2016年1月31日日曜日

チーク材成形 



昼までは雨が降ったり止んだり
風が強くて出かける気になりません
バルチック40のジブシートレールをカバーしていたチークバテンを持ち帰り
合わせながら新しいチークバテンを作りました
出来上がった物の角を落とし見える面をサンディングです
斜めになっているのと細くて曲がるのでサンディングに機械が使えません
仕方無く久しぶりに手でサンディングしました

昨日は僕達の長男 真澄人君の誕生日でした
僕達が29歳の時に東京都大田区で生まれました
月日はあっという間に過ぎ去り真澄人君も35歳のいいおじさんになりました

2016年1月30日土曜日

一日中雨

 

一日中雨が降りました
気ばかり焦って何も出来ない一日でした
工具は持って帰るのも面倒なのでドジャーの下に入れました
こうしてみるとドジャーは必要ですね
雨からも飛沫からも寒い風からも乗組員を守ってくれます
このバルチック40にはドジャーが2つあります
船室入り口がマストの近く(船の中央)当たりにありコクピットは最後尾です
その間をメインシートトラベラーが仕切っています

どうしてそんな設計になったのか不明ですが
出来れば普通のヨットのようにコクピットから直ぐに出入り口というのが理想ですね

そうなっているのは全体的な強度やエンジン配置の関係かなと思います

2016年1月29日金曜日

チークデッキ 

 

雨が降りそうなので13:20まで頑張ったがついに雨でストップした
写真は降り始めた雨の痕がついたデッキ
シブシート引き込み位置調整用のレールを左右から保護している三角のチーク材
取り外したら木ネジだけではなくエポキシ接着との併用だった
チークデッキがデッキ洗いでこすれて4ミリくらい凹んだので
保護材の部分だけが盛り上がっている
チーク材の接着はたとえエポキシを使ったとしても非常に難しく半分は接着出来ないと考えた方がよい
チーク材はチーク油を含んでおり接着には向かない
だから腐りにくく紫外線にも強くて雨風にさらされるところでも長持ちする
ジブシートリーダー保護材があった下のエポキシをノミを直角に立てて刮ぎ取る
あっという間にノミの刃が丸まってしまい午後から全部のノミを研ぎ直す

毎朝夕 ラダーブレードのオズモシスを擦り込んだ凹みを水洗いしては乾かす
あの強烈な臭いもしなくなった

2016年1月27日水曜日

Yannck


http://ikegawa-yacht.com/20uminohiroba/umi50.html
フランス人ヨット乗りYannckさんが71歳で亡くなった
白血病になって20年間骨髄移植も無しに良く生きたと思う

僕達が最初に会ったのは僕が26歳の時マルケサス諸島でだった
その後彼女は日本に来て4年間日本に滞在した
日本人の知り合いもたくさん居るのでその事を知ったら悲しむ人も多いだろう
僕にニックさんが亡くなったと知らせてくれたのはニュージーランドでヤニックさんの家の近くに住む日本人浪岡良徳さん(ヨシ)だった
(昨日ニュージーランドへ30分ほど電話して彼にヤニックさんの最後を聞いた)

僕が「花丸」シェークダウンの行き先をニュージーランドにしたのは彼女がニュージーランドに住んでいたからだ
彼女は1970年代の最も優れたヨット乗りの一人だろう
彼女ほどのヨット乗りを僕は知らない

海の広場を更新しました
211 WEST-2
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2016年1月25日月曜日

集魚フラッシュライト



週末は寒くて大荒れという天気予報なので何所へも行かず家で過ごす
上の写真は魚を集める為の集魚灯です
単三乾電池が入っています
夜だと非常に明るい閃光が出ます
水中600メートルの強烈な防水仕様です
海底600メートルというと昼でも光が届かず暗いそうです
外洋航海の時にフラッグラインでメインスプレッダーの下に吊します
航海灯よりよほど目立つでしょう
外洋で一番恐ろしいのは本船です
本船のブリッジでワッチしている人にここにヨットがあると言うことを知ってもらうのが一番大切です

