ヨット屋のブログ
このブログは僕のホームページのミラーサイトです。 http://ikegawa-yacht.com/
2012年5月31日木曜日
舵を差し込む
出来上がってインタープロテクトを塗り床に置いていた舵を差し込んでみる
小さいスケグに取り付けて舵軸を固定する金具が
予定通りにぴったりと収まったので気をよくした
舵を切ったときの舵角が浅いのでもう一度抜いてスケグの部分を削る必要がある
それと受け金具を差し込む為の穴を埋めるチーク材を作らないといけない
それにしても津波の衝撃で無くなっていたスケグ部分の仕口がこんなにも上手く行くとは
昨日は非常に気分が良く船体表面直しの仕事もはかどった
そろそろ右舷外板は終わるので足場を掛け替えて左舷に移ろうと思う
2012年5月30日水曜日
右舷船尾傷部分の外板交換
右舷船尾に出来た傷を彫り込んで
新しいマホガニーを埋め込んでいく
もう少しで右舷側が終了する
左舷は船首部分を始めているので右舷よりも少し早く片付くかもしれない
しかし目標の5月いっぱいには終わらせるというのはもう無理な状態
昨日は虫歯が欠けて痛くなり歯科医院へ行く
歯茎に注射をして随分虫歯を削り取った
下唇の左半分が痺れて気持ちが悪かった
まだ全部自分の歯だがだんだん悪くなっていくんだろうなあ
かぶせものをしている歯や詰め物をしている歯が多くなりつつある
半年に一度は歯石を取りに歯科医院へ行く
今度詰め物をするときに歯石を取ってもらうことにした
2012年5月29日火曜日
右舷一番の大穴が埋まる
フレームが3本も折れ船内の仕切り板まで壊れていた
一番大きなダメージ部分の表面マホガニー埋め込みが終わった
出来るだけ面を壊さないように一枚埋めては研ぎ出し
隣の一枚を接着するという方法でやった
今は右舷中央当たりまで終わり
船尾部分の傷ついた外板を入れ替えている
梅雨に入るまでに両舷とも終えるつもりだったが
だんだん怪しくなってきた
右舷外板傷を全て埋め終わったら左舷外板にかかる
それまでにラダーを固定する仕事もあり
船内の塗りも終わらせておきたい
ビニールハウスは昼くらいになるとだんだん温度が上がり
両方の壁を上まで巻き上げても暑くなってきた
2012年5月27日日曜日
可変ピッチプロペラ
昨日は可変ピッチプロペラを取り付けた
初めてのことで取説を見ながら取り付けたが
プロペラの回転方向がヤンマーは後ろから見て右回転だったので
もう一度分解してセットをやり直す
このプロペラは賢いプロペラでプロペラ軸の回転方向によって
前進にも後進にも合わせてプロペラ翼が回転する
しかもピッチを変えて設定することが出来る
フォールディングプロペラと言って回転しているときだけ開いているプロペラと
フェザーリングペラと言って可変ピッチのプロペラがあるが
いずれにしてもヨットの帆走時は水の抵抗はあまりにも大きいので
固定翼は好まれない
竜王は最高級の3枚翼フェザーリングプロペラだが
僕の花丸は2枚翼のフォールディングペラです
今日は一人で花丸に乗る
2012年5月26日土曜日
刃物研ぎ
昨日は一日雨で仕事は休みにした
時々持ち帰って研ぎをやっていたがこの際全部持ち帰りきちんと刃をつけた
最後に砥石の表面を平滑にして研ぎは終わり
父と温泉へ行き
叔母の見舞いに行き
気になっていたことが大分片付いた
仕事上の支払いなども済ませた
竜王にはフェザーリングプロペラと言う可変ピッチのプロペラが付いている
シャフトの回転によって前進時と後進時にプロペラ翼の向きが変わる
セーリングの時は一番抵抗の少ないピッチゼロの状態になる
花丸に取り付けてあるフォールディングペラの上を行くプロペラで
構造が複雑で組み立てるのも難しそうだ
組み立てのための本をファーストマリンの関口さんに送ってもらい
色々考えてみたが昨日は理解できなかった
今日実際に現場でやってみることにする
2012年5月25日金曜日
