2014年2月28日金曜日

ネット環境


ジュエリー屋の長男 真澄人君の引っ越し 重量物はほとんど移動
工房二階の海の見える部屋はほぼ片付きました
最後に残ったのはパソコンです
引っ越し先のネット環境が整っていないのですぐには移動できません
彼の引っ越しで工房二階は大分片付きました
あまりにも狭く作業場に道具など全てが収まらないので
あふれ出した道具達がだんだん僕のスペースを占領して来ていました
それにしても僕も真澄人君も物を持ちすぎです
少し処分してすっきりしないといけません

物を捨てる事を考えないといけないなと二人で反省

2014年2月27日木曜日

引っ越し

彫金屋の長男 真澄人君の引っ越しです
工房の二階には床に3メートル×1メートルの取り外し部分が有ります
大きい物を二階に上げたり二階の物を降ろしたりするための穴です
「花丸」のステム材やフレーム材は二階で接着してこの穴から下に降ろしました
又工場で作った木造セーリングカヌーは吊り上げて二階に保管してあります
穴の真上にチェーンブロックをセットして重い物を降ろしました
床を元に戻しておいてその上に重量物を移動させチェーンブロックで吊り上げ
床を取り外してからチェーンブロックをゆっくりと降ろしていきます
真下に友人に借りた軽四トラックを待機させておいてその荷台に重い物を降ろします
一番重かったのはレーザー溶接機で120キロもありました
次は彫金机でしょうか 何もかも取り外しても一人では動かせないくらいの重さです
電気工事が終わっていなかったバフ掛けという磨きの道具を残し昨日重量物はみんな運びました
今日はこの磨きの道具を運んで残りの 手で持つ事が出来る小さい物を運びます
仕事をストップしていないので直ぐに新しい場所で使えるようにしないといけません
それも今日は手伝います
「海の広場」更新

2014年2月26日水曜日

春の光


先の日曜日「花丸」にエンジンをかけに行った時の写真です
真冬のチリチリ刺すような寒さは和らぎ
船内には日の光が差し込んで結構暖かかった
日中の最高温度が10度を超すようになってきて
やっと帆走もありかなと思うようになった
この日は北寄り風が段々強くなり一人で出港すると帰って来たとき
船と船の間が閉じて入港できなくなる恐れがあるので出港しなかった
昨日は千葉県から古代の船を研究している人が訪ねて来られ
つい最近松山市で発見された7000年前とかの丸木舟の話を聞いた

その他にも狭いヨット界の聞いた事がある名前が次々に飛び出し面白い話をお聞きした

2014年2月25日火曜日

スルハル


トイレの排水スルハルから海水が少し入ると言う事なので
「葉」のスルハルを給水側も排水側も両方交換する事になった
もう30年以上経っている船なので排水スルハルの上のバルブが固着して戻せない
どうやっても連れ回りするのでサンダーで切る事にした
スルハルをカットしておいてスルハルを船体に止めているナットも半分にカット
やっと外れた
スルハル自体はまだ厚味も残っており
水漏れをしたのは船体とスルハル固定ナットの間の合板が腐ったからだった

しかしこんな台形の断面を持つ形のスルハルは日本では売っていないがどうした物か
船体を凹ませてスルハルが抵抗にならないようにフラット面にする為の物だ

2014年2月24日月曜日

エンジン


毎週必ず一度は「花丸」に行き乗らなくてもエンジンをかける事にしている
本当は毎日一度はエンジンを動かした方がよいのだろうが
目の前に船があるというのでは無いので週に一度が良いところだ(車で10分かかる)
エンジンオイルを点検しておいて
キングストンを開きエンジンをかけ冷却水が出ているかどうかを確認する
昨日はエンジンが非常にかかりにくかった
ヤンマー3GMという3気筒のエンジンだが今までで最高にかかりが悪かった
グローランプが付いているエンジンが良いなと思うのだが
後から取りつける事は出来ないだろう
少しアクセルを噴かし気味にして何とかスタートさせる
冷却水も問題無く出ているがそろそろ12年経つので2回目のインペラー交換と
ミキシングエルボ初めての交換をしたいと考えている
今年こそは出来るだけ長時間海の上で過ごしたいと思う

2014年2月23日日曜日

工房と家


昨日は写真を撮っていないので隣の駐車場から工房と家を撮りました
工場は長さ14メートルで二階建てです
工場の前に巾7メートルの護岸があり松が植わった土手を隔てて砂浜
そして堀江海水浴場の遠浅の海へと続きます
家と工場の隙間は1.5メートルほどあり通勤時間は数秒です
家は3階建てで一階は半分土に埋まって全面駐車場です
裏の道路は海側よりも低いのです
屋上は若いときは海の見える宴会場でしたが
12年前からソーラー発電所にしました
今から「花丸」に行きます
出航するかどうかは行ってみての風次第です

