2013年5月31日金曜日

計器ボックスカット


航海計器を入れるボックスを中央で切断
積層して繋ぐ部分を内側からおよそ50ミリずつサンディング
先に作っておいた型をクリップ止めしておいて
間に白色ゲルコートを塗る
これで左右を繋ぐ積層をして
型を外し表面を仕上げて綱いた部分を平滑にする
ゲルコートでは色を合わせることが出来ないので仕上げはウレタン白色にする
そんなに難しくてたまらない仕事ではないが
FRP仕事に慣れていないと出来ないだろう
木工とFRP仕事だと木工の方が圧倒的に面白いと僕は思う
それに嫌な臭いがしないし痒くもならないし体も木工の方が楽だ

2013年5月30日木曜日

計器ボックス


古野の航海計器を入れるボックスを作る事になった

最初からFRPで作るのでは型代も高額になるので
市販のものを買って横に伸ばす事になった
と言っても簡単な仕事ではなく半分に切る前に伸ばす方向のFRP型を作る
茶色の部分は型用のゲルコート
積層して型を作ってから計器ボックスを半分に切断して広げ積層部分をサンディングしておいて
型に合わせて内側からゲルコート+ガラス積層+トップコート
その後外全体をサンディングしてウレタンで仕上げる
おそらく最初から計器ボックスの箱をただ1つだけ作る値段の1/3くらいの値段で出来るだろう



無理難題片付けますよ何でも言って来てとやっていたら
次から次へと難しい仕事が入り
だんだん身動きが取れなくなってきている
そろそろ遊びたい虫が騒ぎだしそうだ

2013年5月29日水曜日

ハードドジャー仕上げ


アクリル窓の部分を切り抜いて
先日ガラスクロスを積層した時に出来なかった部分のガラスを切り
全体をサンディングの後さあ積層しようと思ったら雨が降り始めた
エポキシは雨の日に使ってはいけないので仕事はここでストップ
窓の部分を型取りして
外部用のアクリルを切り抜くことにしたがここでも問題発生
ジクソーの刃がアクリルを弾いてひび割れが入る
アクリルカット用の刃を買ってこないといけない
今度は頭を切り換えてハードドジャー後ろ両サイドのキャンバス部分発注の為に型を作る
最後は全く別の仕事でFRPの計器を収める箱を作る事を考え
最初の一手を施工して一日の仕事を終了

2013年5月28日火曜日

見積もり


片道5時間車を運転して大阪泉大津へ補修見積もりに行きました
37.5Feetの船が何かにバラストをぶつけてバラスト前側と船体に隙間が出来ました
と言う事はバラストの後ろ側船体がバラストに押されて凹んでいます
以前に上架した時にはバラスト周りはバラストに船体の重量をかけても凹んでいなかったそうですから
今度の衝突の衝撃でバラスト周りのFRPが白化して樹脂とガラスが剥離し力が無くなったと言う事です
それだけならまだしも悪いことにバラストの上にエンジンが載っており
そのエンジンベットも衝撃でダメージを受けています
そのエンジンがセールドライブエンジンなので
バラストの直ぐ後ろに突き出たドライブとプロペラを固定する部分も突き上げられて角度が変わっています
おまけにバラスト先端にはマストが乗っています
マストもエンジンもエンジンドライブもみんな降ろしての大工事となります
以前にもバラストを当てるような大事故をやったと見えて
バラストの上にはバラストボルトを包むようにガラス樹脂の積層があります
バラストを外さないで修理をやった証拠です
バラスト周りの補強と床を平らにする役目のハットと呼ばれる補強もそのままに凹んだ部分だけにガラスを巻いたようです
そんな修理は本当の修理とは言えません
やるならマストもエンジンもドライブも外しバラストも取り外して
バラスト周りのロンジやフレーム方向のハット補強も全て切り取り
きちんと船体の白化した部分をぜんぶ擦り落とし
二次接着用のビニエステル樹脂を使って船体を増し積層した後
全てを元に戻す大工事をすべきです
バラスト部分のこんな大仕事は人の命を預かる責任がずっとついて回ります
現オーナーばかりでなく次のオーナーが外洋に出る可能性もある訳です
ウーン と考え込んでしまう大工事の見積もりです