右舷中央部分マホガニー表面入れ替え
少しずつ表面が傷ついた部分のマホガニー外板を入れ替えている
今日は朝から雨なので接着は出来ない
夕方には昨日接着した部分のサンディングは出来る
先に進めるためには新しく傷の部分を彫り込んだり
彫り込んだ部分に新しい外板を合わせたりと言う仕事を進めておこう
ラダーを差し込んでおいてシャフト受け金具をスケグにボルト留めする仕事もある
ラダーを止めることが出来たらそれに合わせてスケグ表面を仕上げねばならない
まだまだ先は長いなあ
塗りも松山で最後までやることになった
台風が来るまでにはパイプハウスをたたんでおく必要がある
仕事を急がねエポキシ接着が出来ない梅雨の時期がもうそこまで迫っている
2012年5月24日木曜日
マホガニー表面入れ替え
右舷船首部分の一番大きく穴が開いた所
強度がしっかり出る様に厚いマホガニーでスカーフ繋ぎをし
平滑な面を出して置いてから表面を綺麗で幅の広いマホガニーと入れ替え
上から2段分と下から1段分を接着して昨日磨きだした
今日は後2段分のマホガニーを合わせて接着する
船首部分はまだやりやすいが
中央当たりのワイングラスシェープになっている上下・前後が曲がった部分は
仮留め釘で押しつけておくのは非常に難しい
パイプハウスのパイプから何本ものつっかい棒をすることになる
2012年5月23日水曜日
ラダーにインタープロテクト塗り
ラダー翼型断面の面出し終了
チェーンブロックで吊り上げておいて
防水の為にインタープロテクト塗り
これで船体に取り付けておいてから
スケグの部分を仕上げるとラダー関係は終了となる
右舷船体の合わせておいた外板マホガニーをエポキシ接着
船体中央当たりの板は上下方向の曲がりがあり
仮留め釘では押さえ込むことが出来ないので
パイプハウスのパイプからつっかい棒を何本も取って無理やり押さえ込む
もうパイプハウスの中は真夏
汗びっしょりで風がなければ蒸し風呂状態
両サイドのビニールを巻き上げて出来るだけ風を通すことにする
2012年5月22日火曜日
ラダー仕上げ
ラダー翼型断面の面出しが昨日でほぼ終了
最後のパテを今日アンカレッジマリーナへ行って研ぎ出したら
防水のインタープロテクトを塗る予定
船体の方は右舷外板を彫り込んだ部部分にマホガニーを合わせてはめ込む
雨で湿度が高くて接着は後回し
昨日の金環日食は松山ではただの日食だった
何の準備もしていなかったがたまたま車で東に向かって移動中に
雲に隠れた太陽が半分以上月の陰になっているのを見る事が出来た
あちらでもこちらでも東の空を見上げている人が居た
2012年5月21日月曜日
野忽那島(のぐつな)
昨日は野忽那島へ行きました
マストは5本立っていますが4艇です
花丸は2本マストの船なのです
左から花丸・サンディー2・グリーンフラッシュ・風来坊
風来坊は横田さんという人で
太陽石油の備蓄基地がある菊間の方から来た船です
亀岡港という所に一艇だけ留まっています
レーダーまで着いた船でした
船内に普通のヨットにはない物がありました
沖縄の三線です
みんなが集まっていたグリーンフラッシュで弾いてもらいました
沖縄の音がしました
横田さんは毎年沖縄へ行くそうです
ヨット乗りで楽器が出来る人は是非楽器を積んでおくと良いですね
2012年5月20日日曜日
右舷外板傷部分彫り込み
一気に大穴修理部分外板を
トリマーで彫り込む
これだけの面積を彫り込んだら面出しはさぞ難しいだろう
プラスチックの船と違って木の船のクリアー仕上げでは
盛りつけが出来ないので面出しが非常に難しくなる
船首部分から傷やひび割れがある部分をみんな彫り込んでいく
パイプハウスの床がトリマーから出る細かい木の粉と
ノミではつった木くずでいっぱいになり
帰りがけには大掃除をした
・
今日は久しぶりに連れ合いと真澄人君と3人で花丸に乗る
さて何処の島へ行こうかな?
