2011年11月30日水曜日

カタマラン補修終了



カタマランの補修は一応終了した
昨日は写真の一番下に見えるティラージョイント
左右のティラー・そして左右船体の二分割メインハッチ
そして天井からぶら下げてメインセールのガフブームを塗った
これで補修と塗りが全て終了
後は組み立てて試走するだけになった
さて何時にするか考え中
今日は新居浜マリーナへ出張仕事です

車の運転で疲れ果てるのは出かける前から解っています
若いときは東京から一気に松山まで12時間を走り通した事もありましたが
今では1時間も走ると疲れます
その点ヨットは何日乗っても疲れないので良いです

2011年11月29日火曜日

カタマランのハッチ 後は塗り



カタマランのボロボロに腐っていたハッチの修理が終わる
後はハッチ4枚と左右のティラー&ティラージョイント
そしてメインセールのガフブームを塗れば一応カタマランの補修は終わる
一度組んでみるつもりだがその前に受けたドジャーを取り付ける仕事がある
後2~3日でキャンバス部分が出来上がって来る
いよいよ全力で「竜王」の修理にかからねばならないときが来たようだ
竜王を乗せる作業船台を採寸に行き小屋がけの準備・情報収集にかかる
大きさは幅5メートル・高さ4,5メートル・長さ12メートル
カラートタンも考えたが値段がかかりすぎる
テント倉庫も見積もりをしてもらったがこれも高い
愛媛県でよく見かけるハウス栽培のミカンを覆うビニールハウスはどうだろう

2011年11月28日月曜日

中島大浦港



昨日は一人「花丸」を出港させる
朝井さんと連絡を取り中島大浦港へ行く事にした
後から「MARIMBA」ブルーウォーター33の阪田さんもやってきた
朝井さんはヤマハ26だが腕がよいのか船底がきれいなのか結構早い
僕と阪田さんはよたよたと出港してなかなかコースが定まらなかった
花丸はニュージーランドへの航海でセールが紫外線にやられ老化している
それで短い停泊中もバサッとセールカバーをかけておく事にした
次の長期航海では少なくともメインセールとインナージブは作り替える必要がある
ヨットって本当に金食い虫ですね

2011年11月27日日曜日

カタマランのハッチ補修


Tiki-21カタマランの左右にあるハッチ
真ん中で半分に分かれるようになっていて色々な置き方が出来る
片方をもう一方に重ねて半分だけ閉めておく事も出来
斜めに持ち上げて補強の横桟にかけてスプレーカバーになったりもする
色々なところに面白い工夫が見えるカタマランです
寒くなったのでエポキシを使うときはストーブで暖めで使う事にした
カタマランの補修もいよいよ最終段階
残り2日もあれば全ての塗りも終了する所まで来た
「竜王」が松山に来るまでに終わらせようと思っていた通りになりそうです
後残す仕事は頼まれたソフトドジャーの取り付けです

それが終われば僕の工房に入りきらない竜王を修理するためのテント小屋を作るつもりです
幅4500・高さ4000・長さ12000という小屋は何で作るのが一番簡単か色々考え中です
調べたところ今のところどうもビニールハウスが一番手っ取り早いみたい

2011年11月26日土曜日

スイングアームマウント



花丸の右側入口にスイングアームマウントを取りつける
C-nap4が入った電子海図とGPSで航海をするため
今まではトイレの後ろバルクヘッドに14インチの普通のパソコンを取り付けていたが
それでは毎回船内に入って操作をするのでワッチがおろそかになる
このパソコンは1.1キログラムと軽くてしかも12Vそのままの電源で動く
太陽光の下でパソコン画面を見るのはちょっと難しいので
その辺りの工夫は必要だと思うがこれで船内に入らないでチャートワークが出来る
こんな事が出来るのも雨風を防ぐドジャーがあるからこそだろう

