2016年9月30日金曜日

チーク縁回し



バンクーバー34 コクピットチーク張りの縁回しに使っていたチークを
割れないように気をつけながら取り外した
昨日は一日ほとんど雨だったのでマリーナへは行かず
これらチーク縁回しの再生に当てた
あまりに湿度が高いせいか卓上大型ベルトサンダーの新品ベルトが何度も切れた
あきらめて小さいハンド ベルトサンダーで接着部分に強力に引っ付いているエポキシを削り取る
チーク材をコクピットベンチに張るのもエポキシを使って張ってあったので
チーク材やエポキシが沢山引っ付いたまま残っている
手間だが少しずつサンディング用サンダーで削り取る必要がある
この船が出来た時代にはボンディング用の茶色シーカフレックスはまだ発売されていなかったのかな?
エポキシ接着の難しいチーク材を無理に接着したものだから
半分くらいは浮き上がって接着出来ていない
今日は晴れたらコクピットベンチ チーク材接着部分のサンディングに行く

2016年9月29日木曜日

ボールバルブ



右の2つが元々バンクーバー34に付いていたボールバルブとエルボです
ボールバルブの動きが悪いから交換して欲しいと言われていたのですが
CRCをかけてティッシュを巻いて一日放置しても
バーナーで炙ってもどうやっても動きません
仕舞いに左下側のスルハル自体が回り始めどうしようも無いので
古いスルハルをサンダーで切断して新しいのを買ってきました
バイスで挟んでおいて1メートルの鉄パイプを突っ込んで回転させ
ボールバルブとエルボは何とか外すことが出来ましたのでエルボは研いてそのまま使う事にしました
新しいボールバルブは 1 1/2インチそのままスルーのボールですが
古いものは呼称 1 1/2 ですがバルブのところでは 1 インチくらいしかありません

特にトイレ排水のボールバルブとしてバルブの部分が狭くなっている物を使うのは考え物です
新しく海用のボールバルブに交換して正解だと思います

2016年9月28日水曜日

チーク縁回し取り外し



コクピットベンチのチーク縁回しは再度使う予定なので慎重に栃外し
頭がマイナスの木ネジを使ってエポキシ併用で留めてあり
外すのに大変手間取った
たまたまマリーナへ来ていた寺岡さんが特殊ツールでシーカフレックスのシームを切ってくれて助かった
それにしても変わった施工方法で全てのチーク材はエポキシでFRPに接着してある
元々油分の多いチーク材だから接着出来なくて浮き上がっている部分があちこちにある
雨続きの天気予報なのでハッチは取り外して持ち帰り工房で加工することにした
ハッチ蓋に水が入り非常に重くなっている

水を抜いてきちんと水止めしないと良い仕事は出来ない

今日も晴れたらアンカレッジマリーナへ行くが雨のようなら工房での仕事になる

昨夜は酷い雷で何度も目が覚めたのでもしかすると雨は遠ざかったかも知れない


2016年9月27日火曜日

ハッチ蓋



船首方向から船尾に向かってオーナーが写した写真
左舷物入れハッチにもチークが張ってある
その切れ目に縁回しのチークを入れて欲しいとメールで写真を送って頂いた
切りっぱなしのチーク材木口が出るところなので
僕もそうした方が良いなと考えて提案しようと思っていたところだった
昨日は昼まで雨で船内トイレ排水バルブを交換する仕事をしようと試みたが
どうしても動かないのでCRCを吹き付けてそのままにした
雨が止んだのでチークデッキ剥がしにかかろうかと思ったが
先にコクピットハッチ内床のレベル出しをした
今日からチーク材の剥がしにかかる
磨り減って薄くなり剥がれかかっている部分もある

