ヨット屋のブログ
このブログは僕のホームページのミラーサイトです。 http://ikegawa-yacht.com/
2015年12月31日木曜日
気象庁有料カレンダー
気象庁に勤めている岩田さんが毎年僕に買ってくれる
気象庁発行の有料カレンダーです
その年その月の気象の説明が毎月非常に丁寧に書いてあります
ヨットと気象は大変重要な関係です
暖かくて程よい風が事前にわかればヨットにとってそれに勝る技はありません
シーマンシップとは
海の上で安全に過ごすための技の集大成です
「スポーツマンシップに則り」と言うような精神面は全く無意味です
完全なその時その場の気象を知ることが出来る技があれば
ヨットにとっては全てのヨットを操るための技の第一番に置きたい技だと思います
2015年12月30日水曜日
ラブバードテルアキ
額に入れてトイレにでもかけておいてと毎年頂くカレンダーです
本当に毎朝 毎夕トイレで見ます
2003年分から頂いてずっと保存しています
写真があまりに綺麗なのでその年が終わっても捨てられません
「ラブバードテルアキ」
さんとは僕が横浜に住んでいた時からの知り合いです
ラブバード(木彫りの鳥を絵付けした手作りブローチ)の販売代理店もさせてもらっています
「花丸」シェークダウンでで北海道へ行った時の記事も彼のホームページに載せてもらいました
輝顕さんは現在十勝に住んでいます僕より10歳ほど年上です
「ラブバード」を造りだし他に誰も真似できない世界で1つだけの物をというのは
ヨットの世界では まして日本に居たのでは出来ないことです
2015年12月29日火曜日
糞害
「花丸」船尾両舷にパルピットにとまった鳥から爆弾が落ちています
ミズンブームの付け根にも酷い糞害です
新しくしたコクピットオーニングとミズンセールカバーが触れないくらい汚くなりました
対策として切ってしまわないとセールを上げることが出来ないほど釣り糸を張り巡らせました
そうしておいて寒い中 鳥の糞を海水で1時間もかけて洗い落としました
これ以上糞害が続けば船に泊まっておいて夜そっと近づき鳥をたたき落とすつもりです
昼間は何時行っても鳥は止まっていないのですから夜寝に来ているのでしょう
どうして「花丸」だけが鳥に好かれるのか不明です
他の船は「花丸」ほどの糞害は見られません
2015年12月28日月曜日
おしゃれなクリート
「KAZAHAYA」の前後左右のクリートは折りたたみ式でした
おしゃれでもありますが
不要な時に折りたたんでおくとロープを引っかけないという利点もあります
デイセーラーというのは瀬戸内のような波の立たない海で
一日風に乗ってセーリングを楽しむためのセーラーで
何処かへ舫って上陸するような船ではないので
これがよいのでしょう
どんな走りの船なのか来年のお楽しみです
2015年12月27日日曜日
バラスト取りつけ
「KAZAHAYA」にバラスト取りつけを手伝いました
下の端に鉛のバルブを付けたバラストで
バラスト長さだけで1800と非常に深いバラストです
吃水からの深さは2メートルを超えます
何所の漁港へでも入っていくというわけには行きません
ラダーも取りつけました
全体から見ると小さいと感じます
スピードがある時は良いでしょうがデッドスローの時は効きにくいと思いました
船首も船艦「三笠」のように後ろに向かって傾斜しています
ヨットの概念を打ち破るような斬新な設計です
コンテナに収まるほど幅が狭いので追っ手の風では速いでしょう
登りの風も長いバラストで重心を下げることで腰が強くて速いかも知れません
来年早々マストが立って走るのが楽しみです
2015年12月26日土曜日
船台
先日シーボニアマリーナで見た船台2台です
重いバラストの位置を出来るだけ下げようとして涙ぐましい努力をしています
船台内側の補強を切ってバラスト位置を下げその事により弱くなった部分をさらに補強しています
下の写真は補強を切れば船台が弱くなるので切らないで下げようと別のバラスト受けを抱かせています
船体の位置を少しでも下げたいので色々工夫します
僕ならどうやってバラストを下げて固定する船台を作るかなあ
2015年12月25日金曜日