2014年2月22日土曜日

自作の工具


彫金をする為の工具を移動しないといけないのですが
最初に持ち込んだのは滅多に使わない線引きという道具です
上の写真の穴が開いた鋼板に細い針金のようになった材料を通します
大きい穴からだんだん小さい穴に通して無理やり引き抜きます
引き抜く力を途中で止めると痕がつくのでずっと引き抜き続けないといけません
専門の機械は非常に高くて大きいので真澄人君は自作の機械を作りました
特別長いチェーンを付けたヒッパラーで3メートルくらいの長さストップしないで一気に引き抜きます
彫金は面白い仕事です
僕も若ければやってみたいなと思いますが
今では慣れない細かい仕事は目がついて行けないでしょう
いよいよ内装も終わり後は外装と引っ越しです

何からどうやって運ぶか中には100キロを超える機械もあります
それに大きくて重い帳金専門の机も二階から下ろすだけで大仕事です

2014年2月21日金曜日

郵便受け


真澄人君の家の勝手口に郵便受けを作りました
郵便受けと言っても扉の横壁に斜めに穴をあけたものです
室内側の壁は石膏ボードなので簡単に穴をあける事が出来たので
甘く考えていましたが外壁は金網入りのコンクリート壁で穴を開けるのも一苦労
紙で内側を型取りして薄いステンレスの板を張る事にしました
外壁投入口には市販の郵便受け口を取りつけます
これくらいでヨット大工の僕の出番は終わりかな

ヨット大工は電気・水道・木工・塗りと何でも一応はやれるのですが
家と違いヨットは物が小さいので繊細です
家にヨットの繊細な仕事を持ち込んでは仕事が進みません

真っ平らな面で直角で大きく広く一気に仕事を進めなければなりません

2014年2月20日木曜日

出航


沖は白波が立っています
関東からファーストマリンの社長 関口さんが自分の船「葉」に乗りに来られた
日曜日までのクルーズだそうですが今朝は凪から風がだんだん強くなりました

能美島の西側を回って広島まで行くそうです
朝一番に「葉」の下架を見に行きました
僕は吹いていたら乗る気はしませんが
瀬戸内は風が吹いても波が立たないので沖縄よりずっと乗りやすいそうです
本当にヨットが好きなんですね
僕は家で酒を飲みヨットの本でも読む事にしましょう

2014年2月19日水曜日

光源を下げる


「Mast Original」の改装工事をしています
長男 真澄人君の彫金工房です
今天井に光源のない壁側に細かい仕事をする場所が並びます
原型・加工・溶接・磨きとそれぞれ場所を変えてやります
細かい仕事なので光源を下げて全体を明るくした上に
手元には直ぐ目の前にスポットで手元を照らす明かりを置きます
ヨット屋の仕事とは違い何しろ細かい仕事なので明るさは大切です
60ワットの蛍光灯が2本ついたものを4組床から2メートルくらいの高さに吊す事になります
その準備中です
床に置いている白いものが天井から吊す蛍光灯
昨日は家の裏に郵便物の投函口を作りました
ごく普通の家ですが外壁は15ミリ厚味くらいの金網入りコンクリートで出来ており
穴を開けるのはダイヤモンドを焼き付けたサンダーの刃を使っても一苦労でした

ヨットとは又違う面で材料の工夫がなされています
しかも家はヨットとは比べものにならないくらい材料も量産なので良い物が安くできます
ヨットも一家に一艇くらい普及すれば今までと全く違う安くて良い物が出来る様になるのでしょうが
そんな時代は来そうにありません
木造ヨットを作る船大工はいよいよ絶滅の危機にあります

2014年2月18日火曜日

縁回し


「Mast Original」の改装工事をしています
長男 真澄人君の彫金工房です
天井と壁を白色ペイントで塗って床をダークブラウンのクッションフロアーにしました
昨日は天井と床の縁回しを取りつけると部屋がきりっと引き締まり中々の出来映えになりました
部屋の内装工事はそろそろ終わりです
後は徐々に道具類を運び込み配管・配線をして使えるようにすると一応仕事を移せます
二階の居住区の改装工事も少し残っています

2014年2月17日月曜日

工房全景


いよいよヨットの仕事をしていないので写真が無くなった
今朝も寒いが明るくなった外に出て工房の写真を写した
表の白い扉は観音開きになっており完成したヨットを出すときに開く
上の窓は今月いっぱいは真澄人君が彫金をする部屋
海に向かって窓を開ける事が出来るので一番快適な部屋だ
真澄人君が引っ越したら畳をひいてお酒を飲む部屋にしようかと考えている
工房前の道路は護岸で巾が7メートルもあるが道ではないので駐車違反取り締まりは無い
夏になれば海に遊びに来た人たちが好きなように駐車する