2013年5月27日月曜日

一人帆走


昨日は風も弱く久しぶりに一人で帆走
上蒲刈島にある広島県民の浜へ
何時もは釣り人が沢山居る桟橋だが日曜日だというのに誰もいなかった
行きは4時間ほどかかり
帰りは思い切りエンジンを使って2時間で帰って来た
久しぶりで4枚のセールを張り
風上航で気持ちよく走った
帆走中は引っ込めたが停泊中はコクピットオーニングを張り
日陰で一眠り
久しぶりで気持ちよくデイクルーズを楽しんだ

今日は修理見積もりのために大阪泉大津へ行きます

2013年5月26日日曜日

仮合わせ


25日2度目の三瓶でハードドジャーの仮合わせ
最初の時は高速を使って三瓶へ行ったが2度目は下の道を通った
所用時間は片道2時間と2時間半で殆ど変わらない
物が大きく僕の車には入らないので別の車で行く
オーナーの白敷さんも手伝ってくれて無事に仮合わせ終了
ハードドジャー後端からジブシートウインチ部分までは小さい三角のサンブレラー布で覆うことにする
そうすると飛沫も大分避けることが出来るだろう
これだけだとあまりに日陰が少ないので
夏場はこのオーニング後端からコクピットを覆う様なフライシートを作る事になった
船体デッキとハードドジャーを同じ色にするために色見本でウレタンを発注する

2013年5月25日土曜日

ステッチアンドグルー工法


ステッチアンドグルー工法と言う合板を使って船を作る簡単なやり方
軽いハードドジャーを作るにはもってこいのやり方だ
昨日の写真の様に銅線で合板接合部分を縫い付け
外側になる部分の銅線をペンチで思い切り締め付けて動かないようにしておいて
内側から銅線ごとマイクロバルーンエポキシパテとガラスクロスで留め付ける
硬化したら表返しねじって留めた銅線を切りとり
合板角の部分をサンダーで銅線の切り残しと一緒に擦り落とす
この状態で昨日は三瓶の「Solity Dog」へ行き仮合わせをする

2013年5月24日金曜日

ハードドジャー


ステッチアンドグルー工法という簡単な方法でハードドジャーを作っている
先日採寸した三瓶の「Solity Dog」のドジャー
寸法通り4ミリロシアンバーチをカットして
繋ぎ合わせ部分を2.5ミリの銅線で縫い付け
ペンチで銅線縛り目を回して合板同士をしっかりと絞める

昨日はこれをひっくり返して中側の銅線ステッチ部分にマイクロバルーンエポキシパテを打ち
その上にガラスクロスを低粘度エポキシでオーバーレイアップするところまでやった
今日は三瓶に仮合わせに行くつもりだ
巧くすれば留め付け用の駒を接着出来るかもしれない
きちんと取り付けられる事が解れば持ち帰ってアクリル窓部分を切り抜く
両サイドの窓はフィックスだが
前の窓は左右に分け夏の暑い時には取り外して風を入れられるようにする

2013年5月23日木曜日

ヤマハ23



ヤマハ23フィートのマストサポート後ろにテーブルを取りつけた
テーブル中央は蓋になっていて取り外す事が出来る


テーブルの下にはジンバルに乗ったコンロを取り付け

これでお茶ぐらいは入れる事が出来る
港の中でも漁船の引き波とかでジンバルがなかったらお湯を沸かすのにも苦労する
コンロを移動しないようにじっと手で押さえている等という状況は考えただけでもうんざり
何も無いのも良いが火が使えるのはショートクルーズでも随分ありがたい物だ

