ワイヤー保護のためと 撚りが戻らないようにワイヤーに細いロープを巻く
硬いカシの木で作った柄の短いハンマーの頭部分を凹ませたような道具を使い
これでもかと言うくらい強くロープをワイヤーに巻き付ける
巻き終わるとワイヤーが硬くなったように感じ曲げにくいが
無理に曲げてデッドアイを固定する
スエージングとターンバックルを使う様になる以前の帆船時代は
ワイヤースエージとデッドアイでマストを支えるワイヤーを作っていた
今更こんな古典的な方法でリギン(マストを支えるワイヤー)を作るヨットは無いだろう
別に古いものへの憧れのようなものでこんな事をするのではない
「花丸」の設計を発注した当時は南太平洋の島々では交通の便も悪く
通信手段もまともではなくヨットは全て何もかも自分で補修が聞くやり方でないと駄目だと思ったからだ
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