昔 朝晩5つも6つもの星を捕まえて毎日天測で自分の位置を出していたのは一体何だったのか
もう後戻りは出来ない電子海図に慣れていくしかないなと思う

2011年11月25日金曜日

今朝の通路



カタマラン左右船体の間を埋める板
手前の穴が開いているのは船外機エンジンが載る部分
奥の二枚は船体のRに沿わせエンジンが載る部分の左右に取り付ける
これら3枚の板の上を人が歩くのでノンスリップサンド入りのペイントを塗った
勿論目に優しく濃さを調整した少しグレーがかったノンスリップペイントだ
工房内では3本の繋ぎビームの上側にもノンスリップペイントを塗った
歩く部分には船体も含めみんなシリカサンドが入った滑りにくいペイントを塗る
後はハッチの腐った部分を直し
それにウレタン白を塗れば殆どの仕事が終了する
一度天気の良いときに組み立てて浮かべ試走する

2011年11月24日木曜日

小物にウレタン白塗り



3本の繋ぎビーム・マスト・エンジンベット
等にウレタン白塗り
両方のティラーやそれを連結する棒やガフブームは
まだサンディングが終わったばかりで塗りは出来なかった
ガフブームのスカーフ繋ぎで伸ばした部分に低粘度エポキシを塗るのが先
雨が降った後なのでハッチカバーの接着補修も出来なかった
今日は連れ合いの誕生日、二人揃って60歳
よくぞ60年も生きてきたものだ
この調子ならあっという間に70歳になりそうだ
仕事とヨットに乗る事は僕にとって同じように楽しいが
体と頭が動いている限り好きな事をしようと思う

2011年11月23日水曜日

ハッチふた 腐れ



金具で二連繋ぎになったふたが腐っていた
極薄い合板に無垢材で枠を付けたようなふたで
それを二つ連結金具で繋いである
腐った部分を取り除き接着用エポキシと
低粘度エポキシにマイクロバルーンを混ぜたパテで補修しようと思っている
それにしても合板の防水処理は完全にやっておかないといけない
と言う事がよく解る腐り方だ
昨日は繋ぎ材3本とエンジン台とその両側の板材を塗った
ウレタンを半日塗っていたので活性炭マスクの吸収缶を替えた

2011年11月22日火曜日

トリマラン繋ぎ材サンディング



船体を天井に吊り上げたトリマランの繋ぎ材をサンディング
一番右の繋ぎにはマストが乗っかるので
下側にトラスの突っ張り部分が突きだしている
そのベースが腐っていたので新しくチークで作り直した
続いて右舷と左舷の船体隙間を埋める3分割の板をサンディング
後はハッチの腐った部分を取り除き新しく修理する準備
あっという間に一日が終わる
次の大仕事「竜王」の段取りを考えてあちこちに電話
なかなか小屋がけの良いアイデアが浮かばない

2011年11月21日月曜日

花丸2ポイントリーフ



朝06:00には風が収まると言う天気予報を信じて柳原へ行く
天気予報は的中して殆ど無風の構内で花丸を出航させることが出来た
外ではいきなり風が強まり8メートルから10メートル毎秒
直ぐにメインセールを2ポイントリーフして帆走開始
インナージブと2ポイントリーフメインとミズンセール
堀江湾を7ノットを超すスピードで安定して走る
昼前には朝井さんの刺身を狙って興居島由良港へ入港
アルページュの天野さんも入港していて
みんなで花丸に集まり昼食
その後散歩で山越えをして島の北側まで「春一番」を見に行く
帰りは2ポイントリーフのメインとインナージブだけでクォーターリー7ノットをキープ
いよいよ冬近し 風が強い一日だった

2011年11月20日日曜日

ドジャー型取り



新居浜マリーナでヨットのソフトドジャーの型取り
ブルーシートを使ってパイプの骨に会わせ実際のキャンバスの型を取る
少しずつガムテープを貼りながら合わせていく
大体合わせたらもう一度しわを取りガムテープを貼り直す
出来上がったら両すそと前側はマジックで切る部分を線引き
そっとパイプからガムテープを取り外し
ソフトドジャーの型取りは終了
往復4時間車の運転で疲れ果てた