赤灯・青灯・前照灯・船尾灯という自分の船がどちらに向かって進んでいるか
等と言うことはスピードの速い本船にとっては全く関係のないことだと思います
このフラッシュライトの取り付けに使う漁師さんが多用する安全ピンのようなステンレス金物
誰か名前を知っている人が居れば教えて頂けないでしょうか
非常に便利なフックなのです

海の広場を更新しました
209 オズモシス
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2016年1月24日日曜日

コーキングやり直し



右舷デッキのコーキングが無くなった所
ノミで溝を彫り込んでコーキングを入れ直しています
シアーライン側があまり傷んでいないのはスピンポールを常時固定していたためです
スピンポールの下だった部分だけ埋め木も残っておりデッキ磨きがあまり出来なかったのかチークも凹んでいません
細かい仕事でずっと屈みっぱなしなので腰痛がいよいよ危ない段階です
昨日今日と天気が良くないという予報なので父と一緒に温泉へ行くことにしました
実家近くの桜の湯です
暖まってそのまま帰り昼寝をしました

逆さぶら下がりをしたり背中にローラーをかけたり肩たたき機を使ったり
寝込んでしまわないように用心しています

2016年1月23日土曜日

チークデッキコーキング



船首ハッチに続いてコーキング剤が外れてしまった部分
ノミで彫り込んで新しくSF-290DC(デッキコーキング剤)を注入しました
ずっと屈み仕事なので又もや腰が怪しくなりかけています

16:00くらいから早くも寒くなったので工房に帰りチーク材を加工する仕事をしました

ジブシートをコントロールするジブレール両側に取りつけていきなり足先がジブレールに当たらないようにするものです
元々取りつけてあった物がデッキ洗いで擦りすぎて薄くなり折れていたので総入れ替えです
長尺物の板から6本の材料を作りました

木ネジ頭を埋めるほどの厚味は無いので取りつけ方法を考えないといけません

2016年1月22日金曜日

船首ハッチ



船首ハッチの磨り減ってシームが無くなった所を彫り込んで
マスキングをして置いてシーカフレックスSF-290DC(デッキコーキング剤)を注入しました
チーク材が長年のデッキ磨きで磨り減ってしまって溝を彫り込む時に下のFRPが出て来た部分もありました
一番薄いところは3ミリくらいしか有りません
最初は何ミリだったのか知りたいところです
30年くらい前に木ネジ頭を木栓で埋める工法の時にはチーク厚味12ミリは必要と言われていたのですが
この船はそれ以後の接着工法だったのに木ネジを残して居ます
最初からチークデッキの厚味は8ミリくらいしか無かったのでしょう
デッキクリーニングをまじめにやったので直ぐに埋め木が飛んで木ネジ頭が現れたのでしょう
あちこちにシーム補修の痕があるのですが上手くいっていません
シームの補修は後からでは大変な事が解ります

2016年1月21日木曜日

ラダー水洗い乾燥



昨日は寒い寒い一日でした
朝一番にラダーの水洗い
埋め木の頭切りをしました
体を動かさない仕事なので寒くて溜まらず早々に引き上げました
夕方再度ダラー水洗いに来た時の写真です
マリーナは連休でしたが何人か人が来ていました
モーターボートの船体をポリッシャーで研いている人も居ました

2016年1月20日水曜日

右舷船尾デッキ



昨日はみぞれ混じりの強風で全く仕事はできませんでした
アンカレッジ・マリーナへの海に面する道に波が打ち上げられ
車の窓が潮で白くなりました
船に登る為の脚立を風で飛ばされないように船尾スイミングラダーにロープで縛り付けて船に上がり
揺れてキャノピーにゴツンゴツンと当たっていたブームを固定しました
車で走っていても揺れて怖い思いをしましたが
風であおられて人が吹っ飛んだでは困るので早々に退散です
写真は右舷船尾の方から打ち込み始めた埋め木です
この部分はコクピット側に体を入れて施工しましたが
それから船の前方に向かって後ずさりしながら一列ずつビスを抜いては埋め木の繰り返しです
昨日の強風は台風並みで堀江湾には2隻の本船がアンカーリングしていました