工房東側の通路に愛媛大学ヨット部の470というディンギーを2艇預かっている

2014年2月16日日曜日

プレーナー


巾312㎜の板を同じ厚味に削る事が出来るプレーナー
100V電源のものでプロが使うには一寸どうかなというものだが
ヨットを作るには充分使える
工場が狭いので固定しないでキャスター付き木箱に乗せている
箱の中には予備の刃やプレーナーの刃を合わせる治具等を入れる
小さい木工機械はマキタが性能や丈夫さの面で一番だと僕は考えて居る
その他の小さい手で持って作業をするような工具もほとんどマキタだ
彫金師「Mast Original」の引っ越しは今月中にと言う事で
仕事場の改装を急ピッチで進めている

2014年2月15日土曜日

部品作り


修理に出していた定盤付き丸鋸が直ってきたので早速材料を切り出す
真澄人君の作業場天井縁回しと床の縁回し

そして手前の白い板は蛍光灯を取りつけるための板
彫金作業は明るくないと細かい作業が出来ないので
天井についていた蛍光灯を彫金机の上にある分は床から1.8メートルくらいの所までチェーンで降ろす
写真の板に蛍光灯を取りつけておいて真ん中の穴に取りつけたスイッチで一つずつ点灯させる
一番よく使う蛍光灯だけは電気をあまり使わないようにLEDに替えるそうだ
随分明るくなり電気代の節約になる

2014年2月14日金曜日

定盤丸鋸


15年くらい前に買った定盤丸鋸が壊れて動かなくなった
修理に3万円くらいかかると言われ価格を調べてみた
10万円弱の機械だったのでやはり直す事にした
酷使に耐えよくぞ15年も頑張ったものだ
今でも同じ形の新品が売られている新しいモデルは出ていないようだ
動力の機械には劣るが軽くてキャスターを付けて何所へでも移動できるのが良い
同じ時期に買ったプレーナーもそろそろ危ないかな

必要経費の項目も消耗工具に入る様な小さい工具ばかりでヨットを作ってきた
ヨット屋は他の業種に比べ初期投資は少ないと思う

2014年2月13日木曜日

ウッドデッキ


長男 真澄人君の引っ越す家の南側二階の屋根にウッドデッキを作った
丁度屋根を囲むように枠があったので作りやすかった
北側にはベランダがあったが布団や洗濯物を干すのは南側が良いだろうとこんなのを作った
屋根の勾配を水平にする為の下地の三角と
その三角の材を横に繋ぐ木と
そして30ミリ×90ミリの床を張っただけの単純なものだが真君と二人でほぼ一日かかった
こんなのを作るのは家大工さんの方が圧倒的に早いだろうが
ヨット大工の僕は木造船の発注もなく時間をもてあましているのでこんな事をして遊んでいる

2014年2月12日水曜日

蛍光灯の反射板


外部蛍光灯の反射板が錆びていたので
磨き直して白色ウレタンを塗りました
ヨットは家の縮図の様なものです
たいていは何もかも自分でやります
家は需要が多いので専門職に分かれています
修理も専門職があります

ヨットは外洋に出れば専門の修理屋さんを呼ぶわけにはいかないので
何もかも自分で出来ないといけません
出来なかったら創意工夫で問題を乗り越える智恵を持たないとだめです
ヨット乗りとヨットの修理屋は近いところに居ます
下手をするとヨット乗りの方が知識が上だったりします

2014年2月11日火曜日

改装


僕の長男 真澄人君はジュエリー屋です
Mast Original
僕の工房二階の海の見える小さい部屋でオリジナルジュエリーを作っていましたが
だんだん工具も多くなり仕事部屋も狭くて引っ越す事になりました

今まで全く別の職種の人が使っていた部屋を改装してジュエリーを作る部屋にします
先ずは室内を仕切っていた壁や扉や窓を取り除きました
次に電気器具を取り外して天井と壁を室内用の白い水性ペイントで塗りました
ちょうど一仕事が終わった後なので僕と真君が改装を手伝っています

2014年2月10日月曜日

スイッチパネル新替


右舷クォーターバース物入れ棚の一つに蓋をつけ
その蓋にスイッチパネルを取りつけている
前のものは安物でスイッチが入っているかどうかを示す光が点いたり着かなかったり
それとガラス管ヒューズを使っていたが換えが無かった
今度新替したスイッチパネルはブレーカーが着いており
過電流が流れてブレーカーが落ちてもボタン一つで復活させる事が出来る
配線図もなく後から増設した電装品もあり
元通り復活させるのはなかなか難しかった
次は点灯しない船尾灯とマスト灯(アンカーライト)を点くようにしよう