2011年11月19日土曜日

繋ぎ材サンディング&修理



カタマランの船体二つを天井に吊り上げておき
その下で繋ぎ材3本をサンディング
マストを立てる繋ぎ材の下補強材が腐っており
その部分を削り取って新しく作り直す
ガフブームを伸ばすためのスカーフ繋ぎは上手く言っていた
このカタマランをくださった藤田さんが大阪から来られて
図面を見ながら細部について話しをしてくれる
やっと全体像が見えて来た
色々なところに設計者の工夫が見られるなかなか良い船だ
今日は雨の中新居浜マリーナへ行って先日のドジャーキャンバスの型取りをする
どうすればきれいな型が取れるか考え中
先ずは雨を避ける方法を考えないといけない

2011年11月18日金曜日

マスト サンディング




両舷の船体に船底塗料を塗り
中央に見えるマストを工房に持ち込んでサンディング
左に見えるのは3本の繋ぎ材
曲げのあるH鋼のようになって居てそうとうな強度があるものだ
これらは今日からサンディングする予定です
それ以外に昨日はガフブームを延ばすためのスカーフ繋ぎもやった
写真一番奥 観音開きの扉にもたせかけているのはその他の小物達
今日は雨だと天気予報が言うので濡れてはしばらく磨けないだろうと工房に入れた
今日はこのカタマランを僕にくれた大阪の藤田さんが様子を見に来られる
横浜から「蝉丸」の添田さんも来ることになって居る
土日どちらかには「花丸」に乗るつもりだが残念なことに雨みたいだ

2011年11月17日木曜日

カタマラン両舷内側塗り




カタマランの両舷内側の塗りを開始しました
先ずは120#サンドペーパーでサンディング
次に塗らない部分にマスキングをしておいて船体ウレタン白塗り
スケグラダーの内側の面からも低粘度エポキシを注入した
いよいよ今日は船底塗料を塗って両舷船体は一応仕上がりと言うことになる
これらを天井に吊り上げておいて
明日からはいよいよ小物の塗りにかかる

2011年11月16日水曜日

ノンスリップペイントと船底塗料




写真はカタマランの左舷です
内側に向かって倒してあります
この状態で出来る部分の塗りは外側半分です
デッキのノンスリップペイントと船底塗料を外側半分だけ塗りました
船体白色ウレタン塗りも半分しか終わっていません
今日は内側の面が上になるように左右の船体をひっくり返して
先ずはサンディングして船体白色ウレタンを塗ります
出来れば小物のサンディングも始めるつもりです
ガフブームの長さが少し短いというのを
元の持ち主 藤田さんにお聞きしたのでそれを少し伸ばす事もしたいと思います

2011年11月15日火曜日

ウレタン白塗り




左右の船体をサンディングし終わり
二液ウレタン白色を刷毛塗り
一度の塗りでは色が留まらないので2度塗り
塗ってはいけない部分のマスキングに結構手間取った

今日は船底塗料を塗ることと
デッキノンスリップペイントを塗ろうと考えている
それに小物達もサンディングを始める
先ずはマストから工房内に入れよう

2011年11月14日月曜日

カタマランのウォーターライン下に低粘度エポキシ




合板の小口処理が悪くてずっと水に浸かっていたスケグとラダー下部が剥離している
叩くと船体部分の合板と全く音が違うのですぐに解った
さてどうしようかと考えたがこの部分を1から作り直すのは大変なので
剥離した合板に低粘度エポキシを注入して固めることにした
6.5ミリのキリで穴を開けその穴にストローを差し込んで
周りを油粘土で固めた
ストローの上から先の細い容器に入れた低粘度エポキシを注入した
結構な量が入ったがストローの口近くまで注入した物が無くなるのを見ては継ぎ足した
今朝はきちんと硬化して叩けば硬い音がする様になった

2011年11月13日日曜日

スイングアームマウント




ドッグハウス入り口のバルクヘッド面に取り付け
C-mapの入ったパソコンを航海中に目の前で見えるようにする
今まで花丸の航海用パソコンは船内トイレの仕切り壁に取り付けていた
ドッグハウス入り口から見えないことはないが
細かいところまで確認するには船内に入り目の前に行く必要がある

