2012年3月31日土曜日

欠けたトーレール補修


津波の中に巻き込まれ何処かに当たって欠けたトーレールを補修した

長い距離に渡ってだめになっているのなら長尺物を止め付けながら曲げていくのだが
ほんの1メートルほどなので曲がった材を作り出す

1ミリメートルずつ大きく作り削ってカーブを合わせることにした

はめ込んだトーレールの一番後ろくらいの位置に立っていたスタンションも
大きな衝撃を受けチークデッキまで傷ついたので
その部分のチークデッキも張り替えた

昨日から一日中温度が5度を切る事は無いと解ったのでエポキシ接着を始めた
準備していたのであちこち接着をする

今までは痛んで傷ついた部分を取り除く仕事ばかりしていたが
いよいよ本格的な修理が始まったという感じになって来た


2012年3月30日金曜日

増しフレーム写真ー2


衝撃で折れたフレームの前後に増しフレームを入れ外から見た所
3本折れたフレームの内 真ん中の1本後ろ側は12ミリ耐水合板のバルクヘッドを入れる
昨日は接着をするつもりだったが
接着部分のペイントを取り除いていない部分が有りサンディング

昼からは左舷トーレールのかげた部分を作る
長い物ならだんだんに曲げながら留め付けてきれいなカーブを出せるが
1メートルほどなので曲がった材を切り出す

外板埋め木部分も作ろうとしたがごくわずかなカーブがあり
1箇所ずつ型取りして作り出す必要がある
思ったより手強い仕事です

いよいよ今日は接着を始めようと思ったが曇りで気温が上がらないそうなので中止
別の仕事をする事にした


2012年3月29日木曜日

増しフレーム


衝撃で折れたフレームの前後に増しフレームを入れる
3本折れたフレームの内 真ん中の1本後ろ側はバルクヘッドが入るので
増しフレームは全部で5本
もう少し暖かくなって夜間も5度以上になったらエポキシ接着をする
今はあちこち取り除いた木を作り出している段階
今日は衝撃で無くなったスケグの部分をケヤキで作ろうと思っている
それとウォーターライン上の穴を塞ぐマホガニーを整形する予定
今までは悪い所を壊して取り除いていたが
今からいよいよ修理していく段階に入る

2012年3月28日水曜日

新しいバッテリー


新しいバッテリー
傾いても液漏れしないメンテナンスフリーの新しいバッテリーを2個積み込む

昨日は海専門の電装屋さんが来てくれて早速バッテリーケーブルを引く

メインスイッチに電気を投入して全ての電装品をチェックしてくれる

電球バルブを替えたりヒューズを替えたりして全てが作動するようになった

昼から右舷前にある大穴のダメージを受けた一番前のフレームに増しフレーム
曲がっている・角度がついている・ガセットがある等で
現場でカンナ、ノミ、プレーナーなどを使って合わせる

前後に増しフレームを抱かせるだけで相当な時間を費やした

今日は後2本のフレームに増しフレームを合わせる仕事が一番の大仕事
余裕があれば外板傷部分の埋め木凹みも作ろう

2012年3月27日火曜日

穏やかな天気


花粉症は点鼻パウダーと飲み薬で随分楽になった
鼻水が止まり頭がぼんやりするのも直った

一番長い彫り込みになる横に長い傷の部分を仮留め釘を使って細い木で囲む
その中にトリマーで枠を彫り込み後は中央部分をノミではつる

時々木ネジにノミの先が当たり刃が欠ける
真鍮木ネジならまだ救われるが新しくステンレス木ネジが入っている部分はノミが欠ける

これで彫り込みの目処が立ったので
今日は右舷前方大穴のフレームとバルクヘッドを入れて見よう

仕事全体が見渡せるようになったら気が楽になる
もう少しで全体を掌握できると思う

後は体力と根気と接着に必要な気象条件次第です

2012年3月26日月曜日

強風波浪注意報


土日は必ず休むことにすると決めていたが
今月は出張で「竜王」の仕事が進んでいないので昨日も仕事をすることにした

強風波浪注意報が出ていてアンカレッジマリーナのヨットレースも中止

昨日は初めて外板を凹ませて埋め木をするための彫り込みをした
一気にやって失敗してはいけないので合板で一度テストをし
確実にやれることを確認してから1箇所だけ彫り込んでみた