2014年2月9日日曜日

道後温泉


宮崎駿夫さんの「千と千尋の神隠し」というアニメの舞台になった湯殿を思わせる道後温泉
駐車場の丘の上から眺めると何層にも重なった屋根が不思議な雰囲気です
昨日はあまりに寒いので温泉に行きました
観光客が多い道後温泉を素通りして
源泉は同じで地元の人がよく行く「椿の湯」へ行きました
しっかり暖まって家に帰り一日中飲んだくれていました
今まで仕事仕事でのんびりする暇がなかったので少しのんびりしたいと思います

2014年2月8日土曜日

防腐剤


屋外木部用防腐剤キシラデコール
木造ヨットの木造マストに使って何年も塗り重ねて全く腐っていないという友人もいる
建築用塗料としては高価だが他の防腐剤入り塗料よりもずっと安心だ
木造ヨットではエバデュアーという防腐剤入り低粘度エポキシを使うが
これはあまりにもひどい臭いがする
人間の方がだめになりそうだ
真澄人君の家の二階ベランダにキシラデコールを塗っている
僕の家のベランダ手すりもこれを塗った

今度木造ヨットを作ったら室内用のキシラデコールを船内に使ってみようかと考えている

2014年2月7日金曜日

iPad


最近ショートクルーズばかりだがiPadの出番が無い
Plan 2Navというソフトを入れてJEOOESENという会社からC−mapチャート日本海域を買って
これだけでまともに航海が出来る
「花丸」には12vで作動するパソコンをナビゲーション専用に積んでいるので
ほとんどiPadは使わない
次はからは面倒でも船に持って行って何時も使う事にしようと思っている
船上でインターネット環境さえあれば自船周り100マイルの4日後までの天気を知る事も出来るのに使っていない
風データー・波浪データー・天気予報・温度・湿度などヨットの航海で重要な気象情報をみんな海図上に得られる
何でも慣れだなあと思う
慣れていないとどんなに良い航海計器もいざとなっても使えないだろう

今iPadで主にやっている事と言えばテレビを見る事くらいか
これも突き詰めれば海外でネットから自宅のテレビを見るところまで行った

2014年2月6日木曜日

ジブファーラー


「花丸」ジェノアジブにはジブファーリングシステムを使っている
2100ミリメートルあるバウスプリットの先にフォアーステーが付いているので
設計ではジブセールのタック部分をバウデッキに取りこんでセールをセットしてからテークルで前に引き出す
ハンクスをかけないでフライでジブを上げる事になる
そうなると大きいジブセールの収納やその他煩雑な仕事が増えるので
ジブファーラーを採用するまではほとんどジェノアセールは使った事がなかった
今はインナージブの方を面倒なので使わなくなった
このジブファーリングシステムが巧く行く時は快適なのだが
時々ファーリングシートがドラムから外れる
芯の無いセールそのものを巻いていくやり方で上手くやるにはコツがいる

2014年2月4日火曜日

船内作業用工具入れ


ヒビが入って漏れた18リットル灯油タンク
手提げの部分を残し両脇を切って工具入れにした
工具箱そのものを船に持って入るのは邪魔になる
それに重くて毎回全部の工具を船に持ち込むのは面倒だ
必要な工具だけをこの箱に入れて船に持ち込む事にした
軽いし持ちやすいし少々周りや床に当たっても傷が付かない
穴が開いたフェンダーなど修理の仕方を知らないので捨てているが
この手のゴムやプラスチックを元より丈夫に接着出来るものは無いものか
小さな穴でも使えなくなりもったいないなと思う

2014年2月3日月曜日

海藻


「花丸」の前に昔船の船底を掃除した船立て場がある
段差があり潮が引いたら干上がる平面で陸から6メートルくらいの巾がある
昨日は朝井さんと中島の大浦へ行って帰ったら引き潮で干上がっていた
夏場は枯れてしまうが今頃は緑の海草に覆われる
海草は陸の草と違い寒い時期に活発に伸びる
今から新ワカメの季節です
昨日は中島でワカメを取り持ち帰ってワカメのしゃぶしゃぶをした

2014年2月2日日曜日

Earth Wind Map


Earth Wind Mapと検索すると世界中の風を動画で見る事が出来る
僕の住んでいる松山をクリックすると左下にその場所の北緯と東経が出て
磁方位何度方向から風速何メートルの風が吹いていると知らせてくれる
もちろん情報は刻々と変わっている
ヨットの航海では天気が重要な条件となる
中でも風が一番重要だと思う
ネット環境が整えば格段に安全な航海が約束されるだろう

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/