2014年9月30日火曜日

試運転


排気システムを変更して昨日やっと試運転をしました
心持ちエンジン音がうるさくなった様な気がします

でもまだ排気を船尾に運ぶ二重管を完全固定していないので
排気管を通す穴を大きくして音が船尾物入れまで抜けている等の対策も必要です
写真に写っている「回生丸」田山さんのプレゼント特種フレキ管には
ガラスウールとガラスラミネートの銀紙を巻きました
手で触れるくらいの温度にはなります
週末の試走が楽しみです

2014年9月29日月曜日

救急救命艇


興居島へ遊びに行っていました
いつもは釣り人しかいない桟橋に消防庁の救急救命艇が高速でやってきました
救急車が積める様に船首にフラップが付きフェリーになっています
救急車が無いので訓練ですかと聞いたら急病人だそうです
青白い顔の村人が軽四トラックに乗せられて運ばれてきました
急患を運ぶ為のころ付き寝台が降ろされ
あっという間に船内へ運び込まれました
すぐに三津浜港の方へ走り去りましたが船の大きさの割に素晴らしいスピードで滑走していました
引き波も小さく設計の良さが伺えます
引き波ばかり大きく立てて半プレーニングから滑走に移れない保安庁のこのサイズの船とは大違いです
4艇のヨットが集まり釣った魚を朝井さんがすぐに料理してくれ
僕の花丸に集まり昼間から宴会でした
帰りは向かい風セールも上げないでエンジン2500回転7.5ノットであっという間に柳原港へ帰り着きました

2014年9月28日日曜日

サバとアジを釣る


朝早く連れ合いと今日は何処へ行こうかと言う話しになりました
風が全くないので釣りに行こうと言うことになりエンジン2400回転で7.2ノット
興居島へ向かいました
何時も「サンデー2」朝井さんが釣りをしている船越の桟橋前です
僕がジャミかごにジャミを入れ連れ合いが釣ります
釣れたら魚を取り外して水氷で冷えたクーラーに釣れた魚を入れるのも僕です
結局20センチくらいのアジとサバを30匹くらい釣りジャミが終わりになりました
元々釣りはあまり好きではない僕ですが
入れ食いならまあ何とかやってみようという気になります
でもジャミを使った釣りはデッキが汚れるのでヨットには向いていません
昼前には家に帰り刺身で一杯やりました
本当に何もしない休みの土曜日でした

2014年9月27日土曜日

エンジン排気


エンジン排気を二重管の外側に排出する冷却水を回し熱くない様にして船尾まで持ってきます
(9月22日の日替わり写真で説明しました)
船尾物入れの中に写真の様な筒を立ち上げここでやっと冷却水と排気が混合されます
(9月24日に写真と説明があります)
今は長い二重管が通せていないので仮取り付けです
船尾に取りつけてある排気口に船尾から波に叩かれても海水が逆流しない様
簡単なゴムの弁を取りつけるつもりです
僕にとっての新しい試みは色々と考えることがあり難しいが面白い事です
船尾物入れに色々な物があふれています
今度の排気システム交換が良い機会です
きれいに片付けて使いやすい様にしようと思います

2014年9月26日金曜日

船体に写った物


この写真は修理中の濃紺の船体に写った物の写真です
隣にある船がきれいに映り込んでいます
中央少し下にマスキングテープを貼って補修する部分を示しておかないと
何所を触ったのか解らなくなるくらいです
台風16号の影響が少しはあるだろうと思って居ましたが昨日はほとんど風も吹かず雨も少し降っただけでした
花丸の台風舫を解除して来ました

2014年9月25日木曜日

木材水分計と赤外線温度計


左が木材水分チェッカーです
木材に水分が含まれているとエポキシ接着は出来ません
そこで正確な空気中の湿度を測る記録式湿度計は随分以前から持っていましたが
今は接着する木材そのものの表面水分をこの機会で計れる様になりました
そして右に写っているのが温度計です
引き金を引くとレーザー光線が照射され
赤い点の周りの温度がデジタル 表示されます
これは塗装前の表面温度を知るのに使います
こんな機械で補わないとそればかりやっている訳ではないので中々上手な仕事は出来ません