それでついおっくうになりなかなか確認に行かない
このマウントにパソコンを固定すれば
邪魔になるときはスイングして船内に仕舞え
必要なときは振り出してドッグハウス入り口で目の前に見る事が出来る
頻繁に海図を確認しながら航海するというのは安全に繋がる
結構頑丈そうなもので10キロくらいは乗せることが出来るだろう
僕の航海用パソコンは1キロしかない

2011年11月12日土曜日

カタマラン塗り替え




工房天井に吊り上げていたカタマランの左半分も床に降ろしサンディング開始
外板はしっかりしているがスケグとラダーの合板が剥げかかって居る
この部分に低粘度エポキシを浸透させるために右船体を水平に吊す
剥げかかった合板の部分に穴を開けて低粘度エポキシを注入する事にした
サンディングはエアーツールなのであっという間に終わる
立てておくことができないので半分ずつ塗ろうと考えている

外に出している小物もあるのでしばらくはかかりそうだ

2011年11月11日金曜日

コクピット座席チーク張り




コクピット座席にチークを張りたいという要望が多い
しかし、現場で初めての人が材料を買ってきて張ると言うのは至難の業です
そこでオーナーが座席の型紙を作り
それに合わせて僕が工房でチークを全て加工し
黒色シーカフレックスのシームを入れて削りだし角を面取りする
一枚の大きなチークの板にしてオーナーに送り
それを接着用シーカフレックスでオーナーに張ってもらうと言うやり方を考えています
この写真はそんな方法でオーナーが自分で張ったチークベンチです
宇和島の「だんだん」という船です

昨日チーク材を発注しようとしたら30%も値上がりしていました
どうしたのか聞いてみると注文も少なく小口になり材木屋さんもあまり沢山在庫しなくなった
だから値上がりするのだそうです
丸太買いなら安く手に入るそうですが当たり外れがあると言う事ですし
30万円も40万円もの材料を寝かしておく余裕も場所もありません
せっかくチークベンチを安くきれいに提供する上手い方法を思いついたのに残念
材料が値上がりはどうしようもありません
ちなみに12ミリ厚味・幅600・長さ2000の左右二面で加工したチークのみで66240円
それにシーカフレックスや制作の手間代を入れると16~17万円くらいになります
ちょっと高すぎですね

2011年11月10日木曜日

花丸 憤慨(糞害)




最近花丸のメインマストトップ航海灯にカモメが留まるようになった
留まるだけなら問題無いがこれがひどい糞害を起こす
昨日きれいに洗ったデッキが一日でこんなに汚れる
そこでマストトップに風見用の固定台を使って古くて使わなくなった竿の先を立てることにした
棒が立っていると鳥は留まる場所が無くなる
昨日はマストに二回も登ったが手違いで上手く棒を取り付ける事が出来なかったので
今日はしっかり準備して行って止めつける事にする
帰りに海水でしっかりとデッキを洗い流してカモメの糞を掃除した
カモメが寄りつけないように船の周り全体に釣り糸を廻しているが
これは随分効果がありブームやドッグハウスにカモメが留まることはなくなった

2011年11月9日水曜日

カタマランの整備




工房1階の天井に吊り上げていたカタマランの右舷側を床に降ろす
早速右舷外側からサンディングを始めた
エアーツールを使うサンディングなのでかなり速いペースで仕事は進む
船尾のスケグとラダーの水線下部分の合板に少し剥げている部分が有る
これはエポキシで修理する必要がある
船体の塗りは二液の白色ウレタン
デッキはグレーのノンスリップ塗料
水線下は以前と同じ青色の船底塗料を塗るつもりです
ハッチ類に少し腐れが有りその部分は作り替えます
一回で良いからカタマラン特有の軽快な走りを経験してみたいものです