数時間で行って昼食を食べて帰る事が出来る島が沢山有る
もちろん関東と違いどの港も無料で桟橋へ泊めることが出来る
魚も釣れるし漁師も親切 ヨットで遊ぶなら瀬戸内海です
2012年5月19日土曜日
舵板翼型断面面出し
船尾のラダーポスト下に持ち込んだラダー最終仕上げ
チョークで碁盤の目を引いておいてストレートサンダーで粗落とし
その後ボードサンディングをしては
凹んでいる部分にパテを盛る
朝片面をしておいて夕方もう片面をやる
二三日内には仕上がるだろう仕上がればインタープロテクトという防水エポキシを塗る
・
船体外板の埋め替える部分スプルース材で交換部分を囲んでおいて
トリマーで粗彫り
残りをノミではつるという作業の繰り返し
昨日は右舷船首の大穴が開いた部分2段目を彫り込んだ
毎日少しずつ
彫り込む部分と
新しいマホガニーを合わせる部分と
接着する部分と
削って平滑にする部分と
一気に同じ仕事ばかりやるのは面白くないので徐々に仕上げていく
2012年5月18日金曜日
右舷船尾外板彫り込み
朝一番ラダー表面の凹んだ部分にパテ付け
昼から工房では大型コンプレッサーがないのでエアーサンダーが使えない
アンカレッジマリーナへ持ち込み
チョークで碁盤の目を引いておいてエアーストレートサンダーで面出し
船体は外板に傷がある部分や
穴が開いて新しくスカーフ繋ぎで入れ替えた部分の表面を彫り込む
写真の様にスプルースのバテンを仮留め釘で留めておいて
その中をトリマーで掘る
トリマーのベースがバテンに当たり刃は丁度バテンから42ミリ内側で止まる
角の部分はノミで仕上げる
これをノミではつって同じ深さの彫り込みを作る
その後マイラー紙と言う型紙で凹んだ部分の型を取り
型通りのマホガニー板を切り出してエポキシ接着すると外板表面を入れ替えることが出来る
あちこちに傷があるので今月いっぱいで全部やれるかどうかと言うところ
エポキシ接着なのでこの作業は梅雨前に終わらせないといけない
2012年5月17日木曜日
右舷中央彫り込み
朝一番にラダーを整形して凹んだ部分にパテ付け
その後アンカレッジマリーナで外板入れ替え
の為の木工
そして船内チーク合板にウレタンクリヤーを塗る
もう昼を過ぎるとパイプハウス内は暑くてたまらなくなった
16:00くらいに工房に帰り不足したマホガニーにプレーナーをかける
集塵機の振動が激しくどうもおかしいので仕事を終えてから分解
原因は送風翼のゆがみだった
プロペラ2枚を取り外して万力とハンマーで調整し
組み立てたら元の振動のない集塵機に戻った
夜は竜王のオーナー ファーストマリンの関口さんが来られ市内で打ち合わせ
船体塗りの件で知らない事を教えてもらうことになった
・
早く仕上げないと台風が来たらパイプハウスが心配だ
2012年5月16日水曜日
ラダー積層
残りの左舷の面も積層した
何処かに衝突した衝撃でシャフトが曲がり作り替えることになったラダーは
全部合板で出来ていてのっぺらぼうの板の先を少し角を落としたと言うだけだったが
今度のラダーはまともな翼型断面にしようと思う
重量があり片面ずつしかし上げる事が出来ないので
両方の面を同じような翼型断面にするのは結構難しい
型を作る必要がある
今日は天気が良くなり西日本では半袖で充分という予報なので
明日からはエポキシ接着をする事が出来そうだ
接着するために出来るだけ沢山外板を入れ替えないといけない所を彫り込んで
新しいマホガニーを合わせて接着準備を進めておく事にする
船内バルクヘッドウレタンクリヤー塗りも進めるつもり
2012年5月15日火曜日
左舷船首外板2箇所入れ替え接着
昼から雨が降るという予報だったので
朝の湿度が低い内に準備していた4箇所の外板をエポキシ接着した
左舷は北向きなので極端に熱くならないうちに南に向いている右舷から仕事をする事とし
右舷に足場板をかけたので次からは右舷の外板から仕事を進める事にした
船内の白ペンキ塗り2回目を終わらせ
工房に帰ってラダー右舷の面をガラスで積層
積層構成はガラスマット+ガラスクロス+マット+マット