2014年9月24日水曜日

排気冷却部


「花丸」の排気システムを変更する部品で最重要部分です
下から熱い排気をそのままこの筒の中に立ち上げ
その先を排気口にふたをする様にコップ状のキャップをし(隙間はあり排気は通る)
キャップの上に冷却水を入れてキャップ部分を冷やす
そこでやっと排気と冷却水がミキシングされて筒のそこに溜まった水と排気が一緒に流れ出ます
このシステムに使う部品の重さをそれぞれ計ってみたのですが
排気口すぐの所にミキシングエルボを使って冷却水を入れるシステムと違い大変重い
全部の合計が25.6キロにもなった
重くなった事とエンジンの排気負担が少なくなった事とどちらが良いのか今の所不明です
とにかく実験のつもりで排気システムを変更します

2014年9月23日火曜日

ペンリューター


エアーで動くペンリューターで傷の小さく残った部分を彫り込んでいます
昨日完全に仕上げたつもりだったのですが
顔を近づけて良く見ると傷があった周りに細く白い線が残っていました
もう一度彫り込んで盛り直し研ぎ出す覚悟で細く小さく白い線の部分を彫り込んでいます
作業を最初からやり直すという感じです

最初よりは随分範囲は狭まったのですがそれでもやることは同じです
600#・800#・1000#と水研ぎし中目・細目とコンパウンドをかけそしてワックスで仕上げます
納期が延びました

2014年9月22日月曜日

二重管


仮付けの状態ですが排気を船尾まで導く為に二重管を作ってもらいました
中側の1.5インチパイプを排気が通り
外側を排出される冷却水が通ります
この後排気をデッキ面まで立ち上げUの字のカップを被せた先に冷却水をかけて冷やし
冷却水とともに排気を船尾から船外に放出します
この絵がカナダの「ハーモニー」生駒さんに送って頂いた解りやすい説明図です
写真上はダブルとなっている部品の船尾側です
今「花丸」に付いているウォーターロックシステムも
この排気に力をかけないシステムも
両方とも海が荒れた時に排気管から海水を逆流させない目的で考えられた物です
本当は漁船の様に排気管をストレートにデッキから立ち上げることが出来れば良いのですが
ヨットではそうはいかないので色々考えないといけないのです

2014年9月21日日曜日

特殊フレキ管


昨日は連れ合いが勤めている保育園の同僚達3人がお客さんで「花丸」に乗りました
初めてで乗り物酔いをすると言う人が居たので一番近い野忽那島を目指したのですが
あいにく桟橋が塞がっており急遽中島に行き先を変更
行きはジェノア+フルメインで斜めから追っ手の風を受け快調でした
昼食の後風が強くなり帰りはインナージブとエンジンで帰り着き北条港で下船してもらいました
写真を写し忘れていたので今日の日替わり写真は特種フレキ管の写真です
九州熊本の「回生丸」田山さんからいただいた物を加工しました
この部品でエンジンの振動を吸収して新しい排気システムとエンジンを繋ぎます
特種フレキ管を自在に曲げて排気管にエンジンの振動が伝わらない様にします

新しい排気システムをヨットに固定する時エンジンと排気システム取り付け寸法の逃げ部分でもあります

さていよいよ本格的に排気システムを交換する工事にかかろうかと考えます

2014年9月20日土曜日

PILOT ボート


昨日は20メートル近くあるパイロットボートの改装見積もりの為 小豆島へ
行きは高松港まで家を出てから高速道路で2時間半
ぎりぎり出発時間に間に合い高速艇に乗れた
土庄港へ古い知り合いのソフィア(株)木村社長が迎えに来てくれパイロットボートの改装説明を受ける
パイロットボートは外国から来た大きな船にパイロット(水先案内人)を乗せる為の船です
港に入る前に大きな船の横に降ろした階段にパイロットを乗り移させる事が出来ないといけません
横付けでなく船首付けにも出来る様に船首を改装するそうです
バウデッキの立ち上がりも無くしてデッキを持ち上げ足場を良くしないといけないと言うことです
キャビンの窓は後ろに倒れていますがより船首が見やすい前倒れにする
船内もエンジン載せ替えなどの改装も沢山有り造船所との共同作業になりそうです
さてどうなるか考えてみます