2011年11月8日火曜日

ヨット乗りと緑




2日がかりで叔母の家の庭草を刈り終えた
大分風が通るようになり家も見えるようになった
草刈りは力強い緑との格闘技です
長距離航海で青い海ばかり見ていると陸に上がったとき
緑の変化に富んだ風景に目がついて行けない
特に南の島の緑は色が濃い
港から少し内陸に入ると人が居なくなり緑だらけになる
そんなときに海の青一色がいかに単調だったかはっきりと解る
しばらく経って緑に慣れ 人に慣れてくる頃
又青一色の海に出たくなる
出航直後の浅い海はまだ緑だが だんだん色が青に変わり
外洋に出るとこれでもかと言うくらい青い海になる

単調な色の中でのシンプルな生活を求めヨット乗りは外洋に出たくなる

2011年11月7日月曜日

工房で薫製




昔 横浜に住んでいる時に教えてもらった空き一斗缶の燻製機
熱源はカセットコンロの火を一番弱く消える寸前まで絞ったもの
チップは家の隅に生えていて25年前に切った櫻の木をプレーナーで削ったもの
一斗缶はアセトンの空き缶が一番きれいで良いと思う
上を切り抜きそのまま肉の脂受けに缶の底に落とす
勿論油受けを落とす前に一斗缶の底には櫻のチップを一握り入れる

これで準備は完了火を点けてボンベが一本無くなるまで1日くらい放っておく
工房中が薫製の香りで一杯になるがまあ良しとしよう
大切なことは温度が上がりすぎないように気をつけること
後は出来上がるのを気長に待っているのみ
冬になったら時々薫製を作ります

工房で薫製




昔 横浜に住んでいる時に教えてもらった空き一斗缶の燻製機
熱源はカセットコンロの火を一番弱く消える寸前まで絞ったもの
チップは家の隅に生えていて25年前に切った櫻の木をプレーナーで削ったもの
一斗缶はアセトンの空き缶が一番きれいで良いと思う
上を切り抜きそのまま肉の脂受けに缶の底に落とす
勿論油受けを落とす前に一斗缶の底には櫻のチップを一握り入れる

これで準備は完了火を点けてボンベが一本無くなるまで1日くらい放っておく
工房中が薫製の香りで一杯になるがまあ良しとしよう
大切なことは温度が上がりすぎないように気をつけること
後は出来上がるのを気長に待っているのみ
冬になったら時々薫製を作ります

2011年11月6日日曜日

パソコンとチャート




これらのパソコンは珍しく12Vでも使えます
勿論100V交流電源を15V直流電源に変換して使うのが普通のやり方です
でも変換しないで12Vバッテリーから直接使えると言う事は
ヨットでは2度の変換をしなくて良いと言うことになる
一回変換する度に40%の電力ロスが出ると言うのだから直接12Vで使えるというのはありがたい
しかもこのパソコンは1キログラムを切る重さなのです
ヨットでは何もかも軽くなくてはいけません
しかも中古ですから1万円以下で買えます
右の画面がVPP(ビジュアル・パッセージ・プランナー)という電子パイロットチャート
過去100年の月ごとの風向・風速・潮流などを表示します
ルートを入れて個々の船の性能を打ち込めばその船の航海をレポートしてくれます
左はC-map4で世界中の海図が入っておりGPSと連動させてチャート上に自分の位置を出します
先にルートを決めて航海の情報を得ることが出来ます
僕の花丸には友人から買って最初に積んだパソコンが6年経つのに未だに生きています
これらのパソコンはそれのバックアップです
勿論一台のパソコンに全てのソフトが入ります
C-map・VPP・日本の電子潮汐・港湾案内・気象ファックス受信ソフト・日本全図のカーナビソフト
天測で5~6もの星を一度に捕らえ1マイルも誤差のある自船位置を出して良しとした
昔の航海は何だったのでしょう
船の艤装にしろ航海技術にしろ全てが圧倒的に楽になった今のヨットです