スプルースの細い板を仮留め釘で留めておいてそれに沿わせてトリマーを走らせるやり方
結構手間だがそれなりに上手く行った

充分強度がある表面だけの傷はこの方法で埋め木をすることにした

2012年3月25日日曜日

もう一度プロペラシャフトを抜く


エンジン側のコックボード(支面材)がガタガタしているのが気になり
もう一度プロペラシャフトを抜いてPSSシールも取り外してみる

外してちゃんと目で確認して良かった全く入っていない
磨り減って無くなったのか最初から入れ忘れか無い状態です
早速管導材の内径をノギスで計り高澤製作所に作ってもらうことにした
知らないでそのまま降ろしたら危ない所だった

2012年3月24日土曜日

マホガニーの傷部分埋め木準備


穴が開くほどではないが船体あちこちに深い傷が出来た部分がある
強度を失わないようにエポキシで新しいマホガニーを埋め木する為に
ノミで傷の部分を彫り込む

昨日は花粉症が益々酷く目の痒さと鼻水でどうすることも出来なくなり
2時間ほどで仕事を止めて家に帰り風呂に入って眠る

ラダー金物は残っていたので新しいのを作る事は出来るが
そのラダーを受ける金物はかげたスケグと一緒になくなっている
その辺りをどうした物かという考えが頭から離れない

ラダーを作る為に早く図面を書いて発注する必要がある

2012年3月23日金曜日

花丸の船内


松山に帰ってきてから花粉症が酷くなった
昨日は目の周りが痒くて鼻水が出て思うように仕事が出来なかった

この写真は出張から帰った翌日18日に「花丸」のエンジンをかけに行って写したものです
エンジンはかけないで放置するのが一番いけないのだそうです
オイルが下がらないように最低でも1週間に一回は10分ほど回さないと
次に回したときにピストンとピストンリングがオイル無しで摺れて
エンジンの寿命を短くするのだそうです

今日は朝から雨で花粉は飛んでいないと思いますが
やはり目の周りがむず痒く鼻水も止まりません
もう少し暖かくなれば花粉症も治まります


2012年3月22日木曜日

冬のエポキシ積層接着



小さい物なら冬でも接着環境をコントロールしてエポキシ接着が出来る
「竜王」の折れたフレーム3本の前後に増しフレームを入れる為に
軽くて丈夫な積層フレームを作る

先ずは4ミリのフレーム材を桟積みしておいてブルーシートをかけ暖機を送る
2時間ほど充分乾燥させ暖めておいて

写真上のようにストーブの前で接着用エポキシをしっかりと練る

その後積層材両面にエポキシを塗り積層型に接着しないようにサランラップで包む
それをクランプで積層型に止め付ける

全体をブルーシートと毛布で覆い布団乾燥機の暖機を送り込んで暖める
このとき反対側に暖機の抜け穴を作らないと上手く暖かい空気が行き渡らない

布団乾燥機にはタイマーを取り付けて12時間以上暖房する

翌朝には完全に硬化したフレームが出来上がっている

2012年3月21日水曜日

スカーフ繋ぎのため斜め削り


昨日から竜王修理に戻る

暖かくなり大分仕事が出来る気象条件が整ってきた

材木を縦方向に繋ぐときは板厚の12倍の長さ斜め切りにして
同じように斜め切りにした繋ぎの材をエポキシ接着して継ぎ足す

スカーフ繋ぎという方法を使う
そうすると強度が落ちないでつなぎ合わせることが出来る
バラスト上の腐った部分の外板を取り除いたので
スカーフ繋ぎで新しいマホガニー材を入れる事にした

この斜め削りがなかなか大変で
大まかにベルトサンダーで削っておいてからノミで仕上げる

床が木くずと木の粉で隠れるほどになった

2012年3月20日火曜日

ドジャー取り付け


朝一番に道具を積み込み僕が出張中に送られてきたドジャーを持って
宇和島高速道路を使い三瓶へ行く
準備は出来ていたので14:30には取り付け終了
打ち合わせ計測・パイプ取り付け・キャンバス型取り・キャンバス取り付け
3回の出張で完成した
ついでに来られるような距離ではないのでぎりぎりの値段では危ない仕事だ
今日から竜王の仕事に戻る
先ずは電気屋さんに来てもらおう

