2013年4月11日木曜日

フレキシブルマウント再生


「花丸」エンジンのフレキシブルマウント
前側の2個がへたってしまったので新しい物と取り替え
値段が高いので古いものを予備としてよみがえらせる事にする
へたっていたゴムの部分を元に戻すために木のくさびを両側からクランプでねじ込む
そうしておいてボルトが取り付けてある鉄板と足を止める逆V字の鉄板の間に黒色シーカフレックスを入れる
勿論その前にシーカフレックスを入れる部分は入念にアセトンで油やゴミを落とし
黒色シーカフレックスを注入する反対側は漏れないようにガムテープで塞いだ
どうしてこんな事を思いついたかというと
以前回転が悪くてロープとチェーンで磨り減ったアンカーローラーの黒いゴムを甦らせたことがあるからだ

チークデッキのシームに使う黒いシーカフレックスはドロドロに溶けたゴムタイヤのゴムに近いと思う
見事にアンカーローラーのゴムは元通りになり
何年も経つが全く問題無く使えている
エンジンラバーマウントの設計では今黒色シーカフレックスを入れた部分は隙間が出来ていたので
それが無くなると問題が起きるかもしれないが
昔はラバーマウントなど無しでいきなりエンジンの鉄足4本をエンジンベットに直接留めていた
それを考えると振動を吸収しにくくはなると思うが問題無いだろう
実際にヤンマーエンジン以外ではこれほど軟らかくないへたりにくいラバーマウントを使用しているのも見た

大量のシーカフレックスだし厚味があり空気に触れない部分もあるので硬化には1週間以上かかると思われる

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/