2016年12月31日土曜日

ハリヤードブロック



ガフブームを持ち上げるハリヤード ブロック(滑車)や
ジブハリヤードブロック・インナージブハリヤードブロック等

マスト側固定は写真右のマーネンを巻いたワイヤーストラップで作っていたが
左側のベルトに替えることにした
ステンレスは動く部分に使うと破断するということをこの前のニュージーランド往復航海でよく解ったからだ
ワイヤーでも無垢の棒でも板でもとにかくステンレスは折れたり戻したりする可動部分には使わないことだ
ベルトの柔らかい部分にマーネンを巻きブロックを取りつける準備をする
エアーサンダーの使いすぎで肘の関節が痛くなったのでしばらく船体の方はお休みにした

今日は3男 真(まこと)君が主催で餅つきをするそうだ
父親から譲り受けた欅の臼がある 臼でついた餅は餅つき機の餅とはちょっと違う
いよいよ今日で2016年も終わる 皆さん良いお年をお迎え下さい

僕は50歳で年賀状を出すことを止めました 僕からの年賀状は何方にも届きません悪しからず!

2016年12月30日金曜日

スケグに亀裂




ラダーを取り外すとスケグに亀裂が出来ていた
明らかに接着不良だ
スケグは4材を横方向に接着したのだが
中央の接着が上手くいっていない
ラダーを支えてスケグには2セットのガジョンとピンドルが付いている
トランサムにも2セットのガジョンとピンドルがある
合計4箇所でラダー(舵)は支えられている
ラダーが無い事とマストが無い事はヨットにとっての致命傷となるので
この部分は完全に補修する必要がある
補修方法を考え中です
昨日は船体の120#サンディングを終わらせた
流石に12年も走っていると船体は傷だらけです
エポキシとウレタンの修理痕も沢山あります
今回も傷は修理して紫外線避けのウレタンで仕上げます
最後のウレタンは刷毛塗りで行きます

2016年12月29日木曜日

船底塗料剥がし




95%の船底塗料を剥がし終えた もう少しだ
あと船台の当たっている部分は持ち上げてやろうと思っている
ラダーに塗った船底塗料も剥がし終えた
以前エポキシで銅の粉を付けた部分も剥がし取った
船体の120#エアーストレートサンダーでのサンディングにかかった
こちらの方は船底塗料と違い直ぐに終わりそうな感じだ
船底塗料の上に向かってのサンディングと違い足場さえあれば楽なものだ
花丸の船名は連れ合いが書いた創作文字でこれは真澄人君に再現してもらおうと思っている
写真をパソコンに取りこみ船名張り用のカッティングシートを作ってもらう
船検シールはそのまま残しておいて次の船検の時に張り替える予定
見つかった悪い部分をあちこち少しずつ補修しながらデッキのサンディングも始めることにする
いよいよ慌ただしく年の暮れも押し迫ったが花丸補修の毎日だ

2016年12月28日水曜日

最後のワイヤー加工




夕方までアンカレッジ・マリーナで船底塗料落とし

寒くてなかなか進まないがメンテナンスヤードに入れてもらい雨に濡れないので快適
右舷はほとんど終了
左舷を落とし初め1/3くらいが終わった
夕方工房で最後のワイヤー加工
メインマストの右舷後ろ側シュラウドを作り全てが終了

新艇の時も1ヶ月くらいかかったが今回もほとんど1ヶ月かかった
これでワイヤーが切れるという心配はほぼ無くなった

2016年12月27日火曜日

舵を取り外す




12年ぶりに舵を取り外した
4箇所のガジョン・ピンドルで止まっている
ピンドルの芯を合わせるのに苦労したことを思い出した
ステンレス金物の電蝕が心配だったが
アースを取っていたので全く電蝕は見られなかった
その代わりスケグに接着不良があり
少し剥がれかけている部分が見つかり修理方法を考える
船体右舷側はほとんど船底塗料を剥がした
今日から左舷側にかかる予定だがうっとうしい雨が降っている

2016年12月26日月曜日

マスト2本


マスト2本

「花丸」のメインマストとミズンマストをメンテナンスヤードに入れる
スプルースを接ぎ合わせて中ぐりしてから接着したパイプマストで
同じ重量ならアルミマストよりも軽くて強い
腐っている部分があるか点検し塗りをやり直す
グルーブが掘ってあるミズンマストの方は造ってから12年間そのままだった
グルーブ部分も欠けているところがあり随分傷んでいる

メインマストの方はニュージーランド往復航海でスプレッダーが痛み修理した時に塗り直している
今回はスプレッダーの留めコマが腐っているのをやり替える
昨日は一日中エアーツールで船底塗料を剥がす仕事をした
腰痛が始まらないように気をつけないといけない

