2013年12月8日日曜日

船底とバラストのフェアーリング


ウォーターライン下にオズモシス対策のインタープロテクトを塗る準備
バラスト左舷側は半分くらいの面積カバーリングのFRPが浮き上がっていたのでビニエステル樹脂で再積層
その他大きくオズモシスが進んでブリスターが膨らんでいた部分はつぶしてサンディングでえぐり取る
凹んだ部分にはウォータータイトエポキシパテを充填
その後をボードサンディングでフェアーリング
いよいよインタープロテクトを塗る寸前まで仕上がった
今日は天気も良さそうなので「花丸」に行こうと思う
僕は仕事も遊びもヨットで他には何もない

2013年12月7日土曜日

クォーターバース


下にあるのが左舷クォーターバースの仕切り板
エンジンルームやカップリングやPSSシーリングの点検窓を開けた
上に乗っているのはクォーターバース床板
それぞれに取り外しの指穴を開ける
その上にあるのは物入れ仕切り兼クォーターバース床板支え
真冬のチリチリするような寒さが来る前にオズモシスの修理を終えたいと思い
船体のフェアーリングや
バラストの整形にも労力を割いている
写真を写せないほど疲れたが船内管導材とシャフトブラケット部分の積層も昨日終わった

2013年12月6日金曜日

プロペラ シャフトセット


カットラスベアリング入りのシャフト貫通パイプを船体に合わせて斜めにカット

ステンレスのプロペラシャフトブラケットにも船体に突き出た部分に10πの穴を2つ開けた
ステンレス専用のドリル刃を買ったので今までと違い簡単に開けることが出来た
シャフトを通したままでセットしたので狂いようがない
このまま今日は貫通パイプとプロペラシャフトブラケットを船内からパテとオーバーレイアップで固定する
プロペラシャフトは電蝕のことを考えてJCI認定
高澤製作所と三菱伸鋼が共同開発した真鍮の新素材で作った
ステンレスシャフトは何度も電蝕が進んだのを見たことがあり気をつけないと怖い
シャフトブラケットは船内でアースを取り電蝕を防ぐ

2013年12月5日木曜日

シャフトが通る穴


50ミリチップ付きのロングホールソーでやっとこの長い斜めのシャフトを通す穴を開ける
船内側の方は先に開けた細い穴が補強の板に開いていたので
簡単にホールソーの軸を固定するドリルが真っ直ぐに刺さっていったが
船体から出る部分ではどうしてもホールソーが切削抵抗で下に向く
そんなにして開けた穴を真っ直ぐに直すために
50πの鉄パイプにノリ付きロールサンドペーパーを巻き付け
内外で前後にサンディングする
何とかエンジンベットから糸を張って納得のいける穴にした
今日はカットラスベアリング入りのシャフト貫通パイプをセットし
シャフトを通してシャフトブラケットの位置決めをする

2013年12月4日水曜日

シャフトブラケット


出来上がったエンジンシャフトブラケットに
コックボードを発注して
回転しないように6角レンチで締め付ける特殊なボルトを買いに行く
船体の方は丁度良い位置と角度が決まったら
支えているステンレス板に穴を開けステンレス丸棒を2本差し込んで船体に積層する
横方向のぶれと縦方向の固定を狙っている
量産艇は金型を作って特殊合金の鋳込みでフランジ付きのブラケットだが
PUKARI一艇の為だけにそんなことをすると偉く高いものになるので
今回は僕が寸法入りの絵を描いてこんな感じで行く
昨日はこれだけのことで半日以上かかった

2013年12月3日火曜日

PUKARIプロペラ


PUKARIのプロペラが届きました
右からカップリング
25ミリシャフト
真鍮 50.8X350 スタンパイプ 軸25φゴムメタル入り
そしてD=330フェザーリングプロペラ
これらが巧く設置できたらエンジンの積み込みにかかります

その前にエンジンに関するあらゆる部品の設置場所を決めておかなければいけません

今日はこの写真に不足しているシャフトブラケットを入手します
シャフトブラケットの中にもカットラスベアリングを入れる必要があります

2013年12月1日日曜日

部品


エンジン周りの小物を作っている最中にエンジンに関する注文部品が届く
全部引っ張りだして検収
PSSシャフトシールが無いのに気がつき問い合わせる
エンジンの排気口は船尾ではなく右舷船側に開ける事になったので
それに見合うスルハルとエルボやブッシュリングやタケノコストレートを船具屋さんに買いにいく
これらは実際に目で見て合わせてみて買わないとまず組み立てる事ができない
どうしてあんなにいろいろなネジの種類や呼び方があるのか不思議だ
世界標準は無いみたいだ
今日から2日ほどクルーズに出る
「花丸」ではなく整備をしていた「葉」に乗せてもらう事になった
オーナーはファーストマリンの社長 関口さん
廻航で瀬戸内も何度も通過しているがゆっくりと腰を据えて味わった事が無いというのでご案内

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