2012年3月19日月曜日

「竜王」と「花丸」


長い出張だったが竜王も花丸も変わりはなかった
寒さが和らいだ分竜王の仕事ははかどるだろう
雨が降らないで温度が5度以下にならなければ接着が出来る様になる
もうすぐそこまで春が来ている
花丸の方もしっかり乗ってウインドベーンテストを繰り返す必要がある
今年こそは近場でよいから外洋に出てみたいなと思っている
先ずは沖縄経由の台湾かな
東南アジアも良いかなと思う
北九州の友人が3月に台湾に向け出発するのに触発された

2012年3月18日日曜日

出張仕事終了


7キロワットの発電機取り付けと
船首と船尾のスラスター取り付け
そしてメインキャビンとオーナーズルームエアコン取り付け
僕に任された3つの大仕事は終了した
それ以外にバラスト取り付けやマスト立てを手伝った
45フィートクラスともなると完全に仕上げて納艇出来るまでに
少なくとも1ヶ月はかかるだろう
ヨットは納艇してからも色々問題も出てくるし
オーナーの要望も変わってきて手が離れるまでには半年はかかる
ラグナマリーナの強風に堪えるように陸舫を張り直して蒲郡を後にした

2012年3月17日土曜日

メインキャビンのエアコン


メインキャビンのエアコンはバースの下にかろうじて入った
その床下写真左に見えるように冷却水取り入れ口や海水こし器やポンプを取り付け

さらに冷風の吹き出し口を二つ取りつけ
コントロールパネルをメインスイッチまで引いて取り付けた
電源は発電機からと陸電からの2系統になるが
その辺りは電気屋さんに任せることになり僕は給電線の配線まで
発電機取り付け・エアコン2台取り付け・前後のスラスター2台取り付け
僕の仕事は終了したのでいよいよ今日は松山に帰る事になった



2012年3月16日金曜日

スラスターテスト


写真は右クォーターバース内
右上に見えている白い物が船尾スラスター
電気屋さんに来てもらい借り配線してスラスターを下げる
24V仕様のスラスターなのにコントローラーは12V
おまけにパソコンで制御されているので
何処かに問題があってもさっぱり何処に問題があるのか解らない
プロペラの回転を逆にするリレーは働いているのにプロペラが回らない
結局原因はバッテリーの大電流を流すか切るかを制御しているスイッチの電気が24Vだった
写真下右の黒い手袋はゴム引きの電気工事専用手袋
電気工事にはこんな物も必要なんですね
結局ああでもないこうでもないとやって一件落着

ラグナマリーナでは昨日今まで一番の強風が吹き荒れ
脚立に上がってスラスターの調整をしていた僕は風で吹き倒されてしまった
マリーナでのあんな強風は初めての経験だった
陸上でも船がぐらぐら揺すられ気持ちが悪かった

2012年3月15日木曜日

エアコン設置


愛知県蒲郡ラグーナマリーナで新艇艤装
昨日はエアコン2台分配電盤までの配線を終わらせた
コントロールボックスや温度表示設定コントローラー等があり
僕の電気の知識を明らかに超えているので
1つずつ確かめながらの仕事で手間取った
何とか電源線を配電盤まで引いてブレーカーを取り付ける前まで行った
今日はエアコンを動かすための発電機冷却水配管・
排気管配管・燃料送り戻りのホース・二次冷却水リザーブタンク設置
主に発電機系統の仕事をする
前後スラスターを設置してスラスターカバーをボルト留めするのも大仕事の1つ

2012年3月14日水曜日

マスト立て


昨日も風が強く寒い一日
マストを立てるのが昨日一番の仕事
井上さんという地元の業者がマストを支えるワイヤー類を組み立て
10トンクレーンを呼んで昼からマスト立てにかかる
何とか夕方までにはマストを立て終え
ブームを取り付ける事も出来た
非常に風が強い所なのでマストへの風圧で船が倒れないように
船首と船尾から舫綱を地面のステンレスリングに取る
ラグナマリーナでは台風の日でもないのに風が強くて
何度か陸置きのヨットがひっくり返った事があるそうです

2012年3月13日火曜日

バラストとラダー取り付け


マリーナの人に手伝ってもらって
クレーンを使って4トン近くあるバラストを取り付ける
その後フォークリフトでラダーを差し込む
なかなか上下のベアリングとラダーの当たりが合わないで時間がかかった
昼休みの時間に浜松から旧「萬丸」のオーナー橋本さんが訪ねてきてくれた
古い昔の話しや今からの話しであっという間にお昼の時間は終わった
昼からはラダーをラットで回すクォートランドという物をラダーに取り付け
その他細々とした船内艤装の続き
3月も半ばだというのに雪が降り強い風が吹き寒い一日だった