2016年12月25日日曜日

メンテナンスヤード

メンテナンスヤード

「花丸」をメンテナンスヤードに入れてもらった
これで雨が降っても仕事が出来る
出来るだけ早く完全に仕上げて下架したいと思う
まだ落とし切っていない船底塗料の残りを剥がすところから始めた
簡単に剥がせたところもあるがなかなか剥げない部分もあり全部剥がすにはあと数日はかかりそうだ
デッキの補修や船体の塗り直し等もあり2ヶ月くらいはかかるだろう
ワイヤースプライスは僕の専門ではないので手強かったが
今からはヨット作り専門の仕事なので楽になるだろう
メインマストとミズンマストの補修もする必要がある
今日あたりマストもメンテナンスヤードに持ち込もうと考えている

2016年12月24日土曜日

ローラー付きスライダー




先日三瓶へ出張して見に行ったオークレット26メインセールを新調します
メインセールをマストのグルーブに添わせて上下する為に
グルーブにスライダーを差し込む
写真はローラースライダーですが
スライダー部分とローラー部分の隙間が非常に狭くて
マストグルーブに入れるのがやっとの状態だった
セールを楽に上げ下げするために
セールメーカーと打ち合わせしてスライダー部分を1ミリ削り込むことになった
チーク材でローラースライダーを固定する治具を作り
フルバテンの先に付く4個とセールピークに付く1個の合計5個を削る
ノギスで測り確実に1ミリメートルグルーブに当たる部分を削りとる
これでハリヤードを緩めればメインセールはサッと楽に降りてくるようになるだろう

2016年12月23日金曜日

最後の1本



メインマストを支えるロワーシュラウド1本でアイスプライスは終わる
両腕の肘関節すぐ前上側の筋肉がパンパンに張って痛くて仕方がない
腕が大きくなったように感じる
写真下側に写っているワイヤーループの付いたガフブームピークハリヤード部分は
ワイヤーで作ると常に左右に折り曲げることの繰り返しとなりワイヤーが切れるので取りやめ
ワイヤーの代わりにベルトロープでブロックを固定する事にした
さあいよいよスプライスは終わる
本当に上手になってワイヤーグロメット加工もワイヤーアイスプライスも出来る様になったと思った時に仕事が終わった

2016年12月22日木曜日

ランニングバックステー



ランニングバックステーのマスト側シージングしてからスプライスした写真
「花丸」のメインマストには左右にランニングバックステーが付いている
しかも マストトップと中段の2箇所からワイヤーでデッキすれすれまで降りてきたものを
ロープで縛りその間に滑車を入れてその滑車をテークルで引いてテンションをかける仕組みだ
それでなくてもマストを支えるワイヤー(リギン)類は多くて訳がわからないのに
ランニングバックステーが片舷2本もあるので頭がこんがらがってしまう
リーフをした時にはランニングバックステーを張ることになっているが
ミズンマストにもランニングバックステーが付いているので一人で一気にそんなに沢山の仕事をこなせない
強風になる前に早め早めに手を打つ必要がある
外洋でスコールに行き当たればいきなり風が吹き荒れることもあり
リーフが遅れるとどうしようもなくなる
しっかりスコールをワッチする事も大切だが風上側ランニングバックステーはとにかく張っておく事にしている

2016年12月21日水曜日

残り6本



不足したワイヤーを再発注し
再びワイヤースプライスを始めた
時間はかかるが大分慣れてきたので綺麗なスプライスが出来る様になる
3回転ほど無理やりワイヤーのよりを戻し固定しておいてから
スパイキを差し込むと簡単に通る
差し込む場所と順番と巻き付ける方向もほぼ間違わなくなった
12ミリステンレスボルトをグラインダーで整形して作ったスパイキが大活躍
スパイキが2つあると随分楽に仕事が進む
それにスパイキの先は少し平たい方が通しやすいので円錐ではなく少し平たくした
12年前に初めてマストを支えるワイヤー類を作った時も
出来る様になった頃に全てが終わったことを思い出す

次回は長距離航海をやらないだろうからスエージングで良いかとも思う

2016年12月20日火曜日

船底塗料を剥がした「花丸」



進水してから12年間船底塗料は上塗りを重ねていたが
だんだん凸凹してきたので全体を剥がした
カッターの刃が付いたようなスクレーパーで思い切り押すとパラパラ剥がれる
両腕を上げてずっと力を入れっぱなしなので大変な仕事だ
真澄人君にも手伝ってもらい全部剥がすのに一日がかり
それからワイヤーの仕事でずっと放りっぱなしだったが
「花丸」は何事もなく船体の補修を待っている
不足したワイヤーが来るまで船体の補修にかかるつもりだ
バラスト部分の船底塗料剥がしからかかる
今日から小雨が降り始めるらしいがやれることからやることにする