2016年9月26日月曜日

バンクーバー34



雨の中バンクーバー34をアンカレッジ・マリーナへ上架
ロングキール艇なので普通の船台には乗らない
キールを据えておいて両側から柱で倒れないように抑える方式の船台に乗せる
マリーナで一番大きい船台なのでセットするのに時間がかかったが
みんなずぶ濡れで頑張ってくれた
船内 船外ともに綺麗な船で船尾にはウインドベーンが取りつけてあり
マストには本式の大きなレーダーリフレクターが備えられていた
何故か船の全長の割りにはマストの高さが低いように思われる
ジブセールもインナージブセールも両方ファーリングシステム
メインセールも電動ウインチで上げる
アンカー上げ下ろしも電動
これ以上何も必要ないだろうと思われるくらいの装備だ
今日からコクピットチークの張り替えにかかる

2016年9月25日日曜日

秋風に乗って



久々に良い風が吹きました
安居島までインナージブ・フルメインセール・フルミズンセールで6.5ノット
快調な走りでした
桟橋の両側に漁船が着いており
港内アンカーリングを考えましたが風向が悪く港の中まで波が入っていました
野忽那島へ行くことにしてクォーターリーでメインセール一枚ずっと6ノットでした
やはりヨットの季節は秋です

今日は先日仁尾マリーナに見積もりに行ったバンクーバー34というヨットがアンカレッジマリーナに入ります
いよいよコクピットチーク張り替えの仕事が始まります

2016年9月24日土曜日

「雅風」 in 松山



大分県から小橋さんの「雅風」という大きいカタマランがやってきました
マストにレーダーアンテナが2つも付いています
ウインチは5個くらいありましたがみんな電動ウインチだそうです
「サンデーⅡ」の朝井さんと僕が夕食に呼ばれました

前菜は朝井さんがセットした鯛のカルパッチョからスタートして3品
メインは霜降り肉のすき焼きでした
船内がとても広くギャレーは家のキッチンよりもよほど整っています
両サイドのフロートには広い船室が4部屋あります
若い時僕が南太平洋であこがれた双胴艇そのものです

2016年9月22日木曜日

増し舫解除



台風16号のために増し舫をしていたのを解除に行きました
腰痛のため機敏に動けないので増し舫もみんなが集まる時刻よりも早く行ってゆっくりとやりました
増し舫解除も一人でゆっくりやりました
船首デッキ左舷に降ろしたファーリングしたジブセールは折りたたんで縛ってあります
上げたままにしておいてもしも展開したら大変な事になるので台風の度にデッキに降ろします
巻き取りのフォイルがないので簡単です
今日は久しぶりに「花丸」に乗るつもりです

2016年9月21日水曜日

チーク張り準備



先日仁尾マリーナへ見に行ったバンクーバー34のコクピットチーク張り替え準備
チークを12ミリ厚味に製材して片方の端をシームを入れる為に切りかぎました
ボンディング用のシーカフレックスと
黒い目地用のシーカフレックス
それに接着面の洗浄液とチーク用とFRP用のプライマーを仕入れ
何時でも仕事にかかれるようになっています

今度の台風16号が無ければもう既に仕事にかかっているはずです
雨が続かなければよいがと少し気が焦っています

2016年9月19日月曜日

台風16号



日本の気象庁が出している台風16号進路予想
台風の中心が予報円に入る確率は70%だそうだ


米軍が出している台風予想進路
16号台風には「MALAKAS」という名前がついている
時間はグリニッジ時間なので9時間プラスする必要が有る
右の英語はヨット乗りにはなじみのknotやfeetで非常に解りやすい

どちらもほとんど変わらない予報になっている

松山にいちばん近づくのは20日09:00か10:00くらいだろうか
瀬戸内海は台風に向かって右の可航半径(左側より安全な方側)に入る

しかも屏風のような四国連山に守られるので大被害にはならないだろう

毎回ほとんど巧く台風をかわすことになるので大がかりな台風準備をしない松山の人たちは
いざ台風が本格的にやってくると大変な被害が出る

自然災害がないので人もあきれかえるくらいのんびりした人が多い
都会に出るとこの人松山の人に違いないと解るそうだ

2016年9月17日土曜日

デジタルテスター



「花丸」の極薄 超軽量 高価なデジタルテスターが壊れた
昔買ったので高かったのかも知れないが胸ポケットに入り重宝だった
必要なので買う事にしてネットで調べると2000円でこんなのがありました
中国語の取説が付いていました
厚味がもっと薄いと感じるような写真でしたが
手に入れてみると42ミリの厚みでした
周りをシリコンカバーに覆われ丈夫そうです