2014年9月19日金曜日

排気システム変更


普通ヨットのエンジンでは排気直後にウォーターロックという荒れた時に海水がエンジンに逆流しない装置を付ける
ところがそれだと冷却水が何時もエンジンの排気圧力で外部に放出されることになり
エンジン排気をストレートに吐き出せないで吐く息に蓋をした状態になる
荒れた海での排気口から海水の逆流を防ぐだけなら他にもあると言う事はずっと若い時から知っていた
最近カナダの「ハーモニー」生駒さんのブログから他のヨットでもこの排気システムを使っていることが解り
僕の「花丸」でも採用することにした
エンジンの馬力が上がり燃料消費が少なくなり良いことだらけです
今のウォーターロック排気より少し重くなるのが欠点でしょうか
出来上がったら又詳しく「海の広場」で報告します

2014年9月18日木曜日

芋炊き


アンカレッジ・マリーナの芋炊きに出席しました
松山では里芋の時期になると里芋と鶏肉ベースの鍋をします
アンカレッジ・マリーナの社長自ら芋炊き鍋を作ってくれました
マリーナ前の砂浜は昨日無風で最高のロケーションです

ビールと北海道の新ジャガとサツマイモの芋炊き田内さん差し入れの鮎の塩焼き

そして目の前の堀江湾で捕れた取れたての生チリメン
これは生卵とスダチ醤油で食べると最高でした
この後若者と子供達が沢山来て楽しい芋炊き会でした
仕事ばかりしていてはいけませんたまには飲み会も良い物です
若い時は飲み会ばかりで仕事はしていなかったなあ

2014年9月17日水曜日

ヨットの主機はセール


「花丸」が進水して10年
ダクロンの一番安い生地で作ったセールはいよいよ限界かと思うくらい弱っています
写真前側のインナージブセールは強風でズタズタに敗れたので新調しました
ジェノアセールはほとんど使わなかったのをファーリングジェノアにして今年からやっと使い始めました
メインセールとミズンセールは普通のヨットの10倍も紫外線に曝したでしょう
ちょっとでも変な力がかかったり何処かに引っかけたりすると
縫い目でない部分でも一気に破れます
セールリペアークロスというノリ付きの布を張っては凌いでいますが
そろそろ買い換えを考えないといけません
セールはヨットの主機ですから走らない時はセールカバーをして大切に扱ったつもりでしたが
その紫外線に強い布で作ったセールカバーも朽ち果てて来ました

2014年9月16日火曜日

大分から「雅風」


大分県から「雅風」という大きなカタマランが興居島へやってきた
「花丸」は固着したモースのエンジンコントロールレバーを修理の為持ち帰っていたので出港できず
フェリーで興居島へ渡って「雅風」と合流
「サンデー2」の朝井さんがタコや鯖や珍しい穴子の刺身を作ってくれた
アジのカルパッチョも最高だった
最後は「雅風」の小橋オーナーが航海も明日で終わりだからと焼き肉をしてくれた
たらふく食べて航海の話しを聞きながらビールと酒とスパーリングワインを飲んで完全に出来上がった

朝井さんの自転車に二人乗りして由良港へ連れて行ってもらい
最終のフェリーで高浜港へ帰り着いた

2014年9月15日月曜日

のうみ海の駅


13日14日と広島県能美島の「のうみ海の駅」へ行きました
行きは北東の強風インナージブと2ポイントリーフミズンセールで5ノットで走る
港に着いたら浮き桟橋にモーターボートが泊まっていたので
港の外の砂浜で久々のアンカーリング
モーターボートはしばらくすると出航し花丸が入港です
もう一艇泊められる様にぎりぎり桟橋の前に半分はみ出して泊めました
この写真は14日朝の写真で他には誰も来ませんでした
朝起きて08:00には出港しました
最初はジェノアジブ・フルメイン・フルミズンでしたが
だんだん風が強くなりインナージブ・2ポイントメインまでセール面積を落としました
それでも最高速度は8ノットをマーク又もやメインセールを少し破りました
いよいよセールは交換しないともう朽ちてきているようです

2014年9月13日土曜日

濃紺の船体


濃紺の人の姿がはっきり写るきれいな船だから傷も目立つ
この傷を治して欲しいと言われとりあえず昨日は小傷を消す為の磨きから始めた
ヨットの船体は白色が多いのには訳があります
海で太陽の出入りの時に海面に反射したいくつもの太陽に照らされ濃い色の船体は手で触れないくらい暑くなります
それだけではありません濃い色ほど紫外線の吸収も大きく早く劣化します
維持管理が大変だと言うことを理解した上で船体の色を決めないといけません
デッキがどの船も白を基調にしているのはそうしないと暑くて足の踏み場もなくなるからです
こだわりを持って船体色を選んだらそれなりの覚悟と日頃のメンテナンスが必要です