バラスト取り付け
「KAZAHAYA」のバラスト取りつけ準備
今日25日いよいよバラストを取りつけることになりました
船体を上下架用のクレーンで吊り上げておいて
バラストをフォークリフトで船台の中に入れ角材で倒れないように固定します
その後船台を船体の下に押し込んでその上に船体を降ろします
隙間にシーカフレックスを入れて締め付ければバラスト取り付けは完了です
口で言うのは易しいがその前の下準備が大変です
「Off Shore」の田内さんが丁寧に準備を進めていました
今日は僕も取り付けをお手伝いします
2015年12月24日木曜日
チークデッキ
雨の中木栓が飛んで木ネジ頭がみんな見えているチークデッキを見に行く
古い施工方法でシーカフレックスの接着に自信がなく木ネジを残すやり方です
おまけに最初から軽くするためにチークの厚みが12ミリは無かったようだ
全て張り替えると部品外しからスタートしてチークを取り除き
とてつもない工事になるので木ネジを抜いて木栓で埋めることにしよう
見積もりをして工事をするかどうか決める
2015年12月15日火曜日
人感アラーム
僕は人のヨットを見ると必ずひとつは良いアイデアを持って帰る事にしている
先日ちょっと見せてもらったヨットに人感アラームセンサーが付いていた
日本の瀬戸内海なら必要ないと思うが外国の港では必要だろう
無人のヨットに歓迎しない訪問者を簡単には船に入れない対策として有効だと思う
ヤフオクで手に入れたが取扱説明書が無く設定の仕方が解らないので問い合わせ中
設定の仕方と解除方法が解らなければ煩くてとても取りつけられない
普通は家の中にセットする物のようだが船の中だとあまりの音に
止める方法が解らなければ船室に居ることは出来ないだろう
2015年12月14日月曜日
出張準備
16日からFRP補修工事で関東へ出張することになりました
状況を色々考えて出張準備です
頭の中で仕事の手順を追って何度も工事をするのです
近くではないので忘れ物をしても取りに帰ることができません
木工工事用とFRP工事用の必要材料や工具リストを作っているのに照らして
今度の仕事に特化した出張工事の材料や工具を集めます
片道およそ1000キロくらいあるでしょう
一番気になるのがこの長い距離の高速道路での運転です
若い時はガソリンを入れるワンストップだけで関東から松山まで走りましたが今はダメです
2015年12月13日日曜日
OpenCPNが入ったパソコン4台
新しいOpen CPNの機能を入れて欲しいと送られてきたパソコン4台
その内1台しか立ち上がりません
その立ち上がったパソコンも動きが非常に遅い
イライラして来てOpen CPNの改良はストップ
結局朝の内風が強かったし「花丸」にも乗らず
Y−15mark3も進まず溜まって居る家の雑用ばかりしていました
夜はアンカレッジマリーナの忘年会に誘われました
生バンドが入り結構賑やかな忘年会でした
2015年12月12日土曜日
Y15-mark3
Y-15mark3 船内クリアー部分を吹きつけしようと思ったが
次々に色々な用事が出来て昨日までY−15mrak3に関しては何も出来ていない
床スノコはウレタンクリヤーを吹き付けてからノンスリップ・シリカサンドを撒いて仕上がっている
これを取り外しておいて床面とセンターボード部分をクリアー仕上げにするつもりだ
週末なので「花丸」に乗りに行こうかどうしようかと迷っている
天気次第の様子見
2015年12月11日金曜日
Y15-mark3 部品
Y-15mark3 の小物部品もほとんど出来上がっている
センターボード・ラダー・ティラー・ティラーエクステンション
マスト・ブーム・ウイスカポール
その他市販の取りつけ部品なども揃えた
後は船体を仕上げてこれらの部品を取りつければ完成です
そうだったまだメインセールとジブセールを発注していない
マストを支えるワイヤー(ステー)なども今からだ
全てが終わるにはまだ1ヶ月はかかるだろう
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208 「北海道の自作者−2」 です