全部で4層で仕上げる
強度は充分出るはずです
今日はその続きの左舷の積層に入る
2012年5月14日月曜日
昨日は花丸
朝ホームページの更新時は仕事をしようと思っていたが
その前にヨットに乗ろうと誘っていた真澄人君の友達が来た
フェイスブックで誘ったがそれを見る事が出来る状況ではなかったそうで
朝08:00にヨットに乗せてと家に来た
仕事は止めにして真澄人君と古屋野君と福山さんと僕の4人で出港
潮流と風の都合で又もや二神島へ
行きは良い風が吹きあっという間に7knotを超えて快適な走り
入港すると釣り好きの真澄人君と古屋野君は直ぐに釣りに行った
花丸の後ろ堤防の先に人が小さく写っているのが彼ら
アジが沢山釣れて帰って来た
帰りは全く無風となり全部機走それでも追い潮だったので直ぐに帰港することが出来た
花丸を舫終えた後アンカレッジマリーナによって「竜王」を見せた
2012年5月13日日曜日
右舷船首部分傷からスタートして外板彫り込み
朝はラダー翼型断面出し
その後はアンカレッジマリーナにて船体左舷埋め込んだマホガニーを削る
そして右舷の傷や外板を交換した部分を彫り込んで表面埋め替え準備
それに船内フィレット付けの続きと
仕上がった部分に白色ペイント塗り1回目
目まぐるしく仕事を変えながら徐々に完成に向かう
今日は日曜日だが明日と明後日は雨の予報で接着仕事が遅れる
雨が降る日を休みにして今日は仕事をすることにした
2012年5月12日土曜日
右舷側に足場を組む
南向きで直ぐに暑くなる右舷側から仕上げるために
右舷側に足場を組んだ
パイプハウスの中段パイプに角パイプの先を引っかけて
その上に足場板を2枚ずつ使って作業がしやすい広さにする
足場がずれては怖いので下から合板と木ネジで細かく固定した
船台の支え足角度を変えたり結構体力を使う仕事だった
それとは別に船内の壊れたバルクヘッドの棚支えを作って取り付け
ラダーの積層準備をしたり昨日は忙しい一日だった
2012年5月11日金曜日
船体磨き足場
喫水線以下の外板補修仕事は殆ど終了
残りは船内塗りとラダーと大仕事の外板傷の補修
船体の強度には関係のない傷を補修する為に
表面を少し彫り込んで埋め木細工のように新しいマホガニーを接着することにした
その後の磨きのこともあるので
この際きちんとした足場を作る事にして色々考えたが
工事用の足場などは船台があるのできちんと思うようには組めない
そこで丁度良いくらいの高さにあるパイプハウスのパイプを利用することにして
その上に60ミリ角パイプを渡し
足場板を二枚ずつ乗せると船体のフェアーラインを出すための
ボードサンディングも出来そうなちゃんとした足場が出来る
昨日はもう少しで終わるという所でビスが不足して時間切れ
2012年5月10日木曜日
舵板制作
20本のステンレスボルトナットを買って来て
舵金具とロシアンバーチ合板を積層して作った舵板をがっちりと止め付け
その後右舷片面を樹脂に犯されない独立発泡体で埋める
この発泡体は粗い目のサンディングペーパーで簡単に整形することが出来る優れもの
サーフボードなどの整形にも使われている
おおよその整形が出来たらその上を樹脂パテで覆った
今朝反対の左舷側に同じことをしておいて
ガラスで積層するつもりです
舵軸の真下に四角な穴があるのは
舵軸を受けてスケグに止め付ける金具を後から入れる為の穴
最後にこの穴はチークの塊で塞ぐ
2012年5月9日水曜日
船内補強フレームにフィレットつけ
右の新しく入れた合板は12ミリチーク合板
この部分はクリヤー仕上げにする
津波で流されている内に何処かに衝突して折れたフレームに
補強フレームを抱かせ接着したが
なお強度を増すために外板と増しフレームの角に
マイクロバルーンエポキシパテのフィレットを付けた
この辺りの部分はみんな白色ペイント仕上げにする
・
昨日は航海中のヨットの冷却水ポンプが壊れたので
部品を持っていないかと松山ヤンマーに言われ
花丸に積んである冷却水ポンプの交換用の分を取りに行く