2013年5月22日水曜日

ジンバル付きテーブル



ヤマハ23にはテーブルもクッキングストーブを乗せるジンバルもない
そこでマストサポートの直ぐ後ろに
テーブルを取り付け
そのテーブルの中央部分に穴を開けて
ジンバルを付ける事になった
出来るだけ安くして欲しいと言う事で
ジンバル自体も6ミリ合板で作る
今日取り付けたらおしまいのトータル3日の仕事

2013年5月21日火曜日

ハードドジャー製作



三瓶のフィッシャリーナに停泊している白敷さん
ネット販売の社長でイノシシを追っかけて鉄砲もします
以前はヨットやモーターボートもやっていました

ヨットと銃と犬たちとの日々アクセスランキング一位のこんな面白いブログも書いています

今度は最近手に入れたヤマハ28「Solty Dog」を整備中です
ソーラーパネルを取りつけたいが取り付ける場所がない事と
ドジャーがあれば出廷回数が多くなる
そこでハードドジャーを取り付ける事にしました
「花丸」のようなのを取り付けたいと言われますが
木造船のように角が無く殆どの部分が軟らかい曲線になっているので
プラスチック船はなかなか難しい

昨日は三瓶まで採寸と打ち合わせに行きました
仕事が切れたら「花丸」で遊びに行こうと思っていると次の仕事が入ります
クルージングも仕事もどちらも楽しいと思います

2013年5月20日月曜日

浮き桟橋は沈む



中島大浦にある舫綱を取るボラードが付いた古い浮き桟橋
砂浜で半分沈んだままになって横たわる
鉄で出来ていて平たい箱のような物だが
世話をしないといずれ沈む
瀬戸内海の島には高速艇が着く浮き桟橋が沢山あり
運が良ければヨットも空いているところに舫う事が出来る
最近では漁業作業用の浮き桟橋も漁港の中に沢山出来ている
しかし浮いている物は必ず沈む

あまりぼろぼろで世話をしていない浮き桟橋に船を着ける時はご用心
万が一沈んだら舫っている船も海中に引き込まれることになる
何年か前に興居島の由良港で浮き桟橋が一夜にして沈んだのを思い出した
前日に舫を取っていたヨットは出港し一日違いで難を逃れた

2013年5月19日日曜日

船台部分の塗り



アンカレッジ・マリーナのクレーンで吊り上げてもらい
船台に乗っていると塗れないバラスト底と船台の当たり部分に船底塗料塗り
これをすると一仕事終わってホッとする時です
「ながと5」にはなぜかインボードディーゼルエンジンと船外機の両方が付いています
28フィートで1GMエンジンでは小さいのかもしれませんが
それにしても後付けの船外機はいけません
随分船尾が下がっているような気がします
この船の艇種が何か解らないのですが
古い船なのにバランストラダーを採用しているし
バラストは鉛だし
船体中央バラスト上にエンジンがあるし
走りを意識した昔のレーサーかもしれません
昨日下架してしまなみ街道の袂にある波止浜港へ帰っていきました

2013年5月18日土曜日

いよいよ修理完成



アンカーラインが切れて船首を堤防にぶつけ傷だらけで船首に穴の開いた「ながと5」
2週間かかったが船首FRPの補修も終わり
変形したバウ金物やパウパルピットを新替し
傷ついた船体も塗り直し
この際だからと船底塗料も新しく塗り替えて
今日の10:00に下架予定で潮の流れに乗って来島海峡の近く波止浜まで廻航です
「ながと5」を降ろしたら土日は「花丸」に乗るつもりです

