作る事にする

2010年7月1日木曜日

船首船室に取りつけるトイレ

日替わり写真(Daily Photograph)

ヨットには船用の水洗トイレが付く
トイレの仕様が何年ぶりかで新しくなったので一応新しいものを乗せてみて採寸

変更点はポンプのレバーが半回転することでロックできるようになったこと

ポンプレバーロック中はトイレの蓋とレバーが同じ高さになるが
レバーを半回転させてポンプを使用する時は蓋より高くなる

このトイレ左右を挟むように物入れが付き
トイレ自体も差し板と上蓋で完全に隠れてしまう

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舵の中に溜まったヘドロを水洗いすることも繰り返している
大分嫌な臭いはしなくなった
そろそろ乾かして独立発泡体を作る液を流し込む準備にかかろう

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/