2012年10月11日木曜日

風待ち



竜王が停泊している海の駅が見える山に登った
右から二本目のマストが「竜王」

あじさいが辺り一面に植えられており
季節になればそれは綺麗だという山城跡を散策

下田はペリーが開国を迫るために初めてやってきた日本の地で
小学生や中学生や観光客がバスでやってくる
もちろん個人が車で観光に来ることもあり
小さい町にしては食事をするところも多かった

50年近く続いている洋食屋さんで
昼食を食べたりもした

風待ちとは言えのんびりと知らない町を歩くのは楽しいものです
下田は機会があればもう一度来て見たい町だ


さて今からホテルを出て廻航最終レグ相模湾を目指します

2012年10月10日水曜日

セーリング



「竜王」のセールは新品だがクラシックなセールカラー
古いセールナンバー600番で
ブームにはセールカバーが付いており上げ下ろしは楽に出来る
ジブセールも巻き取り式のファーラーで少ない人数で取り扱える

ウインチ類も見たことがないクラシックなカラーだが最新の物が付いている
それに加え走りは早くて穏やか
強風の登りでもパンチング音は一度も聞かなかった

どうしてこんな船があるんだろう
古くて走らなくてティラーが重くてどうしようもない昔の船を嫌っていた僕は
考え方を変えないといけないかと思う

良いものは良いとして認めるべきだろう
「竜王」に乗せていただいて本当に良かった
廻航メンバーの三海さん・宮沢さん・関口さんそして「竜王」から色々なことを教わった

2012年10月9日火曜日

廻航



アンカレッジマリーナで下架し北条港で一泊
その後10月5日16:30に出港
夜走りで瀬戸内海を駆け抜け6日小鳴門にさしかかった「竜王」



その後ずっと足を伸ばして一気に志摩ヨットハーバーを目指したが
流石に夜になり燃料も気がかりなので串本港へ入れて給油
写真は小鳴門海峡を抜け和歌山を南下する「竜王」


翌日8日には五ヶ所湾へ
「AMAGI」の北山さんがわざわざ迎えに出てくれて先導していただく
無事に志摩ヨットハーバーへ


正面からの強風に一度下田に入れる事になり
9日朝早くに関口オーナーのよく知る下田に入る
一度強風帆走の準備を整えて再出発したが
真っ正面からのあまりの強風に下田に再入港
引き返す途中びしょ濡れで3ポイントリーフしたメインセールの追っ手
舵を持つのはオーナーでファーストマリン社長の関口さん
「竜王」の走りは乗った者にしか解らない快適なものだった
引き波が非常に小さく舵が素直でエンジンランも早い
1600回転で7ノットには恐れ入った
今はホテルで仮眠を取り再出発に備え洗濯や片付をしている
明日も北からの強風らしい明後日の出港になるかもしれない

2012年10月4日木曜日

下架




一度試しに下架してみることにした

色々な問題が起きマリーナの人達に手伝ってもらって1つずつ解決していく
新艇みたいなものだからまあ問題が起きて当たり前と言えばあたりまえ

あまりにもぎりぎりすぎたもう少し早下架してく
試して見るべきだった
結局試走は出来ず時間切れでそのまま上架してもらった
船台の支えをずらし船底塗料の塗れていない部分に船底塗料を塗る
日が短くなりあっという間に夕暮れになる

今日の昼過ぎには廻航メンバーが松山空港へ集合するので
それまでに全ての問題を解決しておかねばならない
今朝は朝05:00からアンカレッジに行く


プロバイダーのメンテナンスで今朝のホームページ更新は遅れました

2012年10月3日水曜日

電気系統チェック



昨日配線を終えた電気系統をチェックするために
朝暗い内からマリーナへ行く

先ずバッテリー1で三色灯をチェックO.K.

トップにあるアンカーライトは最初から点かない
配線を確かめて良かったら昼間マストに登必要がある

スプレッダーライトは一度点いたが直ぐに消えたどうも電球が飛んだようだ

後船尾にあるスターンライトも点かない

他の電気系統でも室内灯が以前電気屋さんに来てもらってチェックした時は点いたが今回は点かない
どうしてか当たってみる必要がある

今日は昼過ぎから一度降ろして全体的なテストをする予定です
ジブシートがないのでまともなセーリングは出来ないが
メインセールは一応上げてみようと思っています

エンジンが動きオートパイロットと航海灯が点けば廻航は出来ます

2012年10月2日火曜日

マスト立て



「竜王」をマリーナの中央に引き出し
クレーン車に来てもらってマストを立てました

マリーナの人にも手伝ってもらいあっという間にマストを立てる事が出来た

古い水タンクの水を捨て新しい水を入れる

ジブセールを上げてファーラーに巻き取り

メインセールも上げようとしたが風が後ろからだったので上げないままセット
マリーナのお客さんがメインセールのセットを手伝ってくれた

船内に廻航の為の寝袋や毛布・食料品を積み込んだ

仕事を終えてから水やお茶やカセットガスを買いに行く

長い一日だった

2012年10月1日月曜日

ファーラー




ファーラー(セール巻き取り装置)

ジブセールもメインセールもファーリングシステムになって居る

最近ではメインセールもマストの中に巻き取ったりブームの中に巻き取ったりして
ファーリングシステムを使った船が多くなってきた

最初ジブファーラーを見た時はあんなの直ぐに壊れると思った
実際初期の頃は良く壊れたが今では信頼できるクルージングアイテムになって来た

メインファーラーも数が出れば改良されて良いものになってくるだろう

僕の「花丸」のようにガフリグではメインセールはどうしようもないが

ジブセールは芯無しのファーラーを採用してから
ジェノアジブをしょっちゅう使うようになった
その分インナージブの出番が減ってきた

若者がヨットの世界に入って来なくなり
力不足の老人が自分の力量以上の船を扱おうと思えばファーラーの採用もあり得る

一番賢いやり方は自分の力量に合わせて船を小さくする事だろうと思う

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