2013年5月17日金曜日

機帆船



機帆船と呼ばれる木造運搬船を瀬戸内海では時々見かける
呼び名は機帆船でもマストは既に無く汽船だ
全部木造で船首や船尾の厚味の有る木はどうやって曲げたのか不思議なくらいよく曲がっている
島から島へちょっとした荷物をゆっくりと運んでいる
船の一回の運搬能力はたいしたものでこんな小さい船でも
10トンダンプカー何台分もの荷物を一度に運ぶ
中央の船倉は広くて深い
大抵はくたびれ果てたような船に大丈夫かなと思うくらいの年寄りが乗っている
瀬戸内海はヨットで島巡りをするには面白い所です

2013年5月16日木曜日

船首金物取り付け



せっかくの全取り替えだから金物の設計をやり直した
長さを1.5倍まで伸ばし中央にアンカーウェルの水抜き穴を開ける
そして留めボルトは8ミリだったのを10ミリに変更
これで随分丈夫になったはずだ
後はバウパルピットが出来上がって
電線を通して両色灯を取りつけ
ライフラインを元に戻したら全ての修理が完了する
廻航はオーナー本人がすると言う事なので何時下架出来るか連絡する必要がある

2013年5月15日水曜日

瀬戸内の凪



春の嵐が収まるとだんだん暑くなり風が吹かなくなる
瀬戸内海の夏は潮の流れを読んでエンジンを多用してのクルーズです
昼間は少し風が吹くこともありますが決まって朝凪夕凪があり
夏はヨットのシーズンだとは思えません
ただ水が温かいのは少々飛沫がかかってもへっちゃらなので助かります
今からの焼け付くような太陽と無風の瀬戸内海は僕にとっては苦痛です
瀬戸内海のヨットシーズンはやはり秋でしょう
風も吹き始め暑くもなく寒くもなくと言う時が最高です

2013年5月14日火曜日

中島 大浦港



日曜日に停泊した中島の大浦港プレジャーボート桟橋
松山市管理で三津の公安事務所に届け出る必要がある
停泊禁止の看板があり電話番号も書いてある
日曜の朝早くはお役所は休みなので連絡のつけようがない
そこで仕方無く無届けの係留となる
漁船は泊めてはいけない場所なので
許可を取った地元のヨットが2艇泊まっているのみ
フェリーに乗って来ないと行けないのと
台風が心配なので普通は誰も中島にヨットを停泊させておこうとは考えない
風呂が近くには無いので停泊はしても一泊して翌朝までと言う事もない
水が綺麗で緑も綺麗な「花丸」の母港柳原漁港から1時間半で来ることができる良い港です

2013年5月13日月曜日

89センチのスズキ



中島の大浦で89センチのスズキを突いた朝井さん
つい最近大阪から石田さんが来ている時に
60センチのチヌを突いて大きさの記録を更新したところでした
昨日は朝井さんが40センチを越えるチヌを突いて料理し
みんなににぎり寿司とアラの煮付けをごちそうしてくれました
その後の獲物でした
直ぐにさばいてお土産に片身と頭をもらいました
新鮮なスズキは何とも言えない美味い魚です
写真の嬉しそうな朝井さんの顔を見て下さい

セーリングの腕も最上級クラスですが
狩猟の腕も釣りをしても突きん棒漁でも漁師にも劣りません
極めつけは料理の腕です まさに料理はプロなのです
ギターを弾いても歌を歌っても素晴らしいの一言

海の若大将と言いたいところですが
今はちょっとおじさんになり全ての技術が頂点に達してきたところでしょうか・・・

2013年5月12日日曜日

船底塗装



朝から昼までは雨で船体の補修は中止して
赤い船底塗料を塗る
船底塗料は色によって効き目が違う
やはり一番良いのはよく使われている赤が最高だと思う
係船している港によっても何処の製品が一番良いか違うようだ
試行錯誤から港によって一番よく使われている船底塗料を塗るのが無難だ
昼から船体の色合わせにかかりやっと近い色になったなと思ったら
どうも「ながと5」はウレタン塗装ではなくラッカー塗装だったようだ
ガッカリして最初からやり直しにする