2016年12月19日月曜日

バルカンデルタアンカー4種



中村技研工業のバルカンデルタアンカー4種を整備
その良さを知りアンカーを打つ場所の低質により「花丸」には4種類とも積んである
保管が悪くてドブ付け亜鉛メッキが剥がれて錆が浮いて来たのでジンクスプレーで塗り直した
海の広場でも紹介したことがある今までのアンカーとは全く違う考え方のアンカーです
新しく手に入れようとしても残念なことに中村技研工業は小型船向けのアンカーを作らなくなってしまった
日本ではアンカーで振り回しで船を止められるような場所は少ないのであまりアンカーを使う機会は無い

せいぜいスターンアンカーで岸壁に槍付けするくらいだろうが
ほとんどのヨットは浮き桟橋に横付けという停泊が出来る所へしか遊びに行かない
外洋航海に出ればそんな停泊方法が出来る事は少ないと思わないといけない
ということは軽くて丈夫で確実に効くアンカーが重要になってくる

2016年12月18日日曜日

ガフブームハリヤード



ガフブームをスプレッダーの下まで持ち上げ
ガフブームエンドをそれよりも立ち上げる為

メインマストピークから5個の滑車でテークルを組み
1/4の力でガフブームハリヤードを引くようになっている
それらの滑車はワイヤーアイスプライスでマストとガフブームに固定していたが
ステンレスワイヤーは曲げ戻しに弱く金属疲労で切れる
今度は布ベルトでブ滑車をマストとガフブームに固定する事にした
基本的に金属は一方向以外に曲げたり戻したりの力がかかる所には使ってはいけない
そんな事もここ12年の航海でハッキリした
「花丸」を作ってから12年間はシェークダウンの期間だったと思う
悪いところはみんな壊れた
全て補修して次の航海に備える

2016年12月17日土曜日

残り10本




マストを支えるワイヤーを1本ずつスプライスしながら作っている
荷札が取りつけてあり1本作る度に荷札を新しいステーに付け替えて古いのは巻き取っている
ランニングバックステーの分を計測に入れていなかったのと
失敗しては切り飛ばしたので随分ワイヤーが不足して最発注した
昨日も朝井さんが手伝いに来てくれて
一番太い8ミリワイヤーのシンプル入りアイスプライスをやり終えた
1箇所だがその部分が一番難しい所だった
およそ2/3のワイヤー加工が終わりいよいよスプレッダーの修理の方に頭が向いた
ワイヤー加工をしながら色々考えていた
低粘度エポキシにガラスチップを混ぜたもので修理することにする
今日 先ずは1箇所試してみることにする

2016年12月16日金曜日

オークレット26




三瓶というところに停泊しているオークレット26
スタックバックを新調したいと言うことで三瓶へ採寸に行きました
オークレットという艇種のヨットは初めて見たのですが
横幅が広く26フィートのヨットとは思えない居心地の良い船でした
船内の明かりはベルトになったLEDライトが使われ
明るくて出っ張っていないので邪魔にならず花丸も直ぐにまねる気になりました
どんな船を見ても必ず良い所や工夫が見えるものです
オーナーのセンスや工夫の跡を見るのは参考にもなり楽しいのです
走らせてみないと解りませんが
船の性能が良いか悪いかや走りの個性も色々有ります
出来るだけ違う船にも乗ってみたいと思います

2016年12月14日水曜日

スプライス失敗



ワイヤースプライスを失敗して切り飛ばしたワイヤーを集めた
9箇所分有った
ワイヤーそのものは惜しいとは思わないがこれに使われた時間は何日分になるのだろう
どんな小さい技術でも技術の習得には時間が必要だ
ワイヤースプライスのようなマストを支えるワイヤーを作るというヨットにとって一番と言って良いくらいの技術は
機械に取って代わられる
昔苦労して手に入れた技術も使わないと忘れてしまい伝承者も居なくなる
ヨットに関する沢山の技術がバブル崩壊で日本では失われつつある
日本人がヨットを知ってほんの100年
作る技術も乗る技術もここに来て途絶えそうだ

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2016年12月13日火曜日

工房中が散らかる



床と作業机と万力のあるテーブルと工房中散らかり放題
昨日も朝井さんが手伝いに来てくれてワイヤーのスプライスをする
一番太い8ミリワイヤーのワイヤーループを6本作り
その後マストに通す先端のアイスプライスを2箇所して昨日の仕事は終了
日頃使わない腕や手の筋肉を酷使したので筋肉が悲鳴を上げている
それでもやっと先が見えて来た

計算間違いと何度も失敗しては切り飛ばしたので5ミリワイヤーが不足している事が判明
昨日の8ミリワイヤー分はぴったりの長さだったが
まだやっていない6ミリワイヤー分をやり終えてから不足分を発注する事にする
毎日ワイヤーの仕事だけというのもしんどいので船体の方にもかかろうと思う