2012年3月12日月曜日

バウスラスター


船首アンカーウェルの下にバウスラスターを取り付ける

(バウスラスターとは 大きな客船などに着いている船首を左右に振るためのプロペラ)
写真一番奥に写っている白い箱のような物がそれ
狭い所へ入ったり出たり無理な姿勢が続き苦しかったが
やっと前後とも本体を取りつけることが出来た
船外のスラスタープロペラが出てくる窓をパテで接着して
昨日の一仕事は終了
パテが硬化するまで脚立の上にパイプを立てて下から突き上げて窓を固定しているが
夜中に強風が吹き荒れたので脚立が倒れなかったか少々心配だ

2012年3月11日日曜日

ラグナマリーナにて新艇艤装


ベネトー ファースト45という艇種のフランスの船
船長が13.5メートル有ります(ちなみに僕の花丸は9.6メートル)
殆ど一人で家族を乗せて操船するために
バウスラスターもスターンスラスターも取り付けることになる
普通ではこのサイズの船を一人で乗りこなすのはちょっと無理があります
僕が一人で乗るとしたらおっかなびっくりで何時も緊張しっぱなしでしょう
おまけに船の性能の50%くらいしか走らせることは出来ないと思います
それに何が起きても直ぐに対処できる
というというのはあきらめないといけないでしょう

最初からSOSを出すつもりで
イーパブ(衛星を通して救難信号を出す)なども積んでおいた方がよいかもしれません

2012年3月10日土曜日

冬の積層接着


積層接着する材料を桟積みしておいて布団乾燥機で暖気を送り
材料を加熱乾燥させる
そこから一枚ずつ取り出しては接着用エポキシを両面に塗り
重ねておいてクランプでフレームの型に圧締め
この状態でブルーシートをかぶせその上を毛布で覆いトンネルを作る
トンネルの片方から布団乾燥機で暖気を送り込みながら20時間暖房

右はカチンカチンに 硬化して出来上がった増しフレーム3本
型に接着しないようにサランラップを巻いてある

バルクヘッドが入らない2本のフレームは
増しフレームを前後に抱かせるので
残り2本の積層接着をしなければならない
左にある合板の上に止め付けた型とマホガニーの薄板は
今度雨が止んだら積層接着する材料
昨日は雨の中一日がかりで愛知県ラグナマリーナへ来た
再度45フィートの新艇艤装手伝いです

2012年3月9日金曜日

スカーフ繋ぎのため斜め削り


昨日は朝早くから増しフレーム用のマホガニーを桟積みして
マスキングシートでドームを作り
片方から布団乾燥機の暖機を流してマホガニー材を乾燥
薄いマホガニーなので直ぐに乾き昼前には
作っておいた型に圧締めしてエポキシ積層接着にかかる
積層接着が終わった型をブルーシートと毛布のドームで覆い
全体をタイマーをセットして布団乾燥機でで20時間ほど暖房する
写真はその合間に「竜王」のバラスト上に開けた外板を
スカーフ繋ぎする為に斜めに削る作業を進めたところ
これは手工具でやるとひじょうに時間がかかるので
先ずはベルトサンダーで粗く落としておいて
それからのみで仕上げるという方法を採る
しかし長く寒い雨が続く
この雨が終わり暖かくなれば一気に接着作業にかかる

2012年3月8日木曜日

プロペラシャフト新替


コックボードというシャフトが出る部分の支面材を交換して
新しく作った28ミリ直径のプロペラシャフトをセットする
プロペラはフェザーリングプロペラと呼ばれる物で
回転速度と回転方向により翼の角度が変わる高価なプロペラが着いている
最終角度はエンジンの馬力によって細かく調整できるそうだ
もちろん帆走時には一番抵抗の少ない平面の板になる理想のプロペラ
今日は晴れて湿度が下がれば増しフレームのエポキシ接着をするつもりです

2012年3月7日水曜日

スカーフ接着の準備


穴が開いたり殆ど内側に達する損傷を受けた部分
スカーフ繋ぎというやり方でマホガニー材を接着して元の強度を復元する
板厚の12倍の距離を斜めに削り新しく接着する板も12/1で削って
斜めの接合面をエポキシ接着する
そうすると壊れる前の一枚板の時と同じ強度になる