航海中に冷却水インペラーを交換するのは面倒なので
ポンプごと交換できるように僕の花丸にはもう一つ冷却水ポンプを積んでいる
航海に出るときはよく壊れる部分のエンジン修理部品などは積んでおいた方がよいと思う
2012年5月8日火曜日
船底塗料
インタープロテクトを塗って硬化した部分を簡単に磨いておいて
シージェットの黒色船底塗料1回目を塗る
船内のエポキシパテで付けたフィレットやパテのはみ出した部分サンディング
エアーのベビーサンダーでサンディングしたが硬くて手間取った
床下バラスト直ぐ上の外板部分もパテをつけるべくサンディング
これは狭くてエアーツールもはいらない部分もあり
仕方無く手でサンドペーパーを
かけた
17:00になる前に工房に帰って積層したラダー合板を削った
今日は朝一番にそれを塗って置いて
硬化したら隙間の部分を樹脂に犯されないスチフナという発泡体で埋める
・
今日は北海道の珍しくて最高に美味しいキノコを食べさせるというので
18:00から知り合いの所で飲み会
16人集まるそうだがまさか笑いタケではないだろうな ハハハハハ
2012年5月7日月曜日
インタープロテクト
水線下補修スケグ部分を残してインタープロテクトという
防水性のあるエポキシをローラー刷毛で塗る
スケグ部分はまだ凹凸がひどいのと
ラダーを実際に入れて見て整形するので後回しにする
右舷水線上のフレーム3本を折った大穴も船内側からパテ付け
フレームと外板の接着角にはフィレットを付ける
これで格段に強度が増す
船内側面出しのためにも凹凸面にマイクロバルーンエポキシパテを入れる
船体の強度に関係のない傷部分の表面を凹ませて入れ替える作業は
いずれにしても磨きの時にしっかりした足場が必要なので
出来るだけ早く足場を組んでからやることにした
パイプハウスの内側のパイプを使うと簡単に安い足場が組めそうな気がする
5メートル角パイプ5本と
4メートル足場板4枚(手持ち2枚)
3メートル足場板
4枚(手持ち2枚)
を購入して片舷ずつ作業をすることにした
2012年5月6日日曜日
舵板 積層接着
三男の真君を連れて父に会いに行く事にしたので
朝一番に舵板をエポキシ接着する
朝は寒いので布団乾燥機で主剤と硬化剤を撹拌しながらエポキシを混ぜる
昼からアンカレッジマリーナへ行き
水線下の平面出しサンディング
全体に触れてみて凹んでいる部分にマイクロバルーンエポキシパテを入れる
ケヤキで繋ぎ足したスケグ部分の整形
今日で5月の連休も終わる
いよいよ最終の仕上げにかかる
船体ニス塗りの部分はボードサンディングをしないといけないのだから
まともな足場が必要になる
それなら今から足場を作っておいた方が仕事はやりやすいだろうと
足場作りの方法を考える
船台があるからきちんとした足場作りも難しそうだ
2012年5月5日土曜日
ロシアンバーチ
日本製の合板は耐水合板と称するものでもヨットに使えるような物は無い
何年も真水の中に浸けておいて
表面の木質部が腐ってきても接着が剥げない外国製の合板を使うことにした
ロシアの白樺材を使った合板で
型取りしておいた舵の形を作り
周り留めの金具の部分に当て木を作った
これで強度的には問題無いと思うので
隙間は樹脂に犯されない特殊な発泡体で埋めて周りをガラスと樹脂で積層する
舵軸底の回転部分を支えるステンレスの軸受け金物を先に造っておく必要がありそうだ
どう考えても後から入る様な構造ではない
でも先に軸受けを取り付けると積層が出来なくなる
どうやって軸受けを入れた舵板を作り
その軸受けをスケグに止め付けていたのか
壊れてしまった後では謎解きです
・
昨日は大阪に住む三男 真(まこと)君が里帰りしヨットに乗りたいというので
野忽那島へ行き桟橋に停泊したヨットからクーラーに半分くらいのアジを釣った
入れ食いで釣るのがしんどくなるほど釣れた
夜は刺身とアジの握り寿司でした
2012年5月4日金曜日
水線下補修部面出し
スケグの部分を残して水線下の補修部分はみんな補修が終わったので