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2016年12月12日月曜日

ミズンマストのステー


ミズンマストのステー

荷札を付けた古いステーと同じ長さのステーを作っては荷札を付け替えている
写真は出来上がったミズンマストのアッパーステー
これだけの物を作るのに5時間くらいかかる
いつもは使わない力を入れるので腕が痛くなり筋肉がはっている
今朝は起きだした時に手の平全体が痺れていた
晩酌を長年やっているが酒を飲まないでも充分疲れて眠ることが出来る
というより飲む元気が残っていない
まだミズンマスト分半分くらいしかできていないので
メインマストやバウスプリット分もあり今年いっぱいはワイヤースプライスにかかりそうだ
多分ワイヤースプライスが完璧に出来だした頃この仕事は終わりそうだ
そして又年月が経てば完璧に忘れており最初からやり直しかな

2016年12月10日土曜日

ワイヤーシージング




ワイヤー保護のためと 撚りが戻らないようにワイヤーに細いロープを巻く
硬いカシの木で作った柄の短いハンマーの頭部分を凹ませたような道具を使い
これでもかと言うくらい強くロープをワイヤーに巻き付ける
巻き終わるとワイヤーが硬くなったように感じ曲げにくいが
無理に曲げてデッドアイを固定する
スエージングとターンバックルを使う様になる以前の帆船時代は
ワイヤースエージとデッドアイでマストを支えるワイヤーを作っていた
今更こんな古典的な方法でリギン(マストを支えるワイヤー)を作るヨットは無いだろう

別に古いものへの憧れのようなものでこんな事をするのではない

「花丸」の設計を発注した当時は南太平洋の島々では交通の便も悪く
通信手段もまともではなくヨットは全て何もかも自分で補修が聞くやり方でないと駄目だと思ったからだ

2016年12月9日金曜日

シート類洗濯



「花丸」シート類を洗濯
メインハリヤードやミズンハリヤード
ジブハリヤード2本とミズンステースルハリヤード
それらのセールをコントロールするシート類
そして黄色いベルトはジャックライン
それら全て取り外した物を洗濯した
擦れて危ないなと思うもの刃新品に取り替える
取り替えた古いシート類を舫ロープに使っている船は多いが
「花丸」にはまともな太くて柔らかい舫ロープがあるので古いシートを使う気はない
ワイヤースプライスは肩こり・首の痛み・腕の筋肉の痛み等想像以上に疲れる仕事だ
プロに言わせるとそんなに力を使わなくても出来る仕事だそうだが
12年ものブランクがあり力も衰えている僕にはやっかいな仕事だ

2016年12月8日木曜日

フェンダーカバー



「花丸」には直径270長さ700の大きいフェンダーが8個ある
それらのフェンダーは収納箇所がないので常に両舷4個ずつぶら下げたままだ
上側は普通にライフラインに結びつけているが
フェンダー下側は隣同士を結びつけたラインを船尾まで伸ばし
船尾のラインを引っ張ると一気に4個のフェンダーが横に持ち上がるようにしてある
入港時には船尾に引きつけていたラインを外せば一気に4個のフェンダーをぶら下げた状態になる
そのフェンダーカバーを古いセールカバーを切って真澄人君に作ってもらった

家にあるミシンで縫うためには特別大きな針と紫外線に強い糸と交換してから縫い始めるそうだ
オリジナルジュエリーを作っている彼はとても器用にヨットでも色々な仕事をこなす

2016年12月6日火曜日

グロメット加工



昨日はグロメット加工の修正をした
やっと一番細い5ミリワイヤーのグロメット加工が完成し
シンブルとデッドアイを固定する事が出来た
出来る様になれば簡単な技術だと思うが
出来ない時は何が何だか解らず苦労した
次はアイスプライス
これはグロメット加工より数倍手強い
一番細くて柔らかい5ミリワイヤーからやっていこうと思う
シンブルを入れたアイスプライスを10箇所作る必要がある

2016年12月5日月曜日

ワイヤーのアイスプライス


ワイヤーのアイスプライス

昨日は日曜日だというのに一日中ワイヤースプライス
一日かかって1箇所も出来なかった
12年前にやった時も全てのワイヤースプライスとグロメット加工をするのに1ヶ月ほどかかった事を思い出した
ワイヤー加工のプロに長い電話をして何所が悪いのか聞こうとするが
1つずつそれは違うという所が解っていっても見えていないので電話で教えてもらうのは非常に難しい
YouTubeで調べてもそれぞれやり方が1つずつ違いこんがらがってくるだけだ
やりかけては失敗しワイヤーがキンクして何がなにやら解らなくなりワイヤーをカット
カットしたワイヤーアイスプライスの残骸が4つ
夕方19:00まで頑張ったがついに完成しなかった
肩が張り首が痛くなりせっかくの日曜日が過ぎ去った
自分のヨットを直すのはアマチュアの楽しみとしてやらないといけないと思っているのに
昨日は楽しくもなく疲れたばかりだった