2013年5月11日土曜日

船首補修



一昨日の写真ですが「ながと5」いよいよ船首の基本的な積層が終わり
防水の為に手持ちの黒色ゲルコートを塗りました
これを磨いて仕上げた後ウレタン塗料を調色して色づけです
バウパルピットや船首金具は発注済みです
予定通り2週間で降ろすことが出来るかどうか微妙です
松山市のピンポイント天気予報によると
朝になれば雨が上がり風が出るようです
昼から船底塗料を塗ろうかと考えています
「K&K2]のエンジンクラッチは古いので作らないといけない事が解りました
6月末までかかるそうでそれまで上架したままで旅の途中のしばしの休憩と言う事になりました

2013年5月10日金曜日

クラッチオイル冷却ホース

クラッチオイル冷却ホース

K&K2のエンジンはいすゞMC240という4気筒エンジンです

マリンギヤはMGM10-1という新潟鉄工が作ったもので
多板式クラッチでクラッチオイルを海水で冷却しています
こんなに大きなエンジンを積んだヨットは珍しいです
写真はオイル冷却水の塩で詰まったパイプです
これでは海水が流れず冷却能力はもの凄く低下していたはずです
それとギヤオイルこし器の網目も金属片がつまりザラザラでした
オイルが熱を持ち焼けたような臭いがしました
新しいオイルでしたがギヤーオイルも交換です
漁船のように毎日プロペラを回すなら良いが
ヨットのように冬の間乗らないと言うのが冷却水ホースに塩の塊が出来る原因だそうです
そんなときは冷却装置から海水を抜き取って冬を越すと良いとエンジン屋さんに言われました
エンジン本体の方は冬でも時々エンジンをかけておれば問題無いそうです
長く使わない時はこちらも冷却水を抜く方が良いと聞きます

2013年5月9日木曜日

K&K2



大阪のK&K2が毎年のように九州方面へクルージングに行っているが
その途中問題がおきてアンカレッジ・マリーナに上架
クレーンを手配しておいて直ぐにマストを倒した
オーナーの石田さんの予想していた部分の損傷はなく
メインファーラー装置は無事であることが解った
もう一つエンジンクラッチについて修理を頼まれ
今日はそちらの方をマリン専門のエンジン屋さんにお願いすることにした
よく70歳近いオーナーがこの船を一人で扱える物だと思う
ジブファーラーはもちろんのことメインファーラーも付いた船で
おまけにバウスラスターまである
奥様をご病気で亡くされて以来四国遍路もしたが
やはり好きなヨットの旅の方が性に合っているのだろう
毎年春先から秋にかけて航海をしている
ヨットにも色々な楽しみ方がある物だと思う

2013年5月8日水曜日

堤防は強い



アンカーラインが切れて堤防にゴシゴシ当たった船首金具です
相手はコンクリートで出来ている堤防ですが
4ミリ厚味のステンレス金具が磨り減っています
堤防は強い物です
走っている状態で激突するとこんな物では済まないでしょう
船体に重大なダメージを負うと思います
風でアンカーラインが切れたとは言えステンレス金物と
船首ファイバーグラスが摺れただけなので大したことはありません
それにしても堤防のコンクリートは津波には弱いがヨットには強いです

2013年5月7日火曜日

船首サンディング



アンカーラインが切れて堤防に当たったと言っても
衝撃的にぶつかったのではなく寄っていってゴリゴリと擦った傷です
バウパルピットやステム金具のステンレスの部品が修理不可能なくらい傷みましたが
FRPの部分の樹脂とガラス繊維が剥離する白化という現象は比較的少なく
一番内側の薄皮を一枚残して白くなったところはみんな削り落としました
昼からマイラー紙で型取りしてガラスマットとガラスクロスを切る
その後ビニエステル樹脂(二次接着専用の樹脂)で積層
10層以上有ったので二回に分けて積層した
あまり厚味がある物を一気に積層すると発熱して強度が落ちる
積層が終わった後面出しのパテ付けまでやって昨日の仕事は終了です
海の広場を更新しました
「178  無理難題解決係」です