マイクロバルーンエポキシパテを盛っては磨き綺麗な面を出す
チョークで碁盤の眼を引いておいてストレートサンダーでサンディング
サンダーが当たっていない部分のチョークは消えないので
その部分が凹んでいるのが解る
凹んでいる部分にはもう一度マイクロバルーンエポキシパテを盛り
凸部分はダブルアクションサンダーで凹ませる
面出しが終わったら防水の為にインタープロテクトというエポキシを塗る
昨日は船内の穴が開いた部分のはみ出た接着用エポキシのサンディングもした
船内が粉だらけになりマスクをしていても喉がおかしくなった
・
昨日の夜三男「真」まこと君が一年ぶりに帰ってきたので酒を飲みすぎた
今日は日曜日ではないがヨットに乗る事になった
真澄人君が仕事を休んで手伝ってくれるのでちょっと助かる
「花丸」は国内のデイクルーズ向きのヨットではない
直進性が良すぎて一人での港の出し入れはおっくうです
魚釣りをしたいというので野忽那島に入れようと思う
2012年5月3日木曜日
外板表面埋め替え
ほんの擦り傷のような傷でもクリヤーニスを塗ると目立つので
マホガニー外板の表面だけを埋め替えることにした
強度には全く関係のない美しさを保つための仕事です
これが結構な手間だと思う
擦り傷が前後方向に通っているのは楽だが
上下方向だと外板何段にも渡って埋め直すことになる
昨日は朝からしょぼ降る雨で
パイプハウス内天井に気化した水分が水滴となって無数にぶら下がり落ちてきた
この雨が止んだらしばらく晴れると解ったので
休むことにして85歳の父親と温泉へ行った
東温市川内町にある「桜の湯」という泉質が気に入っている温泉です
腰痛も随分良くなった気がします
さあ今日からしばらく集中して仕事にかかります
2012年5月2日水曜日
右舷船尾寄り
深い傷ではないがダイニール加工の下 木部まで達する傷を
痛んだ
部分を取り除き凹みを軽くマイクロバルーンエポキシパテで埋め
その上にダイニール加工をした
これを磨いてもう一度マイクロバルーンエポキシパテで平面を作り
その上に防水の為にインタープロテクトを塗って仕上げる
昨日は昼まで左舷船首部分から軽く傷ついた部分も含め
船体表面の傷を無くすべく船体表面のみを入れ替える為の彫り込みをする
スプルースのバテンを仮留め釘で留めて彫り込み部分を囲み
トリマーで周りを彫り込んだ後
中央部分をノミではつる
永遠に続くかと思われるほどあちこちに小さい傷がある
今日は雨なので船内仕事をしようと考えている
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右舷外板傷部分彫り込み
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右舷中央彫り込み
ラダー積層
左舷船首外板2箇所入れ替え接着
昨日は花丸
右舷船首部分傷からスタートして外板彫り込み
右舷側に足場を組む
船体磨き足場
舵板制作 20本のステンレスボルトナットを買って来て 舵金具とロ...
船内補強フレームにフィレットつけ 右の新しく入れた合板は12ミリチーク合板 ...
船底塗料 インタープロテクトを塗って硬化した部分を簡単に磨いておいて ...
インタープロテクト 水線下補修スケグ部分を残してインタープロテクトという ...
舵板 積層接着 三男の真君を連れて父に会いに行く事にしたので 朝一...
ロシアンバーチ 日本製の合板は耐水合板と称するものでもヨットに使えるような物は無い ...
水線下補修部面出し スケグの部分を残して水線下の補修部分はみんな補修が終わったので ...
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自己紹介
gaffketch32
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/
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