2016年12月4日日曜日

デッドアイ下側を固定するワイヤーループ



グロメット加工というのだそうですが
ワイヤーをループの長さの8倍ほどでカットしておいて
素線をほぐし6本のねじれた素線と1本の真っ直ぐの素線に分ける
ねじれた素線を編み込んでいってループワイヤーを作る
6回までの巻きはぐるぐる回すだけで勝手に出来ていくのだが
最後の7巻き目は写真右下のステンレススパイキを使って無理やりねじ込むことになる
このグロメット加工されたワイヤーでデッドアイとシンブルを固定する

シンブルはデッキのチェーンプレートとシャックルで連結し
デッドアイはマストを支えるワイヤー締め付けに使われる
12年前の仕事なのでやり方を完全に忘れており
横浜在住ワイヤー加工のプロの友人にやり方をメールで送ってもらった

2016年12月3日土曜日

デッドアイ36個




「花丸」には大小36個のデッドアイがある
2つ一組でターンバックルの代わりにワイヤーを張る役目を果たす
写真下側の4個は既に補強と保護の役目を果たす細いロープを取り外した状態
上下のデッドアイが一組になりそれぞれに3個ある穴に1本のロープを通して締め上げる
けっこう良く締まりきちんとマストを支える役目を果たす
古い昔の帆船などに使われたやり方です
写真左下の古いデッドアイの端にヒビが入っていたので
12年前に予備として作っておいた新しい物と入れ替える予定です
昨日はアンカレッジ・マリーナで船底塗料はぎの仕事をしたのですが
カメラを忘れて行っていたので写真はデッドアイの写真にした

海の広場を久々に更新しました
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2016年12月2日金曜日

デッドアイ

デッドアイ

「花丸」ではターンバックルの代わりにデッドアイを使ってステーを締め込んでいる
欅でできており作ってすぐに油に漬けて3日間油の温度を上げて木の中の空気と油を入れ替えた
油でコテコテなので雨などで真水に触れても腐ることはなかった
力のかかり具合によって大きさを変えフォア−ステーには特大のデッドアイ
サイドステーには中間の大きさそしてミズンマストのステーを締める為には小さいデッドアイを使っている
沢山ある中で3個が割れたり変形したりした
ワイヤーを取り外して見ないとハッキリは解らないが問題のないものはそのまま使うつもりだ
今からは工房の片付けもおおかた終わったので
晴れた昼間は船体の補修仕事
雨の日や寒くなる夕暮れからは工房でステーワイヤーを交換する仕事をする
昨日は久々に布団乾燥機を使って腐ったバウスプリットの補修材接着をした

2016年12月1日木曜日

スプレッダー



一番奥の反りがあるのがメインマストスプレッダー
薄いスプルース材を積層して作ってある
中央に有る合板のレーダーアンテナ固定台が付いているのがミズンマストの前側スプレッダー2本で
手前にある2本はミズンマスト後ろ側スプレッダー2本
どれも金具が付いている部分とその金具取付の為にボルトを通した部分が腐っている
木に接した金属が温度差で木の中の水分を集めては金属の周りの木に染みこませる
そして金属の周りの木が腐る
木が腐る原因は木の豊富な栄養とバクテリアと真水です
それは解っているが木に止めたボルトを木と接触させないようにすると言うのは至難の技です
さてこれらのスプルース材が腐った部分をどうやって修復するか考え中
12年経ったヨットの木造マストは点検して整備するのが当たり前なのでしょう
マストを支えるワイヤー類も交換が当然であちこちささくれて素線が切れている部分がある

2016年11月30日水曜日

マスト・ステー取り外し



朝井さんに手伝ってもらい名前を書いた荷札を取付ながらステーを全て取り外す
マスト自体はスプルースという軽くて弾力性のある木でできている

それも左右を接着する前に半丸の溝を掘ってから接着し
それを丸く削っているのでパイプ状になっていてこの状態だと見かけよりずっと軽い

持ち帰ったステー(マストを支えるワイヤー)は工房の床に分類して並べた
ターンバックルの代わりにワイヤーを締めるデッドアイに付いていたロープを取り外し洗濯
まだ充分使えそうなのでそのまま使う事にした
欅でで作った3つ穴の開いているデッドアイは割れている物があるので何個か取り替える