2016年1月19日火曜日

オズモシス




ラダーの左右にオズモシス(FRPの癌)発見
オーナーの半田さんに相談すると直して欲しいと言うことなので
早速船底塗料を落としブリスター(海水を吸って膨れた部分)を削り取りました
昨日はほとんど一日ラダーの削りでした
水養生みたいに毎朝 毎夕 水をかけては乾かすと言う事を繰り返して
溶液の濃度を薄めながら乾かすと早く確実に乾かすことが出来ます
木のヨットを造る時の外板に使う板なども水をかけて乾かすと言うのを繰り返すと早く乾きます
木の樹脂分が抜けて早く乾く様です
今度のオズモシスも上架期間をなるべく短くするために出来るだけ早く水をかける所まで進めたかったのです
ぱっと見て解っていたのは左舷3箇所 右舷2箇所でしたが
実際に船底塗料を擦り落とすと左舷には小さいブリスターが沢山あり
右舷には結構大きくなった物や小さいのも沢山有りました
全て削り込んで何とも言えない酷く臭い液体を出して水洗い1回目をやりました

2016年1月18日月曜日

左舷埋め木頭を削る



バルチック40フィート左舷デッキの埋め木頭を削り終えました
頭を削るには先ず4ミリくらい上の部分をノミを使って飛ばします
その切れた面の木の繊維がどちら向きになっているかでノミが下に向かって入っていかない方向を見つけ
何度かに分けて残った埋め木頭を削り取ります
木目の方向を見誤ると埋め木頭がデッキ面より低くまで削れてしまい失敗でやり直しです
これだけの数を打って左舷で3個失敗しました
右舷の木ネジを抜き取ってシーカフレックスで接着しながらの埋め木も大分進みました
放置して接着が硬化してから埋め木頭を飛ばします
天気予報では今日から3日ほど強風の上に雨やミゾレで仕事は出来そうにありません
この週末に仕事を進めたのは正解のようです

2016年1月17日日曜日

左舷埋め木終了



バルチック40フィート左舷デッキの埋め木がやっと終了した
船尾の狭いところを変な体勢で木ネジ頭のエポキシを取り除き抜き取り
木工キリで下穴を凹ませておいてはシーカフレックスを着け木栓を打ち込む
という作業の繰り返しいよいよ腰痛が始まりだした

寝込むほどの腰痛にならない内に朝夕逆さぶら下がり機で背筋を伸ばす
来週はいよいよ寒波がやってくると言うので吹きさらしの屋外では仕事は進まないだろう

今日昼までは雨が降らない予報なので出来るだけ早くマリーナへ行き埋め木を進める事にしよう
週末も仕事をするのは来週の寒波で嫌でも仕事が出来ない日が有ると思うからだ

2016年1月16日土曜日

職場見学会



昨日はえひめ若者サポートステーションと言う所の職場見学会というので僕の工房をお見せしました
ヨット乗りとしてヨット作りとして若者達の質問にもお答えしました
多分普通の人とは大分かけ離れているので参考になったとは思えませんが・・・

仕事をしたいのに職に就けない若者が本当に日本に居るんですね
事情はそれぞれ違うのでしょうが僕達の若者時代は就職難等というのは考えられませんでした

額に汗して働くと言うことは人生にとって大切なことのひとつだと思います
昨日僕の工房に来てくれた若者達が無事に職に就き楽しく生きて行って欲しいと思いました
目標を持って努力してやり遂げるとか
人の評価で報われるとかがきらいでほとんど好きなように楽しく生きている僕ですから若者に伝えることはありません
地位も名誉も金も一切が通用しない(海では技術と智恵だけが有効)ヨット乗りの世界を知った僕には
彼らくらいの若さがあっても就職は無理だろうなと思います
珍しく僕が世間一般に接した1時間30分でした

2016年1月15日金曜日

マスト前



昨日は寒かった 鼻水を垂らしながらシーカフレックスを付けては埋め木を打ち込む
ステンレス木ネジの頭 +部分に入った古いエポキシを畳針で取り除いて
インパクトドライバーで抜き取り

木栓を打つためのドリルでチークに穴を開け
それからチーク木栓をたたき込む
細かい仕事だから手袋をすることが出来ない
西風が強くて体感温度は − だと感じた
頑張ったが16:00になるとついに寒くて絶えられなくなり逃げ帰った
風邪を引いて寝込むよりはましだ
帰って直ぐに風呂に入り暖まってから冷酒を飲んだ