2015年12月10日木曜日
Y15-mark3
工房 中二階の天井に吊り上げていたY-15mark3をチェーンブロックで床に降ろした
仕事が忙しくなってストップしたままになっていたが
船内クリヤー部分を吹きつけのためマスキングした状態でカバーをしていたのだ
とても作りにくい構造でダブルチャイン艇だがアマチュアビルダーでは作るのが難しいだろう
設計の横山晃さんは単板のY-15から始まりY15mark2・そしてこのmark3へと新しい図面を書いた
mark 2まではアマチュアビルダー向きだったが
mark 3になるとアマチュアで数艇作ったくらいではこの船をまともに仕上げる事は困難だろう
僕より先に一艇作った人が居たらしいが直ぐに朽ちてきて駄目になったと聞く
左右と前の空間が密閉構造の浮力室でよほどの仕上げをしていないと水が入れば致命傷だ
軽くて・直進性が良く・腰が強くその辺りに浮かんでいるレース艇とは全く違うディンギーだ
信じられないくらいの労力を費やし割に合わない190万円で売りに出している
どうしても僕が作ってみたかった横山晃さんの遺作だ
出来上がったら売れる前に乗ってみたい
世界に一艇しかないY-15mark3だ
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2015年12月9日水曜日
日曜日の帆走
先週日曜日連れ合いの職場の人たちと「花丸」に乗った時
冬にしては穏やかな天気ですぐに帆を張って帆走に入った
ジブセールをファーリングにして良かったなと思う
アルミパイプの無いそのまま巻き取る方式だが上手く行けば超簡単
夜中に大風が吹いたりすると港の中でリーフが解けたら大変な事になるなと言う心配はあるが
そんな心配にも勝る楽ちんさが堪らない
2メートル以上有るバウスプリットの先にジブセールのタックがあるので
これを毎回取りつけたり取りこんだりするのは一苦労だ
「花丸」はスピンネーカーを持っていないので
フォアーステーのもう一つ前にスピンハリヤードのようなシートを取りつけ
巻き込んだジブセールを反対巻にして強風でも展開しないような方法を考えよう
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2015年12月8日火曜日
30フィート自作者
北海道札幌から木造ヨット自作者の岡本さんが来られ一日付き合う
ディンギーを何艇も作ったことがある人で質問も的を得ている
事前に送ってきた図面を見ながら作り方や改善点をお伝えした
自作でも乗艇でもある程度のレベルに達していないと
相手の質問に答えるのも面倒だと思うが
彼のレベルは充分30フィートクルーザーを手がける段階に来ている
惜しいことに僕より年上なので出来上がってからの乗る年数が限られる
早く確実に綺麗に作る方法も少しだが伝授した
トリプルプランキング工法の二層目にかかった段階で冬が来て
船体の工作は北海道ではエポキシが使えずストップして他のことをしているそうだ
ヨット作りもヨット乗りも暖かい地方の方が良いなと思う
2015年12月7日月曜日
若いビジター3人
連れ合いの職場(保育園)から
今年就職したばかりの保育士3人が「花丸」に乗りに来る
一人は船に酔っ払ってずっと船室で寝ていたが後の二人は元気だった
エンジンを切ってメインとジェノアジブでセーリング中の写真
野忽那島へ行ったが何時もの桟橋に漁船が着いていたので
隣の睦月島へ移動して昼食
もう一度野忽那島へ帰ってきて釣りを始めた
ヨットで釣りは船が汚れるので嫌だが大サービス
でも、潮が悪かったのか狙った回遊魚が殆どいない
オキアミをばらまくので寄ってきた大きなカワハギをヤスで仕留めた
帰ってから 柚・醤油 で食べたカワハギの刺身は最高だった
昨夜は飲み過ぎ
2015年12月6日日曜日
強風
用がありアンカレッジマリーナへ行ってみると
出入港に使う浮き桟橋が陸に上がっており修理中です
3日4日と松山は台風並みの西からの強風が吹き荒れました
あまりの強風に日頃では考えられないような波が立ち
長い桟橋の溶接部分が真ん中で片方切れたそうです
歩み板を取り外しごつい鉄板をリベットで留めつけていました