29日の写真はスプレッダーではなくバウスプリットでした

2016年11月29日火曜日

スプレッダーが折れた




船首先端に取りつけた起倒式のスプレッダー
2.1メートルもあるので柳原漁港では邪魔になるだろうからと起倒式にしたのがいけなかった
本当に金具部分で回転させて折ってみたのは一回だけだ
個の回転部分の金具に差し込んだスプルース材に
金具の結露や雨水から真水が浸入し木部を腐らせた
以前から少し木の部分が膨れてきていたので怪しいとは思っていたが
今度マストを倒す時にスプレッダーの上を歩いたら簡単に折れてしまった
アンカー巻き上げ部分も付いているのでこれを取り除き
スカーフ繋ぎで腐っている部分だけを再生しようかと考えている
ミズンスマスト・プレッダーの先や根本
メインマスト・スプレッダーの先などにも腐っている部分がある
木工仕事部分もたくさんでてきた

2016年11月28日月曜日

マスト



アンカレッジ・マリーナの駐車場にメインマストとミズンマストを仮置き
ステーを締め付ける部分がターンバックルではなくデッドアイなので
それぞれのワイヤー下部分に3つ穴の開いた欅のデッドアイが上下2つずつぶら下がっている
さらにそれを締めるロープもあるのでとても賑やかだ

あまりにも索具が多くて何がどうなっているのやら自分でも解読不能
一本ずつ荷札に何所に使う物か名前を書きながら取り外していった
昨日は一日雨 工房内を片付け取り外したワイヤー類を分類して床に並べた

2016年11月27日日曜日

マストの無い「花丸」



ヨットってマストを取り外すと随分間の抜けた船に見えます
陸上でこんなに変ですからマストのないヨットが浮かんでいる格好は完全に マ 抜けです

船はそれぞれ目的の形をしているから漁船も貨物船も綺麗だと思います
昨日はマストのワイヤーを外しました
ワイヤーだけでなくワイヤーを取りつけている金具も外さないとワイヤーが取れない部分もありました
朝井さんが又手伝いに来てくれて大活躍してくれました
メインマストはニュージーランドへの航海の後スプレッダーが割れたので整備したのですが
ミズンマストは作ってから12年放ったらかしでしたので
金具とスプルース材が接して居る部分に腐った部分がありました
金属と木が接しておれば金属が気温の変化で結露して水分を呼ぶので必ず木が腐ります
水分を通すペイントやウレタンの塗りでは全くそれを防ぐことはできません
だからウエスト工法では木ネジやアンカーファースト釘などを船体に一切残さないやり方で船穀を作ります
ところが部品取付のボルトは金属なのです
最後の部品取付の時 焦らないでボルト穴を開けた後 穴に低粘度エポキシを浸透させないとボルトが水分を呼び
ボルトの周りから木が腐ります
まあ良いかと手抜きをしたところは見事に腐っていました
ワイヤー交換だけでなくスプレッダー木部の修理からかからないといけません

2016年11月26日土曜日

マストを降ろす



Mast Original ジュエリー屋の長男 真澄人君に手伝ってもらってクレーンを呼んでマストを降ろす
写真はアンカレッジ・マリーナのブログから無断借用した物です
もう一つマストを倒したところの写真も載っています
12年前の仕事ですが良くこんなマストを作った物だと自分で感心します
ワイヤーにささくれ立った部分もできていました
10年も過ぎるとステー類も点検し できたら交換した方がよいでしょう
2メートル10センチあるバウスプリットは起倒式にしたので
金具の部分でその金具の中に入れたスプルース材が腐っており根本から折れてしまった
薄々は危ないと思っていたが今度のマスト倒しでハッキリした
これは作り直さないといけない
やらないといけない事が山積みだ
今日からアンカレッジ・マリーナでマストのステーを取り外しにかかる

2016年11月25日金曜日

全ての荷物を降ろす

全ての荷物を降ろす

軽トラの荷台に平たく積んで8往復
やっと昨日「花丸」の荷物を全て工房に持ち込むことができた
何しろ荷物がありすぎです
船に行く度にちょっとずつこんなのがあれば良いなと思う何かを持っていっては積み込み
不要な物を降ろさないからこんな事になるのでしょう
もうこれ以上何も積めないとなる前に積み込み品のルールを作っておく必要がありそうだ
例えば何かを積む時にはそれと同じ重量の何かを降ろすとか・・・
とにかくあまりに多いので今度これらの荷物を船に乗せる時には厳選して不要な物は積まないことにする

今日は朝からアンカレッジ・マリーナにクレーンを呼びマストを二本とも取り外す
ステー(マストを支えるワイヤー)を全て交換して安心して航海が出来る様にする為です
11年前に1ヶ月かかって作ったワイヤー類です
やり方を完全に忘れているので1から覚える必要がある
インターネットでワイヤースプライスと検索するとYouTubeで無数に出てくるが
どれもこうやるのだと見せている物ばかりで
実際にそれを見ながらワイヤースプライスをやる人の立場に立った物に行き当たらない

