2013年1月20日日曜日

インタープロテクト



デッキ全体にインタープロテクトを塗る
唯一防水性のあるエポキシでオズモシスを修理する時にも使う

広い部分は毛足の短いローラーで 狭い所は
刷毛で塗る
立ち面は塗りすぎると垂れてくるので磨きが必要になる
木造船が先ず第一に傷み出すのはデッキからが多い
船体と違いデッキはどうしても軽くて強くするために合板を使う
合板に雨水が入ると最悪であっという間に腐ってしまう
「瀬戸壱丸」は手入れが良かったのだろう合板の下まで腐っている部分は
ドッグハウス右舷前角1箇所だけだった
部品取り付けのボルトナットが結露して水分を集めボルトの部分から腐る事も多い
船体の強度材としての木ネジは抜き取って残さない確実な接着と
フィレットを多用するウエスト工法を使った造船でも
部品取り付けのボルト穴木口にみんな低粘度エポキシを染みこませてから部品取り付けとなると
数が多いし手間なのでそこまでやった木造船は殆ど無いだろう
今度の塗りで「瀬戸壱丸」は10年保つ様になるといえる塗りをする
塗りは見てくれのためではない船体を風雨や紫外線から保護するためのものです

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/