2013年5月6日月曜日

ながと5




アンカーラインが切れて前の堤防に船首をぶつけた「ながと5」の修理です

ジブハリヤードの予備やスピンハリヤードを前の舫クリートに固定して
マストが後ろに倒れないようにしておいて
ジブファーラーをフォアーステーと一緒に取り外しました

ライフラインと切り離して傷ついて曲がったバウパルピットを取り外し

やっと手が届くアンカーウェルの中からナットを緩め
ステム金具も外しました

昨日は連休でアンカレッジ・マリーナはお客さんの車で埋まっており
傷ついたFRPのサンディングは取りやめ
今日の朝早く今からマリーナへ行って白化した部分を削り落とします

2013年5月5日日曜日

ショートクルーズ

ショートクルーズ

怒和島

倉橋島
ウインドベーンの調整と ゆっくりしたいと思い一人で出発
先ずは二神島を目指したが1つしかない桟橋に漁船が着いていた
仕方無く近くの怒和島へ移動して高速艇桟橋に舫
早速折りたたみ自転車を組み立てて島を一周
結構アップダウンがありハードだった
「花丸」を泊めた港を囲む堤防の橋には釣り人が3人居て
一晩中釣りをしていた
5月だというのに結構冷え込み寒い朝だったので少し心配になったが
おじさん達は元気に朝一番のフェリーで帰っていった
次の日は朝早く出港して広島県倉橋島の海の駅へ移動
ここでも折りたたみ自転車を組み立てその辺りをうろうろ
温泉に入って冷たいビールを飲み昼寝
夕方には岡山からヤマハ31フィートが入ってくる
4日の朝早くに出港して柳原漁港に帰り
09:00には家で朝食
いきなり仕事モードに切り替え
アンカレッジ・マリーナで先日見積もりをした「ながと5」を上架する

2013年5月2日木曜日

スリング緩衝材



丸々1週間ほどかかって作ったスリング緩衝材です
船をクレーンで吊り上げる時に使うスリングベルトが
船のシアー部分を締め付けて大変な力がかかるので
それを少しでも和らげデッキ部分にも力が分散するようにした物です
FRPの板がシアー部分からぶら下がり
船体側の凹みに合わせ発泡体を張り付けてあります
外側の出っ張りは丁度デッキの高さで
この出っ張りにスリングベルトが掛かり釣り上げたときにデッキにも力が分散します
後ろ側のスリングは船体の反りがないのでそのまま吊っても大丈夫だそうです
今日が初使用だそうです
巧くいくことを願っています
今朝から2泊3日のショートクルーズに出かけます

2013年5月1日水曜日

5月連休



写真は大三島・宮浦の第二桟橋
桟橋に横抱きで40フィートクラスのヨットを4艇は着けることが出来る

連休中には沢山のヨットが訪れる事だろう
海の駅になっていて係船料は一泊1トン2円
「花丸」は4トン弱なので8円です
花丸を係留している柳原から一日で充分来ることができる港です
僕が知っているだけで一日で行けて風呂にも入れて
海の駅として利用したいなと思うところが7箇所有ります
回りがそんなに安いか又は無料の所ばかりなのに何処をどう間違ったのか
堀江海の駅は00:00からの計算で一泊して二日分の入港料
しかも「花丸」クラスで3000円です

近くの人は先ず入港しないでしょう
クルーズをしている船も一度は来るでしょうがわざわざもう一度というのは考えにくい

松山市の管轄です
使いもしない箱物など要らない・ゲートも要らない
桟橋を舫易くするくらいでよいから係船料を回りの海の駅に合わさないと

まるで松山には来ないでと言っている関所のようです

明日からショートクルーズに出かけます

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/