2017年1月25日水曜日

神父さん




アメリカ人の宣教師ロバート・シェラ-さんにエンジンを見てもらう事にした
彼は小さい時からエンジンが好きでエンジニアになるつもりだったというが
神が神父になれと言ったので神父さんになったそうだ
ピストンの中まで海水が入りどうしようもなくなった3GMエンジンを
バラバラに解体して直接冷却だったのを間接冷却に変え
一度組み立てて動くのを確認してから再び分解して部品としてテンダーで自分のヨットに運び込み
狭いヨットのエンジンルームで再び組み立て動くようにしたと言うから凄い
写真は
間接冷却装置を取り外し ダイナモ(発電機)を取り外し
接続されている冷却ホースや燃料パイプも取り外したところ
これから燃料噴射装置を取り外してヘッドを開ける
シェラ-さんはヘッドの様子を見てオイル交換もちゃんとできており 使っているから綺麗なエンジンですと言ってくれた
2850時間使っており普通のヨットでは考えられないくらいよく使っていると思う
ヨットのエンジンは使わないから駄目になる物が多い
花丸のエンジンは新品で取りつけて12年
車のエンジンだと10万キロくらい走ったことになるのだろう
平均35キロで走ったとして100000÷35=2857時間
そろそろ点検の時期ではあるが全く問題はないようだ

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