アスレチックジムへ行こうという考えは萎えてしまった

2016年1月14日木曜日

木締め



昨日は雨でした
時々アラレも降り寒い日でした
そこで一日中 埋め木作りです
大量に作りましたがこれだけではまだ不足だと思いますもう一回か二回は作らないといけないでしょう
木工キリで明けた穴に木栓を打ち込むのですが
抜けてはいけないのでぴったりのサイズの木栓をたたき込むのです
そこで木栓の端を木締めして角をつぼめないと入っていきません
昔は木栓を金属の上で転がしながら角をハンマーでコツコツと斜めから叩いて細くしました

僕が思いついたのは右の鉄板と鉄の重りで木締めをする方法です
木栓を鉄板の上に乗せて右手で鉄の重りを斜めに持って木栓の端を締めるように転がすのです
ところが昨日彫金師真澄人君が面白いアイデアをくれました
彫金では小さい金属の板を三時曲面に曲げるのに凹みのある鉄のサイコロと矢坊主という頭の丸くなった鉄でやるそうです
(もちろん凹みのサイズに合わせ矢坊主の頭は大きいのから小さいものまであります)

左にあるさいころのような金床を使って木締めする方法です

写真のサイコロ左端の穴が木栓のサイズにぴったりでした(写真上側に木栓を置いてある穴です)
その穴に木栓を入れておいてハンマーで一撃すれば木締めが出来上がります
左の入れ物に残っているのが一昨日使った残りで
昨日作ったのが右の入れ物の分です

久しぶりに工房で一日中細かい立ち仕事で 寒くて足が疲れました

2016年1月13日水曜日

埋め木開始



バルチック40チークデッキの修理を始めました
最初チークデッキの厚味は8ミリメートルだったと思います
今はチークを留めつけた木ネジ頭が出て来て
そのステンレス木ネジ頭よりもチークの部分が凹んでいます
残りのチーク厚味は頭が出る寸前で4ミリ
頭が出て周りが凹んだところは3ミリくらいしか残っていないと思われます
チーク自体は良くFRPデッキ部分に接着されています
最初に埋め木が飛ばないように木ネジ頭にエポキシを入れて埋め木をしたみたいで
先ず+ドライバーの先が木ネジ頭に入るように畳針で木ネジ + 頭に入ったエポキシを取り除きます
その後シーカフレックスSF290iというFRPとチークを接着するためのシーカフレックスを入れて埋め木を打ち込みます
船首ハッチ部分を軽く研いてみるとチークの間に入れた黒いシーカフレックスが無くなた部分がたくさんあります
このシーム部分をどうやって彫り込もうかと思案中です
真っ直ぐでなくシアーに添って曲がっているので簡単にはいきません

2016年1月12日火曜日

モーターセーラー



相原さんがオーナーのVITESSE33と言う艇種のモーターセーラーです
初乗りに同乗させてもらいました
普通モーターセーラーというとモーターボートの要素が強い
モーターボートの船型にマストを立ててセーリングも出来ますよと言う船が多い
ところがこの船はちゃんと普通にヨットの船型の上に
大きな窓ガラスのキャビンを付けエンジンが強力だという船です
セーリングを重視して3翼フェザーリングプロペラが付いています
ピッチ角度が浅いので心配していましたが
船尾のスイミングステップを水没させかねないスピードが出ました
7ノットでした
この船の持つ水線長速度ぎりぎりまで出ていると思います
重い船なので3気筒のターボディーゼルエンジンでパワーは十分という感じでした
潮の流れが速い瀬戸内では機走速度は大切です
船内も豪華でオシャレです
今から瀬戸内海のクルージングを充分に楽しむことが出来る船でしょう

2016年1月11日月曜日

40 feet


バルチック40が因島からやってきました
チークデッキの修理です
船台が会わなくて3回船台を入れ替えやっと合いました
アンカレッジ・マリーナで一番大きい船台です
今まで上架した船の写真と比べ人が小さく見えます