マリーナの仕事も毎日営業するには常にメンテナンスが必要です
2015年12月5日土曜日
柑橘
叔母の庭にある柚と名前がわからない柑橘2種類を収穫した
これをみんな食べるのは無理なので知り合いに配る
上段の大きい柑橘は半分に切って搾ってそのまま飲む
少し酸っぱいが体には良さそう
下の柚は目の細かいネットに入れて湯船に浮かべ柚湯にする
完全に無農薬で全く手を入れていないので風呂に入れても安心だ
もちろん絞って料理に使っても良い
2015年12月4日金曜日
船台-5
前後の木製船台をガラス樹脂で覆ってしまい
撥水のためのパラフィン入りトップコートを塗ると言う仕事が終了しました
思ったよりも手間がかかりました
随分重い頑丈な物になりました
いよいよ船台の金属部分が完成してきたらこちらの船体接合部分を取りつけ
バラストを船台に固定しておいて
船体とバラストの接合です
そしてマストを立て艤装をすれば完成です
早く走っているところを見たい物です
随分寒くなったし風も強くなってきたので本格的なセーリングは来年からでしょう
2015年12月3日木曜日
船台-4
船体に当たる部分の船台ほぼ出来上がりました
写真奥にあるのが前側の船台で手前が船体後ろ側の船台です
船台を見ただけでもこの船は随分前が狭くて後ろが広い船底をしているなと言う事が解ります
空中に浮かせてゲルコートを塗るわけにはいかないので
半分ずつ塗る事にしました
今日塗り終えたら僕が引き受けた仕事の
輸送船台カットと角の補強入れそして全体をビニエステル樹脂で層してゲルコート塗の仕事は終わりです
2015年12月2日水曜日
船台-3
イタリアからコンテナに入れて運ばれてきた「KAZAHAYA」という船
マリーナに置くための船台を作っています
コンテナの中に船を斜めに入れて固定する為に合板で前後に船台を作っていました
普通に正立させてマリーナで船を乗せているような船台位置ですが
コンテナの中では船を右舷側に傾けて固定する為
右舷側船体をシアーラインまで包み込むような船台でした
それをカットして正立させて乗せておく船台を作っています
合板が耐水合板ではないようなので木口をしっかりとパテ&ガラスマットで覆います
そして全体をガラスマットで4層です
こんな積層をする時は重なり目が段になるのを防ぐために面倒でもガラスは手切りします
すると重ね部分に段が出来ず綺麗に全体が同じ厚味の積層が出来ます
全体を4層で覆う積層は本日終了です
その後硬化してからゲルコートを塗ります
2015年12月1日火曜日
船台-2
「KAZAHAYA」の船台積層
合板で出来たコンテナ輸送用の船台を積層
日本に来てからマリーナ船台の船に当たる部分として使えるように
カット線が引いてあった部分を正確にカット
船のセンターラインを引いてくれていないので
右舷側を何所でカットして良いか解らなかったが多少大きめにカット
実際に船を載せてみてセンターを知るしか方法は無いだろう
ガラスマットを裁断してビニエステル樹脂で積層を始める
合板の木口を完全に覆う積層をしないといけないので角のRを大きく取り
木口部分にはビニエステルパテを付けてから積層を開始する
2015年11月30日月曜日
船台
「KAZAHAYA」がコンテナーに入っていた時に
船体を斜めに固定する為に乗っていた船台を使って
マリーナに置くため船台の船体に当たる部分を作る事になった
イタリアでこの斜め船台を作る時から水平にした時のカット線を入れてもらっており
それをカットして整形しガラスマットをビニエステル樹脂で巻くという仕事
船体に接する部分も合板を積層接着して作ってある
と言う事は全て木の部分はエポキシを塗ってあると言うことだろう
カットしたら全面サンディングしてエポキシを落とさないとビニエステルの積層は出来ない
エポキシ樹脂の上にポリエステル樹脂やビニエステル樹脂は接着出来ない
不思議なことにその反対はO.Kなのである
問題は合板の木口である
木口の部分に雨水が染みこまなければ海外の耐水合板は圧倒的に長持ちする
カット・サンディングが終わったら木口の処理から仕事を始める
2015年11月29日日曜日
サバニ船型?