僕が思うにきちんと接着すれば同じ強度より強くなる
折れるほどの力を加えてみると解るが接着面ではけっして折れない
マストなど長い物はみんな長さ方向をスカーフ接着で継ぎ足す
厚味方向も貼り合わせて接着すればするほど強いマストになる

2012年3月6日火曜日

バッテリー固定台


電気屋さんに配線をするまでにバッテリーを入れて欲しいと言われ
バッテリー固定台を塗り換え元に戻す
バッテリーサイズは規格があるのだろう
「竜王」の固定台には丁度72Ahバッテリーが2つ収まる
もちろんヨットだから液漏れしないメンテナンスフリーバッテリーを使うつもりです
ディープサイクルバッテリーはエンジンの発電機では殆ど充電できないので
普通のメンテナンスフリーバッテリーです
2系統に分けてスターターバッテリーとして必ず片方は満充電を保ちます
サービスバッテリーは「竜王」のような電子器機が少ない船なら全く問題無い容量です
ずっと雨が続き接着の仕事が出来ません
今度晴れて湿度が落ちたら増しフレームを接着擦るつもり

2012年3月5日月曜日

シャフトとプロペラ


「竜王」の曲がったシャフトを新しく作り替え
先が傷ついたプロペラを高澤製作所に修理してもらった
錆びていたカップリングのエンジンとの接合面を旋盤できれいにし
シャフトにぴたっと収まるようにシャフトとの接合面も削り出す
フェザーリングプロペラというエンジンの回転方向とトルクに合わせて
プロペラピッチが変化する最高のプロペラの修理も修理箇所が解らないくらい完璧
支面材と言われるシャフト受けもリグナムバイタで新しく作ってもらい
推進軸系は全く新しい物になった
エンジンもオーバーホールが終わった新しいエンジンと載せ替え
これで燃料系と排気系それに電機系統が終わればエンジンは問題無い
後はラダーを新しく作り船体を修理すればできあがりと言う事になる

2012年3月4日日曜日

ソフトドジャー


三瓶のフィッシャリーナへソフトドジャー型取りに行く
出発が遅かったので昼過ぎから仕事にかかる
直径22ミリのパイプを取り付けておいて
ハイポリシートをカットして型を取る
連れ合いにも手伝ってもらい一気に終わらせた
家に帰り着いたのは20:00近くだった
高速道路の運転は疲れる

2012年3月3日土曜日

フレーム両側磨き


折れたフレームの前後に増しフレームを入れて補強するので
フレームの両側白色ペイントを各種サンダーで擦り落とす
バルクヘッドの入る部分も擦り落とす
白色ペイントを塗っている部分はエポキシが着かないので擦り落とす必要がある
又接着強度を増すためにフィレットを付けるつもりなのでその部分も余分に擦る
昼前には電気屋さんが来て船内の配線を見てくれる
僕がバッテリーを2つ固定してから通電を調べてだめなところは配線をやり直すことになる
出張から帰ってからと言うことで15日以降だそうだ
それまでにバッテリーを据え付ける必要が
ある

2012年3月2日金曜日

ジンバルとカセットコンロ


ジンバルというのは船の横方向の揺れに対応して
前後方向の軸を支点に横方向に振れてて鍋などを水平に保つ装置
ジンバルにコンロを乗せてその上で煮炊きをすると
少々の波の中でも炊事ができる巡航ヨットに必要な優れもの
塩水が溜まってぼろぼろに錆びていたステンレスジンバルを磨いた
足の固定がどうなるか送られてきたジンバルを乗せてみる
岩谷カセットコンロの最高級品です
こんな美しいしっかりした作りの物があったとはカセットコンロもたいしたものです


2012年3月1日木曜日

スラスター


写真はスラスター本体を裏返したところ

スラスターとは前進後進のメインエンジン推進力とは別に
船首や船尾にプロペラを取り付け船を回転させたり幅寄せしたりする装置

船首左右に穴を開けてその穴の中にプロペラが着く今までのスラスターとは違い
必要なときだけ円筒の中に入っているプロペラが船体の一部に開けた穴から降りてくるタイプ
プロペラが入っている円筒の先に四角に切り抜いた船体の一部を取り付け
必要の無いときは船体に出っ張りや抵抗はなく一番進んだ形と言える
日本では需要がないので先ずこの形のスラスターは生まれなかっただろう
ヨットもだんだん近代化されている
発電機・エアコン・スラスター・多くの航海計器・これ以上何を望むのだろう

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/