今日はかねてから約束していた相原さんの船に乗せてもらいます
モーターヨットですが今まで僕が見たモーターボートにマストを立てた船と違い
ヨットのエンジンが大きいという感じの船です

三翼のフェザーリングプロペラがついています
走りが楽しみです

2016年1月10日日曜日

マストが立った



昨日アンカレッジ・マリーナに行ってみると
「KAZAHAYA」のマストが立っていました
パルピットもスタンションも取りつけてあります
マストが立つとヨットらしいですね
スプレッダーをおもいきり後ろに振ってあります
登りセーリング重視のレース艇みたいです
きっと速いんだろうな
今日はチークデッキ修理の船が尾道市因島からやってきます
昼くらいに入港できるように昨夜は大三島へ泊まったはずです

2016年1月9日土曜日

世界の風情報



http://earth.nullschool.net/jp/#2016/01/08/2100Z/wind/surface/level/orthographic=-64.31,-59.74,377/loc=-70.207,-57.029
地球の風・天気・海の状況地図 で4日半先までの風速・気温・等が解ります
安く大量の情報を送ったり受けたりできるネット環境があれば
ヨットの航海にとってこれほど役に立つ物はありません
ところが海上ではインマルサットを利用すると68KB有る上の写真は受けることができない

音声通信で2.4KBの通信速度しかないのです

白黒情報に変換しても51KBもありますこれでは個人が使えそうなインマルサット電話では送ることができません
船長としてはこの画像を見たいのに陸にいる人の目を通して
現在の自船の位置や明日の船位を知らせその時の風はどうなっていると言う情報を言葉で知るしかないのでしょうか
ちなみにこの今朝06:00日本時間の図は 丸印のケープホーン部分で39㎞/時 (10.8m/秒)
あちらは真夏のはずですがけっこう吹いていますね

2016年1月8日金曜日

ウインドベーンの先



最後尾トランサムラダーの後ろにステンレスパイプを回してウインドベーンの取りつけ台を作っている
そのウインドベーン取りつけ部分が鳥糞だらけになっていた
一昨日気象庁案の結束バンドの先を天に向かって伸ばしておくという対策をすると
鳥は泊まるところがほとんど無くなり
ウインドベーン水中翼を跳ね上げた先に泊まった様だ
先の尖った物が留まりたい所の近くにあるのを鳥は嫌うようだ
メインマストとミズンマストのてっぺんには使わなくなった釣り竿の先をシーカフレックスで止めている

そして今回の船尾パルピットやウインドベーン固定台への結束バンド
おまけにミズンブームの上にはボートフックを固定してそのボートフックに結束バンドを止めた
僕の「花丸」に留まるところが無くなったせいか隣の船が酷いことになり始めている

2016年1月7日木曜日

糞害対策




気象庁の友人に教えて貰った結束バンドを使う糞害対策をしました
ミズンブームの上は結束バンドを縛る所がないので右舷のボートフックをセールカバーの上に固定
それに200ミリメートルおきに結束バンドを締め付け残りの部分を空に向かって立ち上げました
スターンパルピットと最後尾のウインドベーン固定のためのパイプにも結束バンドを止めました
鳥たちは「花丸」のことをトイレだと思って居るのでしょうか
多分そうではないでしょう
あれだけ糞をすると言う事は夜泊まりやすくて安全な所を探して止まっていると思います
人からよく見える船首側には全く糞害はないのです
おそらく夜長く留まっている時に糞も出るのだと思うのです
鳥たちに「花丸」は安心して眠れる所ではないと教えないといけません

2016年1月6日水曜日

又もや糞害



堪りません又もやコクピットオーニングの上に爆弾を落とされました
ミズンブームのマスト側に釣り糸の隙間が少しあったようです
昨日気象庁の友人が気象庁の鳥対策を教えてくれました
気象庁には大事な観測機器が沢山建物の高い所にあるそうです
やはり鳥が止まって観測機器やアンテナに被害が出るそうです
結束線を鳥が止まりそうな所にぎゅっと締め付けて縛った残りを上に向けておくのだそうです
鳥は上に向いて尖っている物がきらいなのだそうです
黒色がよいと聞きました
船尾パルピットに今日は結束線を取りつけに行きます
ミズンブームの上にはボートフックを置いてそのボートフックに結束線を巻いておこうと思います
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2016年1月5日火曜日

