2012年12月31日月曜日

細部の磨き



昨日は「瀬戸壱丸」の細部を磨きました
エアーのベビーサンダーとノミを使い細かい部分まで磨きます
後は手でサンドペーパーを持って磨くしか有りません
シアー材の下は合板ですが合板の木口には無垢の檜が入れてあり殆ど腐っていません
良い施工がしてあります
船体は温かい手でなでると凹凸がはっきりと解ります
野中さんはボードサンディングで綺麗なフェアーラインを作る事がどれほどしんどいか知っています
だからボードサンディングはやらなくても良いから多少凹凸が有っても10年持つ塗りをと言います
僕も自分の船はそれで良いと思います

一応青色チョークで碁盤の目を引きエアーストレートサンダーで粗く凹凸を探り
あまりに酷い部分は修正するつもりです

岩手県の今は80歳を超えるヨット大工の棟梁 小成さんが言っていましたが
10年おきに新艇から3回フェアーリングをすると木も落ち着いてあまり動かなくなるという事です
昔の木造ヨットも20年くらいは充分保っていたと言う事でしょう
僕の「花丸」は本物のウエスト工法の船です
手入れさえすれば50年から100年は保つでしょう
僕の長男 真澄人君が乗る事が出来るように訓練中です

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