2016年11月24日木曜日

積み荷



昨日は一日「花丸」の荷物を降ろした
船の横 コクピットの直ぐ下に軽トラックを着けて
買い物かごに入れた荷物をそのままロープでトラックの荷台に下ろしてはロープを引き抜く
トラックの荷台に荷物が一杯になると工房に運び4往復
工房全体が積み荷であふれかえった
不要な物を沢山積んでいると思うが
どれを降ろすかと言われるとどれもこれも置いておきたい気もする
もう少しだ 今日も荷物下ろしから始める事にしよう

マストを支えるワイヤースプライスを11年も経っているので完全に忘れた
何とか思い出せるようにして欲しいと専門家の友人を口説いているところ
横浜まで習いにおいでといわれたがとてもそんな余裕はない
YouTubeの動画にも沢山あるが解りにくいものばかりだ

2016年11月23日水曜日

マストを倒す準備




昨日は朝井さんが一日手伝ってくれた
半日は一昨日降ろしたフェンダーやアンカーなどの整備と片付け
昼からはブームやハリヤード類を取り外し
船尾物入れの荷物を降ろすと軽トラックの荷台はいっぱいになり
その上にガフブームやブーム そしてミズンブームなどを縛って帰る
写真は朝井さんが写してくれたものです
今までに軽トラックの荷台に3台分の荷物を工房に持ち込んだ

今日から船内の荷物を降ろそうと思う
船って沢山荷物が積めるから残り3台分では済まないような気がする

2016年11月22日火曜日

整備のため上架



朝一番整備のためアンカレッジ・マリーナに上架してもらいました
先ずは高圧洗浄機で船底に生え始めた海草を洗い落とし
フェンダーを全て取り外して工房に持ち帰る
今回はマストも倒して完全整備をするつもりなので
セールもフィッティングを解除
メインセールはガフブームにもマストのソーフェルにもブームにもロープで縛ってあるセールなので
取り外すのは大変
雨が降るかどうかと言うぎりぎりの時間に取り外し
たまたま自分の船の整備に来られていた田内さんに手伝ってもらい
全てのセールを綺綺麗にたたんで工房に持って帰った
今日もマストを倒すためにブームを取り外したり
電線を抜いたりやらないといけない仕事が山積みだ

2016年11月21日月曜日

出艇しなかった




昨日は「花丸」まで行きましたが出艇はしませんでした
11月も半ば過ぎ 暖かい南の弱い風が吹きセーリング日和ではありません
今日から「花丸」をアンカレッジ・マリーナに上架してレストアを始める事にしました
やりたいことを書き出して表にすると20箇所以上あります
進水してもう11年半その間あちこち細かいメンテナンスはしてきたつもりですが
マストを支えるワイヤーを全て交換するというような大仕事は今回が初めてです

ヨットの整備はずっとやり続けないといけないのですが
10年も経てばまとめてやらないといけない事も出て来ます
外洋長期航海が出来る様に今回気がついた所は全て直すつもりです

2016年11月19日土曜日

衛星電話




写真左がインマルサット衛星電話その右がイリジュウム衛星電話
アマチュア無線局を開局したので「花丸」は遠洋の船舶検査に通るのだが
次の航海では衛星電話も使おうと思っている
どちらがヨットに向いていてより運用費の安いのはどちらか
使い方は電話そのものよりもインターネットにつないでメールの送受信や
https://www.windytv.com/?33.842,132.766,6
ここにつないで世界中の天気予報を見たいと考えている
色々調べたがどれが良いか判断に迷っています
ご存じの方がいらっしゃれば教えて頂けないでしょうか

2016年11月18日金曜日

小型船舶操縦免許証




今日は小型船舶操縦免許証を書き換えよと
四国海技免許センターから封書が届いた
講習を受けると10000円で5年間有効の免許を与えるという物で
小型船舶の免許は買うものらしい
車の運転免許証に比べて高すぎでしょう
それでも仕方がな半日かけて眠い講習を受けるしかない

2016年11月17日木曜日

アマチュア無線局開局電子申請



CQ・CQとアマチュア無線をやりたいわけではない
小型船舶検査で航行区域を遠洋にするためにアマチュア無線があると
イリジュウムやインマルサットなどの衛星通信電話を積まなくて良くなる
この前ニュージーランドへ行った時には毎日堀江のアマチュア無線をする人と話ができた
長く放って置いたので無線局免許が切れていた

https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/

総務省のホームページから電子申請をすることにした
ところがIDを取りパスワードを承認するまでは僕のMacで行けたが
次の段階の開局申請でMacではできないところがある
電話で問い合わせたが誰かにインターネットエクスプローラーが使えるウインドーズ機を借りてやって下さいと言う事で

写真はがき下のウインドーズ機を3男 真(まこと)君に借りてやることになった
Mac使いでネットはFirefoxの僕はウインドーズには慣れていないので手こずったがやっと終わらせる事が出来た