ドジャー


ドジャーはコクピット前方の風防みたいな物です

前方からの風や雨や波飛沫を防ぎます
真夏の前方からの日除けにもなります

僕のドジャーはハードドジャーと呼ばれるもので折りたたむことができないものです
ドッグハウス上に取りつけたままです

これを友人二人が同時期に自作しようとしています
二人ともヨット自作者です

ステッチ&グルー工法で手っ取り早く作る予定です
合板を銅線のステッチで縫い付けておいて
エポキシパテとガラスリボンで縫い目を止めます

大切なことは全ての面を曲面にする事です
合板はわずかでも湾曲させた曲面を組み立てると平面を組み立てたより格段に強い構造物になります

そしてアクリルを張り付けるのはブチルゴムです
昨日徳田さんに教えてもらったのですが車屋さんがガラスを張り付けるのに使っているそうです

粘土のような黒いひも状のゴムで防水性抜群・引っ付いたら何年も剥がれることはありません

2016年1月4日月曜日

チーク埋め木


これだけ食べたら腹が太りそうなほど埋め木を作りました

散らかり放題散らかって時間もかかりました

10.5ミリ直径のチーク材 埋め木です

普通は板に左側にあるキリで穴を開け皿木ネジを締め込んで止めつけ
その後木ネジ頭を木栓(埋め木)を打ち込んで隠します

木目方向を合わせると丸い跡は残りますが綺麗になります

今回は皿木ネジは必要ないほどチーク材がデッキに接着されているというので
木ネジをみんな抜いてしまい水漏れ防止のシーカフレックスで木栓を接着します

2016年1月3日日曜日

ハードディスクが壊れた


去年からOoenCPNを入れて航海用の電子チャートとして使うつもりだったパソコン
どーもハードディスクが駄目になったようです
リカバリーCDで初めからやり直そうとするのですがリカバリーもできません

パソコンを分解し左端に写っているハードディスクを取り出し
外付けハードディスクとして動かしてみようとしたのですが物が擦れるような音がしてHDとして認識されません

あきらめてヤフーオークションで中古のHDを落札しました
今日お金を振り込み明日か明後日には手に入るHDをラップトップパソコンに組み込み
リカバリーしてウインドーズを入れるつもりです

入ったらOpen CPNをインストールしてGPSを認識させ
航海用電子チャートを入れて航海に使います

なぜ東芝ダイナブックSSを使うかというと古いけれど1.1キログラムと軽いからです

僕はMac党なのでウインドーズのことは解らないのですが
パソコン電子チャートを使い始めて10年以上
電子チャートに関してだけは解る様になりました

六分儀を使う天測でもそうでしたがとにかくやらねばならないことには凝り性なのです

2016年1月2日土曜日

初乗り


元旦の昼までは冬には滅多にない無風の状態でした

昼から一人で「花丸」に行き船底洗いのつもりで出港

初めは7.1ノットくらいでしたが鹿島を一周すると7.3ノットまでスピードが上がりました
セルフポリッシングタイプの船底塗料を使っていると走らせると少しは汚れが落ちるようです

今から益々寒くなり出港するのがおっくうになりますが
時には出港させて走らないと船底にうっすらと藻が生え始めます

今年こそは船内ストーブを(暖房)完成させないといけません
時々船中泊でストーブが上手く働くかどうかやってみます
二酸化炭素中毒には要注意です

2016年1月1日金曜日

木栓キリ


明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます
木栓を作る為のキリをキリ箱から探しました

上側にあるのが皿木ネジを木にねじ込む前に穴を開ける木工キリです

下に並んでいるのは木ネジをねじ込んだ後に木栓を作るためのセンターのないキリです

筒のようなキリを回転させて横方向の木の繊維を持つ木栓を作ります

横方向の繊維だと木栓が 水を吸い込みません

次の仕事で大量の木栓を使うのでその準備を今からしておこうと思います

木栓を作り出す板は目の通った柾目の板です
昔木栓を大量に使う仕事をした時は木栓作りに一日費やしたのを思い出しました

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/