イタリアから来た木造艇「KAZAHAYA」はどうもサバニ船型のようです
日本で木造艇設計をされた横山晃さんと言う設計者が
長年ヨットの設計に携わって最後にたどり着きサバニ船型と名付けた設計によく似ています
その最大の特徴として言われていたのが
水線下の形状です
船首から2/3の所に一番深い部分があり
そこから後ろは素直な形で船尾へというのがサバニ船型の特徴だそうです
ヨットは風に押されて走っていると考えがちですが
実は風が帆に当たって流れる時に 起きる揚力によって引っ張られて走っています
丁度飛行機を半分に切って翼を垂直に立てたと考えてみて下さい
浮いている物を中央より少し前で引っ張るとその形によって
クルクル進路が決まらない物や安定して引ける形の物があります
後ろに前より大きな抵抗があると安定すると考えられます
「KAZAHAYA」は下に入って上を見上げると
船首部分の接水面積が非常に小さく船尾に行くにしたがって大きくなっているのが解ります
2015年11月28日土曜日
イタリアからコンテナで
30フィート木造ヨットがイタリアからやってきました
コンテナからどうやって出すのだろうとアンカレッジマリーナへ見に行った
ああでも無いこうでもないと色色みんなが言うのできがきでなかったが
やっと方針が決まり引っ張り出しておいて船尾をクレーンで吊り上げ
さらに引っ張り出してから船首をフォークリフトで持ち上げた
終わってみれば何だ簡単だと思えるが結構ひやひやする場面もあった
「KAZAHAYA」と名付けられたデイセーラーはいかにも軽くて早そうだった
2015年11月27日金曜日
オートパイロット
オートパイロットST1000を修理しました
ロッドが出たままで入らなくなっていました
ティラーに取りつけて舵を取る方式のオートパイロットは
最後まで出したり 引っ込めたりしてはいけません
一応警報音が鳴る仕組みですがそれを聞き落とすと今回のように出たままでロックします
引き込みすぎの方はそうでもないのですが出し過ぎは特に食い込んでロックするような構造です
当たり止めのゴムブッシュが切れてしまっていました
何度も出し過ぎたようです
何台も分解したことがありますが時間とともに改善された様子はありません
出し過ぎ引き込みすぎにならないように気をつけるしかないようです
電子回路が壊れていなくて良かった
そうなると僕ではどうしようもありません
「花丸」に持っていって試してみましたがまともに動きました
2015年11月26日木曜日
「花丸」の写真
宮澤さんが写してくれたこの写真が今年一番の走りかな?
仕事をしないで一日中家にいるので今日の日替わり写真が無い
ちょっと前の写真から良い走りの「花丸」を見つけた
ポートタックの登りで時々白波が立つ中7ノットを超えるスピードが出た時のもの
ガフセールで二本マストというヨットは日本では滅多に見ない
ヨットは乗るものではなく見るものだなと最近思う
見ている分には優雅だが乗っている人は緊張して天気や海況を読み
自然の状況に合わせてセールを調整し進路を保持し結構体力も知力も使うのです
2015年11月25日水曜日
工房内片付け
従兄弟が大阪から来て亡くなった叔母の家を片付けています
僕は丁度仕事が途切れて時間があるので手伝います
不要なゴミを分別して捨てる役目です
工房に持ち帰って分別しているので工房は散らかり放題です
今日一日出方づけてスッキリさせるつもりです
2015年11月24日火曜日
御手洗桟橋への係留
御手洗(みたらい)の近くには日本で初めて出来た「ゆたか海」の駅があります
無料で良いのですが非常に狭くて「花丸」の様に船首に2.1メートルもあるバウスプリットを持った32フィートは入るのが難しいのです
(入ったことはありますが他の船の邪魔になります)
そこで僕は殆ど御手洗桟橋の方に係留します
陸に向かって右側は高速艇が着くので左側に着けます
ところが舫舫綱を取る所が長い桟橋の端と端にしかないのです
昨日2枚目の写真を見て下さい
桟橋から半分以上船体を前にせり出して
船尾舫と船体の中央クリートからスプリングを振り分けに出します
そして船首舫は浮き桟橋に通じるフラップの赤い手すりに舫のです
この場所も浮き桟橋は入れ替わりましたがもう40年も利用している桟橋です
2015年11月23日月曜日
三原から御手洗
朝起きて直ぐに山城さんを乗せて出港