2011年11月5日土曜日

町中のジャングル




叔母の家の草刈りに行く
正に町中にあるジャングルで放っておくと家を覆い尽くしそうです
昆虫が大繁殖しそれを餌にする鳥たちがやってきます
夏には蝉の大合唱
一本の木から10匹ほどのクマゼミが飛び立ちます
年に3回は草刈りをしなければ庭に立ち入ることさえ困難な状況になります
草丈が僕の腰くらいになると刈り払い機で草刈りです
庭が広いので2日かかります
昨日はその1日目刈った草を別の場所に運ぶ為に連れ合いにも手伝ってもらい
大仕事をしました
今日もと思ったのですが朝から雨です
花丸のジェノアジブをファーラーにするためにフットとリーチに紫外線よけを付ける事にしました
昨日は巻き取りのテストをしましたが巧く行きました
ジブはインナーステースルばかり使っていましたが
ファーラーにすると簡単に展開できるのでバウスプリットの先端にあるジェノアジブも頻繁に使うようになるでしょう

2011年11月4日金曜日

瀬戸内海




先日の瀬戸内帆走の写真を見ていて
僕は何と良いところに居るのかとつくづく思う
四季があり美味しい魚が沢山いる瀬戸内海

沢山の島がありどの島の港も排他的ではない
僕が花丸を泊めている柳原漁港からでも一日で行って帰ることが出来る港が10以上はある
内海なので台風直撃のような時でない限りあまり大波は立たない
夏はあまり風はないが秋にはそこそこ良い風も吹く
長距離航海をして豊後水道を入ってくるとホームグランドに帰ってきたなと言う安心感に包まれます
瀬戸内海は世界有数のクルージングスポットです

2011年11月3日木曜日

チーク床材




30feet艇 合板の床がみすぼらしくなったので
上に7ミリのチークの板を接着するという
勿論繋ぎ目には切りかぎを入れ白色の材を入れる

ブルーシートでおおよその型取りをしてもらい
それに見合うチークを製材した
オーナーは自分の船を自作した人なので問題無くきれいな床が出来るでしょう
健康診断で全く何処も悪いところがないと言われた
それではと「竜王」の修理を受ける気になった
「天城」レストアと同じように毎日「竜王」の修理をUPしますので見に来て下さい
今度は土日は全て休んで花丸帆走をします

仕事にメリハリを付けて出来るだけ早くきれいにを目指します

勿論大切な強度は最優先です

2011年11月2日水曜日

ソフトドジャー



有れば圧倒的に乗りやすくなるドジャーの取り付けを引き受けました
愛媛県内のヨットなのですが出張して現場での仕事です
ソフトドジャーにしろ一度張ったらもう折りたたむのは台風の時くらいなものになるでしょう

僕は極端でC-mapの良さを知ると紙のチャートは持たなくなり
ドジャーを取り付けると雨風から身を守ることが出来るのでオイルスキンを持たなくなります
そこまで極端でなくともドジャーがあるとオイルスキン(船乗りの合羽)を着る機会は殆ど無くなります
荒れた時のスプレーは浴びなくなるし多少の雨ならドジャーの下におれば濡れません
又寒い冬の風もドジャーの陰で防ぐことが出来ます
もちろん夏のギンキラギンの太陽も日陰で過ごせば問題有りません
と言う事は昔の様に塩だらけ汗だらけで体力勝負のヨット乗りという感じから解放されます
若い時のように眉毛から塩田のように塩が噴いていると言うような荒っぽい乗り方は卒業だと言うことです
きっとこれで出航回数が格段に増えると思います

2011年11月1日火曜日

被災したヨット達




宮城県宮城郡七ヶ浜
度重なる地震と大津波にも沈まなかった壊れなかったヨットが少し残っている
写真では6艇しか並んでいないが
左遠方に見える防波堤までずらっとヨットが浮かんでいたそうです
手前のヨット群の後ろにクラブハウスの建物があり
その前の桟橋にも数艇のヨットが難を免れ浮いていた
陸には補修中のヨットがあちこちパッチを当てたような船体をさらして居る
復興にはまだまだ時間がかかるだろうなと思う

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/