官庁の電子部門はそんなこともクリヤーできないほど遅れている
こんな事では官庁にマイナンバーなど扱わせては問題が起きるに違いない
僕はマイナンバー通知の受け取りを拒否した

2016年11月16日水曜日

JOCONDE




弓削海の駅から折りたたみ自転車を組み立てて
弓削島を連れ合いとゆっくり一周した時に
思いがけないヨットを見つけました
昔乗せてもらったことがあるアルページュ30フィート
「JOCONDE」(モナリザのほほえみという絵のフランス名)です
ライフラインも切れて船底は汚れ放題 船体も傷だらけ
乗れる状態ではありません
家もヨットも何でもですが大切に扱われなくなると一気にボロボロになります

2016年11月15日火曜日

Tiki Islander55



弓削海の駅から見えるところに停泊している55フィートカタマラン
弓削島から佐島にかかる佐島側の橋のたもとに半年以上居る
ニュージーランドから来たDaniel Springettと言う人で
日本人の奥さんが居て弓削島に住んでいるとのこと
短い時間だったがこの前弓削に来た時に合った
ワーキングビザを持っているようで電気工事の仕事をしていると聞いた
外国の船は日本の小型船舶検査も船舶免許も関係ない
出入港に一々書類を出す必要もない手続き方法がある事も解った
気楽に日本の海を楽しんで欲しいものだ

2016年11月12日土曜日

6艇の合同クルージング


6艇の合同クルージング

アンカレッジマリーナの合同クルージングに参加
上蒲刈広島県民の浜 海の駅桟橋を愛媛のヨットが占拠した
計画を立てて他の船と予定通りに動くことなどほとんど無い僕だが
たまにはこんなクルージングも良いかなと思う
前列右から二番目が僕でその隣には海嫌いなのに無理やり乗せてこられた犬もいる
今日は連れ合いと二人上げ潮に乗って弓削島まで行くつもりです

帰りは明日の15:00くらいかと思う

2016年11月11日金曜日

「花丸」写真




先日アンカレッジマリーナの合同クルージングに参加し
上蒲刈広島県民の浜へ行った帰りの花丸です
「SAKU」の其田さんが写してくれたものです
他の船から自船を写した写真は滅多にないのでありがたく日替わり写真に使わせて頂きます
クォーターリー(斜め後ろからの風)でよい走りをしています
ミズンセールは追っ手の風の時は舵を取られるので使いません
「花丸」は大きなフェンダーを左右に4本ずつ取付
フェンダーの下側をロープで結びそのロープを後ろに引くことで一気にフェンダーを跳ね上げます
外部から見た目は非常に不格好だと自分でも想うのですが
毎回フェンダーを入港時にぶら下げて出港時に仕舞うというのが面倒なのと
一番の原因はフェンダーが大きすぎて収納スペースが無いからです
スマートさには欠けるが実利オンリーという船は結構フェンダーを収納しない船も増えています
何とかしたいのですが収納スペースが無いので何とも仕方がありません

2016年11月10日木曜日

MONITOR ウインドベーン




先日コクピットチークを張り直したバンクーバー34にセットされていた
MONITOR社のウインドベーンです
ペンデュラム方式のウインドベーンです
写真で後ろに跳ね上げてある水中翼にかかる水圧で強力に舵を取ります
空中翼も船に対する風向きが変わったらスイングして小さい翼で水中翼を回転させます
回転する空中翼では翼面積を大きくしないといけないのでスイング方式の空中翼を採用しています
他のメーカーも同じですが1つ気になるのは水中翼の電蝕です
これはステンレス水中翼ですが僕が「花丸」に付けているのはアルミの水中翼です
ほとんどの部分が金属でできているウインドベーンなので水中翼も金属で作ったのでしょうが
水中翼部分は木かFRPで作るのが正解だと思います
僕のウインドベーン水中翼は木製で作りエポキシ樹脂でガラスクロスを巻いたものに替えましたので
電蝕の心配は無くなりました

2016年11月9日水曜日

自船から7マイル




「花丸」の巡航速度はエンジン2500回転で7マイルを少し超えます
それで花丸を中心に7マイルの円を入れてみました
こうしておけばチャート上の距離を測らなくても1時間後に到達できる場所が解ります
これはOpen CPNという電子チャートを使って航海をする為のソフトです
電子チャートは古いC-mapにあったCM-93というチャートの塊を使います
今まで手に入れた色々なCM-93の中で一番情報量の多いものを使っています
チャートの右には自船位置・GPSコンパスローズ・対地速度・コンパス角度・等を出しておきます
出入港は昼間目視でしかしない と決めたらこのチャートで充分世界中を航海できます
40年前太平洋一周の為に重くて高価な紙のチャートを買ったのは何だったのだろうと思います
これら全てが無料なのですから・・・・

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