壊れた以前のものはボタン電池でしたが これは9ボルトの長四角で大きな乾電池でした
今度は長持ちするかなあ

2016年9月16日金曜日

ヨットと本



ヨットの航海に出る時僕はミカン箱一杯分くらいの文庫本を持って出港するのが常だった
単行本は大きくて重いので積めなかった

簡易天測表も緯度10度ごとに分厚い計算表が必要なので
多少計算はややこしくなるが天測歴を使う天測計算表に変えたくらいだ
長距離航海といえども船は軽くて抵抗が少なく少しでも早く走るに越したことはない
いくら文庫本でもミカン箱に一杯では何ヶ月もの航海では本が不足する
着いた港で日本人に会うと本の交換をお願いしたり
重量軽減のためつまらない本は一度読んだらそのまま海にレッコした
iPadに写真右下の青空文庫という本をダウンロードするソフトを入れた
これは優れものでiPadのメモリーがどのくらいあるのか解らないが
数千冊の本が入るだろう
もちろん一杯になれば消去してWi-Fi条件の良い所で読んでいない本を入れ直すことも出来る
これで1つ問題解決重くてかさばる本を積まなくて良くなった

2016年9月15日木曜日

Windyty



「光丸」のオーナー大野さんに教えてもらったWindyty
https://www.windyty.com/?33.842,132.766,6
世界中の風の状況が解ります
もちろん台風ワッチには最適です
他にはない10日先までの予報をしています
ここ3ヶ月ほど毎日ワッチしていますが先の風向風速などが良く当たるのです
今度の16号台風もWindytyと米軍台風情報と気象庁の台風情報でワッチします
通信手段さえ確保してこの情報を入手すれば外洋航海も安全で楽なものになるでしょう

2016年9月14日水曜日

ゴムボート接着



随分前に松山ジュニアヨットクラブからゴムボートの修理を頼まれました

接着剤を色々変えても接着面を綺麗にサンディングして拭いても上手く行かず
もう一ヶ月ほど色々試した末にギブアップ
放ったらかしにしていました
ところが又やる気になりシーカフレックスの拭き取りシンナーやプライマーを使って
再度試してみる気になり実験をやり始めた
市販のボンドG17のように塗りつけて指触乾燥の時点でゴムハンマーでポンポンたたいて接着
というのが補修セットに入っている接着材のやり方ですが
それではどうしても上手く接着出来ません
メーカーにも補修できないと見放されたゴムボート

何とかしようと考えられる限りのことをやって見るのですが出口が見えないドツボにはまりそうです
それでも無理難題を解決するのは非常にやりがいがあります

2016年9月13日火曜日

ウォーターロック



ボルボエンジンのウォーターロック
相原さんの「Polester」(北極星)というヨットにはVOLVO PENTA社製42馬力ターボエンジンが乗っている
そのウォーターロックもVOLVO純正です
ミキシングエルボから排出された冷却水混じりの排気が左から入って
中央の太いホースに溜められ
排気の圧力で底に溜まった冷却水を右側から排気口を通して船外に送り出します
排気口からは下に貯まった冷却水があるのでおいそれとは海水は入って来られません
市販の物は一体で作ったABS樹脂なのですが
VOLVO社の物は3つに分かれた自社製です
右側のステンレス下側になるところ電蝕で穴が開きました
流れる海水の中に浸かっているのですから電蝕が起きないわけがないのです
ということでFRPでその部分を作り組み立て直す事になりました
次は左入り口側の海水に当たる底の部分が心配です