三原港の入り口を出てしばらく機帆走
長くヨットから離れて居た山城さんには珍しいことばかりだったようで
花丸を楽しんでくれた
山城さを三原港に降ろしてお別れ
引き潮も手伝ってくれて2時間半くらいで御手洗港に到着
お昼を食べて1時間くらい休憩して今度は上げ潮の中(向かい潮)14:00スタート
追っ手の風だったので良い走りで2時間ほどで帰り着いた
全行程で出港して入港するまでに2日間30リットルの燃料を使った
3/4は逆潮を走ったのでまあ仕方がない
瀬戸内では潮を読むことが一番大切です
そして信頼置けるエンジンを持つことも大切なことです
2015年11月22日日曜日
三原 海の駅
広島県三原市に来ています
40年くらい前には勝手に留めていた桟橋ですが
海の駅になり有料桟橋になりました
堂々と留められるので良いのかも知れません
直ぐ近くがJR三原駅で三原の中心街です
歩いて行ける店に入り友人と思いきり飲みました
三原には山城さんという古いヨットの友人がいます
彼は世界一周を夢見て淡路島で10年以上ヨットを造っていましたが
阪神淡路大震災の後 豪雨で崖崩れが起き彼の夢は土に埋まってしまいました
殆ど完成間近だったので気の毒でしたが
まあそれで良かったのかも知れません
淡路島で今の奥さんと知り合い
現在61歳にして小・中学生のお父さん 子育て真っ最中です
2015年11月21日土曜日
実りの秋
北海道から鮭・岩手からリンゴ・瀬戸内海の島からミカン
その他ご近所からカキ等色々なものを頂きます
秋は良いですね何を食べても美味しいのでどんどん太っています
最高73キロ有った体重を5年以上かかって63キロまで落としたのですが
又最近太り初め今は66キロです
美味いものを食べてダラダラと遅くまで酒を飲んでいたのでは太る一方です
太ると頭も体も動きが鈍り益々太ります
目的がなければそれでも良いのですが
70歳までハードにヨットに乗ろうと考えているので
そろそろ又60キロを目指してシェープアップしないと・・・・
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2015年11月20日金曜日
叔母の庭草刈り
9月に98歳で亡くなった叔母の家の草刈りを先日した時の写真
家の前の車8台は停まれる駐車スペースから始まり
庭全体を刈り終えるのは二人が仮払い機にガソリンを補給しながら1日仕事
これで今年は草を刈らなくても大丈夫だろう
従兄弟が家の中を片付けると言うので大阪からやってきた
何日もかかるだろうということで3日くらいずつ何度かに分けて来ることになっている
最終的には全て売るそうだが町中の広い土地なのでそう簡単には売れそうもない
とりあえず家を誰かに貸すということで片付ける
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2015年11月19日木曜日
大山祇神社参道
大三島にある大山祇神社 昔から海からの参拝が多かった
車が多くなく しまなみ海道も通っていない時代
近隣の島から・本土から・四国から船で参拝という人が多かった
だから銅板拭きの屋根があるあんなに立派な桟橋があり
桟橋からの道はこの参道入り口に繋がっている
古い商店街でシャッターも取りつけないまま殆どのお店が閉店している
ガラス戸のままカーテンを引いて閉店
15年以上前から20回は来たであろう大三島に来ると立ち寄るお店 「喜船」
釜飯が美味い・あら炊きが美味い・寿司が美味い
大山祇神社入り口道を挟んで反対側にある「大漁」という食堂がウェブ・セールス・ライティングで大当たり
毎回長蛇の列が出来ているが直ぐ近くの喜船は地元相手で手堅くやっている
大抵はヨットまで帰り着くのが怪しくなるほど飲む
2015年11月18日水曜日
たき火
今朝は朝井さんがプロパンボンベを切って作ってくれたストーブでたき火
小雨交じりで室内温度20度と暖かい朝ですが
木くずがどんどん溜まってミカンコンテナ4箱にもなりました
本当は風呂でも沸かせばよいのでしょうが
今は電気温水器で風呂の炊き口もありません
たき火の火を見ていると何故か気持ちがよいのです
朝早い新聞配達の人から直接新聞を受け取りました
今からどんどん寒くなります ご苦労様です
2015年11月17日火曜日
季節は確実に進む
10月21日に大山祇神社参道にあるツタの家を宮沢さんが写した写真
