昨日は雨でした
時々アラレも降り寒い日でした
そこで一日中 埋め木作りです
大量に作りましたがこれだけではまだ不足だと思いますもう一回か二回は作らないといけないでしょう
木工キリで明けた穴に木栓を打ち込むのですが
抜けてはいけないのでぴったりのサイズの木栓をたたき込むのです
そこで木栓の端を木締めして角をつぼめないと入っていきません
昔は木栓を金属の上で転がしながら角をハンマーでコツコツと斜めから叩いて細くしました
僕が思いついたのは右の鉄板と鉄の重りで木締めをする方法です
木栓を鉄板の上に乗せて右手で鉄の重りを斜めに持って木栓の端を締めるように転がすのです
ところが昨日
彫金師真澄人君が面白いアイデアをくれました
彫金では小さい金属の板を三時曲面に曲げるのに凹みのある鉄のサイコロと矢坊主という頭の丸くなった鉄でやるそうです
(もちろん凹みのサイズに合わせ矢坊主の頭は大きいのから小さいものまであります)
左にあるさいころのような金床を使って木締めする方法です
写真のサイコロ左端の穴が木栓のサイズにぴったりでした(写真上側に木栓を置いてある穴です)
その穴に木栓を入れておいてハンマーで一撃すれば木締めが出来上がります
左の入れ物に残っているのが一昨日使った残りで
昨日作ったのが右の入れ物の分です
久しぶりに工房で一日中細かい立ち仕事で 寒くて足が疲れました