2016年9月12日月曜日

倉橋島




10日2時間半かけて倉橋島海の駅に到着
クォーターリーの良い風で半分以上は7ノットを超える帆走でした

何時ものように船体を半分以上桟橋から前にせり出して停泊
こうすると後から来た船も後ろに泊めることが出来ます
停泊と同時に折りたたみ自転車を組み立て
入港前にくぐった鹿島の橋を見に行こうと言う事になりこぎ始める
小さい町を3つ通り越したところでアップダウンが多いので苦しくなり引き返す
橋を渡るのは次回にする
夜は568という船から歩いて行ける焼き鳥屋で一杯
広島カープ優勝かというので地元の人はその話ばかりだった


船中泊の朝今度は反対方向で海岸沿いに自転車をこぎ始める
港の入り口左に目立つ赤い岩のところまで来た
鉄分が混じった岩で昔から港に入る時の目印になっているそうだ
次々に岬を越えおよそ14キロくらいあるコースを3時間かけて回った
アップダウンがあり登りはほとんど自転車を押すことになったので時間がかかった
岳浦山と言う山を一周し倉橋島の1/3を走ったことになる
そのまま北上すれば音戸の大橋まで通じているが疲れたので次回にする

2016年9月10日土曜日

船酔い



先日群馬県から遊びに来た佐藤さん(旧姓 長谷川)に教えてもらった酔い止め薬
彼女は僕が関東で52フィートの艇長をしていた時のクルーでした

本人曰く何時も船酔いで役立たずのクルーだったと言います
僕は知らなかったのですがヨットに乗ると毎回例外なく人の見えないところで吐いているほど船酔いが酷かったそうです
今回この薬を見つけたので「花丸」2日間のクルーズは全く元気で船酔いは感じなかったと言います
そんなに高い薬ではありません1カプセル100円もしないものです
佐藤さんは3カプセルケースを持ってきていました
僕は全く船酔いをしたことがないので酔っ払いのクルーにはきつかったそうです

全員船酔いで食事が出来ない時に食事当番のクルーに食事を作れと強要したと言います
こんなに荒れた時に誰が食べるのですかと聞かれ僕が食べるから作れと言われたと恨み節を聞きます
荒天時に油臭いエンジンルームで燃料エアー抜きをしても全く酔わない
下を向いて油の混じったビルジをくみ出しても酔わないので
三半規管がおかしいのではないかとよく言われます
それでもクロズホールドでヒールして登っている時にヒール角度が変わり登りすぎに気がつき
起きだしてラットに飛びつきタックをさせないで元に戻すと言う事は三半規管はまともに働いていると僕は思っていました
酔い止め薬を買ったのは長期航海で酷く荒れた時にだけ数回ある連れ合いの船酔いのためです
ほとんど船酔い止めの薬が必要なことはないでしょう

長期航海をすると解りますが最初の一週間は酔っ払ってマグロ状態の人も
一週間を過ぎるとたいてい食欲が出てまともに船のために働けるようになります
近場のクルーズでは何度経験しても船酔いは乗り越えることが出来ないと思います

2016年9月9日金曜日

ハードドジャー



一昨日香川県へチーク張り替えの見積もりに行った時
面白い形のハードドジャーを見ました
曲げたパイプとキャンバスで出来たソフトドジャーを
そのまま型にしてFRP化したような形です
曲げたパイプが布を押しながら折りたたむ時の回転軸に向かって
ゆっくりと角が見えなくなるところまでソフトドジャーを再現しています
正面の窓は蝶番で上に開き風を入れるようになっていました
これを作るのはこの船一艇だけのためではなく
メス型を作って量産しないと割に合わない仕事だと思います

2016年9月8日木曜日

コクピットチーク



コクピットのチーク材を張り替えると言う仕事の見積もりに行きました
ウインドベーンも付いた外洋航海を狙った船です
来年には出かけたいそうで あちこち整備中です
見積もりのチークデッキは長年のデッキブラシかけで磨り減って薄くなり
接着がはがれている部分や雨水が入りその下のFRPが力なく垂れ下がっているハッチ部分もあります
チークはがしと張りだけでなく下地を再生の仕事もあります
その他にはコクピット物入れの仕切りもきちんとものが収まるように入れたいと言う事でした
スルハルボールバルブも不安なので交換したいと言う事でした