11月14日に僕が写した同じツタの写真
葉は紅葉し落葉し一ヶ月も経たないのにどんどん季節が進んでいるのが解る
次に行く時にはツタカズラだけになっているだろうなあ
まだ海水温は20度もあり平年よりも2度ほど高いそうだ
もう少しヨットに乗ろう
2015年11月16日月曜日
大三島 宮浦港
瀬戸内海で一番立派な桟橋
しまなみ海道が出来てから定期航路が廃止された
大山祇神社への参道だったのでこんなに立派な桟橋がある
これが海の駅になり本船と同じ停泊料金(1トン2円で24時間)でプレジャーボートも停泊できるようになった
「花丸」は4トンなので8円だが毎度太っ腹で10円支払う
というか集金に来る人がお釣りを出すのが面倒なので切り上げになる
実に素晴らしい桟橋なのです
14日土曜日10:00くらいの出港で13:00位には入港
温泉に入り瀬戸内の美味しい魚を食べて眠る
15日日曜日にはあちこち島の海辺を歩き11:00位に出港して無事に帰り着く
帰りは向かい潮だったが風は弱いながら追手で順調な走りだった
2015年11月14日土曜日
家の扉
以前から気になっていた家の扉を補修
上の扉は内からトイレやシャワー室に入るための扉で
重りを置いて張り替えた部分のシナベニヤが剥がれかけていた
写真下の扉は風呂の脱衣場と部屋を仕切る引き戸で
これも風呂側が湿気でカビが生え合板の表面が浮き上がった
両方ともガラス部分を上のスリッドから抜き取り
ノミで傷んだ合板部分を取り除き
新しい2.5ミリのシナベニヤを木工ボンドで接着上から重りをかけて半日押さえた
今度は湿気を吸って表面が駄目にならないようにウレタンクリヤーを塗るつもりです
2015年11月13日金曜日
ウインドラス
鳥糞被害は増えておらずしばらく様子見
何時も同じ鳥が同じ場所に止まるようなので
何時もの位置は釣り糸が足に絡んで止まれないと学習させるとしばらくその個体は来なくなる
今日の写真はウインドラス(アンカーロープ・チェーン巻き上げ機)カバーです
チェーンやロープをアンカーに繋いでおかないといざという時アンカーリングに手間取る
しかし、繋ぎっぱなしだとどうしても船内に水を呼び込む
そこでウインドラスの周りに防水のための水切りを立ち上げ
その水切りの凹みに細いロープを回してウインドラスカバーを留めました
チェーンの部分もジップで外れるようにしてある上から細引きで縛っています
船首デッキに波をかぶったくらいではチェーンの穴から海水を船内に呼び込むことは殆どありません
長距離航海で陸地に近づくまでしばらくアンカーを打つ必要が無いと解っている時は
ウインドラス周りの防水水切りぴったりの水密の箱を被せ左右のクリートに縛り押さえつけます
2015年11月12日木曜日
鳥糞被害
11月8日にミズンセールのブームエンドに海鳥が止まり糞をして困ると言うことを書いた
思いがけず多くの人からご意見を頂き皆さん困っているんだなあと実感
僕はブームエンドに止まられないように最後尾に4本の銅線を立ち上げ
その先からレイジージャックに向かって釣り糸を4本張った
今日行ってみるとブームエンドは流石に足が引っかかって鳥も止まれなかったと見え
その下のウインドベーンは綺麗なままだった
しかし今度は船全体をぐるりと回した釣り糸の隙間を縫って
ブームを持ち上げているレイジージャックの内側に止まり糞をしている
そこで面倒だが昨日はブームの上にもレイジージャックを結ぶように2本の釣り糸を張った
さて今日はどうなっているか見に行こうと思う
2015年11月11日水曜日
Gaffketch32「花丸」
先日3泊4日の航海をした時
僚船の「葉」に乗っていた宮沢さんに写したもらった一番お気に入りの写真
乗っている自分が撮る事は出来ないのでこんな綺麗な写真はいままでなかった
メインセールの上にトップするがあるともっと綺麗だろうが
一人でそんなに沢山のセールを操るのは危険が伴う
ミズンステースルは持っているが進水以来11年一度も上げたことがない
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gaffketch32
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/
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