昨日は非常によいことがあった
竜王レストアを手伝ってくれるというイケメン・キン肉マンの青年が現れ
頭を悩ましていた船体のボードサンディングを始めた
船体のフェアーカーブを作る為の仕事で
バネのある板にロールサンディングペーパーを貼り付け
板を曲面に当てて腰と手を使って船体をサンディングして
綺麗な船体曲面を出します
船体の少し色が変わっている部分がボードサンディングをした所
左右の白い部分はまだやっていない所
この仕事は10分やって10分休憩と言うほど苦しい仕事です
一日やると口をきくのも嫌になるほど疲れます
今日は接着が出来るほど湿度が低くなっていたら良いのにと思います
一人で暮らせなくなって老人施設に入所している叔母の家
松山市内にあるが庭が広すぎる
庭木も手入れされていなくて草ボウボウで都会のジャングル状態
年に6回庭草を刈り払い機で一日かかり刈り払う
丁度昨日は朝から雨でうっとうしく
アンカレッジマリーナも休みなので叔母の庭の草を刈る事にした
木造ヨットを造ることと
海をセーリングすることが殆どの僕にとって
緑は全く違った世界です
緑には色々な色があり住んでいる昆虫がおり
草を刈るとその昆虫を食べに来る鳥(ムクドリ)が群れをなして現れます
海と比べ何と変化に富んだ世界でしょう
陸地の自然は海とは又違った良さがあります
そして人間も多すぎるほど居ます
朝一番にラダーを本取り付け
何度も合わせて調整していたので
スケグから2度角度を付けた金具で舵軸センターを受けるやり方も巧くいった
スムーズに舵が回り舵の取り付けは一段落
舵の取り付けは船大工仕事の内でも大仕事です
特にスケグのある船は取り合わせが難しく気を使います
今回のようにスケグが破損してどんな取り付け方法で舵軸を受けていたのか不明というのは
図面も無くて悩みましたが何とかまとまった
後は流れ作業のように船体を彫り込んだ部分に
マイラー紙で型取りをして切り抜いたマホガニーを
凹みに合わせて現場で微調整し
エポキシ接着をして仮留め釘で押さえて接着の繰り返し
今朝はラダー受け金具を取り付けたスケグの横穴を埋める仕事から始める
その後又外板入れ替え
右舷で30箇所くらい有ったから
傷の多い左舷はもっとあるだろう
梅雨に入るまでには是非とも接着仕事は終えたいものだ
昨日は「どんぐり7」の福山さんが「花丸」をチャーターして
私も含め5人で興居島へ行きました
花丸に乗ったのですが忙しくて写真を写していません
そこで日替わり写真は一昨日の写真を載せます
スケグ後面のダイニール加工です
この部分はラダーが付くと触ることが出来なくなるので先にダイニール加工をしました
その上にインタープロテクトを塗りましたので
本式にラダーを取り付ける事が出来ます
今日はラダー取り付けからかかります
次は右舷船尾の外板合わせと出来れば左舷側にもかかりたい
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どんぐり7が千葉県からやってきました
リタイヤしたら乗るぞと6年ほど前に造って
千葉へ陸送して庭に建てた艇庫に保管していた船です
進水当時のままの綺麗な姿で松山へ引っ越してきました
放射能汚染のない島々が綺麗な瀬戸内海で乗りたいと言うことです
退職の時期が延び延びになりやっと5月から自由の身になったそうです
さて今から海図を買って近場から走ってみるそうです
一人で乗るならこのサイズが最高というサイズです
6.6メートル1.5トンデイクルーザー
一人で乗るならこのサイズが一番良いでしょう
船尾側のひとスパンを残し右舷の足場板を左舷に架け替えた
船内に入るための梯子も邪魔なので取り外し
作業性の良い位置に足場板を2枚ずつの広さで固定する
船体に穴が開いてスカーフ繋ぎで埋めた部分の表面や
傷が付いて黒く変色している部分の表面に
仮留め釘とスプルースの細い木で枠を作っておいてその枠の中をトリマーで彫り込む
縦に線を入れて居るのはノミではつるときに一定の深さにする為
昨日はいよいよ暑くなって汗びっしょりになったが左舷のルーター彫り込みをみんな終了させた
今日は以前に作った「どんぐり」が千葉からやってくる
原発事故で千葉での海遊びはもう出来ないので松山で遊ぶそうだ
今日からアンカレッジマリーナに「どんぐり」を置く事になった
いよいよ右舷は船尾の部分もう少しとなった
足場を掛け替え下から上に向かって彫り込む
トリマーの切りカスが顔の上へ降り注ぎやりにくいことこの上ない
もう少しだ
左舷側は船首部分は終わっているので右舷よりは早く終わるだろう
今日は足場板を全面右舷から左舷に移すことから始める
中央の左右が繋がっていない角パイプを設置して
左右とも足場板をずらせば何時でも面出しにかかる事が出来るようにしておく
梅雨に入る前に接着だけは終わらせたい