2016年9月7日水曜日



僕は台風の増し舫をする時普通の舫結びをしません
写真で一番上に結んであるロープは普通の舫結びです
ちょっと解りにくいが下に結んであるのが僕がやった舫です
2重に巻いて巻いた両方の輪に力がかかるようにロープの端を通します
それから舫結びです
アンカー結びと言われる 擦れる部分を分散させるやり方です
しかも最後の舫結びも護岸の角より海側でやりロープが角で擦れる部分を2つに分けます
昨日増し舫解除に行った時に気がついたので写真を写しました

2016年9月6日火曜日

台風増し舫



普段係留しているロープでは不安なので台風が来るという予報が入ると
台風対策として増し舫をします
写真の汚れていない白いロープが増し舫です
それぞれの船が一斉に集合して船首から陸側の舫を殖やし
隣の船との横舫も太いロープで余分に取ります
最後船尾から対岸へのロープを用意しておいて
漁師さんに船外機付きの小舟で対岸まで舫ロープを引っ張っていって結んでもらいます
出入り口の通路に有る真澄人君の「diamant」から横にもロープを取り通路がふさがれます
そんなときは港中ロープだらけで蜘蛛の巣状になり船の出入りは出来なくなります
今回は台風12号影響がないので増し舫を外しに行きました

2016年9月5日月曜日

8.2メートル・ケッチ



写真は熊本の友人が自作した8.2メートルケッチです
「回生丸」と言います 良い船ですね

クルーズ中の写真を送られたのを今日じっくり見てみました
もう一艇松山市前の興居島にある8.4メートルカッター
これは僕の一級年上の野中さんが自作した「瀬戸壱丸」です
30フィートを超える綺麗で重たい船がどんどん売りに出ているのを見るにつけ
このくらいのサイズの船が一番扱いやすくて良いなと思うようになりました
若くて力があり敏捷性も有った時にはどんな大きな船でも一人で扱えそうな気がしていたのですが
もうすぐ65歳の僕はその先終生乗れる船をと考えるようになりました
大きくて速く走る事が出来る船も
大人数がキャビンに集まってパーティーが出来る船も必要ない

自分だけの力で安全に走らせることが出来る船を望むようになりました

2016年9月4日日曜日

ダブルスカル



古くなって練習用に降格したダブルスカル
船長は10メートル近くありミズスマシのような船です
オールを取りつけるアウトリガー取付部分船体側補強のフレームが折れて修理に入ってきました
座席までカーボンで出来ているのにフレームは木で出来ています
蒸し曲げの後エポキシ接着積層の固木でした
何かの拍子に力が加わり折れてしまったフレームをエポキシ接着しておいて
上に曲げたステンレスの補強でカバー
写真右手前の部分です
以前にも修理したことがあります
柳原漁港の花丸は台風に備えるため増し舫をして動けなくなっています
広島県から久しぶりに小林さんが遊びに来ています
雨で何処にも行けずお酒を飲むだけです

2016年9月3日土曜日

ウォーターロック




エンジン冷却水と排気をエンジン最頂部でミキシングした後のウォーターロック
ここに冷却水をためてある程度溜まったら排気の圧力で一気に排気口から船外に冷却水を排出する仕組み
冷却水が溜まっているので船外の排気口からエンジンに海水が逆流することを防ぐ
ところが何時も冷却水が溜まっては流れ出す底の部分ステンレスに穴が開いた(下の写真右端)
上の写真で上がVetus社の物(8馬力エンジン用)で下がVOLVO PENTA社(42馬力エンジン)の物
今回乗せてもらった相原さんの船にはVOLVO社の物が付いていた
常に海水が流れる部分にステンレスを使うと必ず電蝕が起きます

前後・上下・左右空間の関係から市販のVetusウォーターロックが使えないので
全体をFRPで相原さんが作る事になりました
大元の型から作るのは大変なので型になる直径のものを探すことにします
中央のゴムホース直径のパイプと
注入パイプと排出パイプ直径のパイプと
その両側のカップの型です
ホースバンドで締め付けるような面倒なことをせず長さが決まっているので一体で作ります

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ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/