今日からクルーズに出ます

2014年9月12日金曜日

飲み過ぎセーリング


父と妹夫婦を「花丸」に誘い広島県民の浜へ
妹夫婦は僕がヨットを自分で作った事を知らなかったと言う
兄妹なんてそれぞれに家族を持つとだんだん疎遠になる様だ
90歳になり父も大分弱ってきた
口は達者なのだが食が細くなり足下が怪しい好きなお酒も量が減った
僕と妹婿は相変わらずビールを飲みすぎ
真君と一緒だったので良かったが花丸をおりるころには相当出来上がっていた
しばらく晴天が続き風も強まりいよいよヨットシーズン最盛期に向かう様だ

2014年9月11日木曜日

スプレッダーライト交換


スプレッダーライトを交換する為にミズンマストに登りました
取りつけてあった物は「花丸」進水祝いに「さくら」の田内艇長からいただいた物でした
進水以来10年間お世話になりました
完全防水の電球で明るい物でしたがとにかく電気をよく消費します
取り外した物は電流計では7.5アンペアーだった
新しく取りつけたLEDでは2.5アンペアでもの凄く明るい
電気をコントロールする為に電圧計と電流計も取りつけた

今度は今年の初めに2YMエンジンを据えた「PUKARI」のクルー新田さんにいただいた物です
花丸全てのライトをLEDにしようと思うのですがまだまだ高価なのですぐには出来ません
沢山電気を使う航海灯は全てLEDに交換済みです
次は室内灯を交換したいと思って居ます
しかし「花丸」で一番電気を消費するのは冷蔵庫です
それで冷蔵庫も小さい物に替えました
エンゲル冷凍冷蔵庫 MD14F
11キログラムと軽くて-18度まで冷やせる冷凍冷蔵庫で2.8Aが定格電流です
このまま大仕事が入らなければ花丸10年目の本格的な整備にかかろうかと思います

2014年9月10日水曜日

風力4上りのセーリング


昨日は写真を撮らなかったので先日広島県民の浜へ行ったときの写真です
インナージブ・1ポイントリーフメインセール・1ポイントリーフミズンセールで風上に登っています
風の強さとセール面積と進行方向を上手く調整するとこんなにヒールしてもオートパイロット2000で充分舵を取ります
時々警報音が出ることがありますがそうなるとセールを調整します
本当はウインドベーンを使うと良いのですが
瀬戸内海はあまりに狭く中々ウインドベーンを使う気になれません
それでも次からは練習もかねてウインドベーンを使う事にします
何でも慣れておかないといざという時に使えません
ウインドベーンとオートパイロット両方使える様になっておくと舵に触る必要が無く他のことに専念できます
オートパイロットは機走する時と微風用
ウインドベーンは強風用で風が強くなるほど上手く舵を取ってくれます
もちろん一番大切なのは風力に合わせたセール面積とセール角度を選ぶことです

2014年9月9日火曜日

防水加工


先ず4リットルの塗料シンナーに一番安いクリヤーシリコン2本を入れて混ぜる
出来ればプロペラ攪拌機で混ぜた方がきれいに混ざる
この防水液の作り方は泉大津の「ブルーラグーン」島田さんに教わった

http://blogs.yahoo.co.jp/ksim_osk/38738509.html
安くて簡単にできる防水液
花丸のセールカバーをみんな取り外し陸に揚げてセメントの上に広げたものに塗った
もっと早くセールカバーを防水加工しておけば良かったのにと今頃になって思う
もうそろそろ作って10年になるので作り替えの時期が来ている
布が薄くなり少し力が加わると破れてしまう
一日で使い切らないと固まるので工房に持ち帰りヨット用のカッパにも塗った
メインセールとミズンセールも普通のヨットの何十倍も紫外線に曝したので生地自体が弱くなっている
7日 日曜日の御手洗港行きで簡単に破いてしまった
リペアーテープで補修したがそろそろ限界が来ている
近いうちにメインセールとミズンセールとセールカバーを作り替えるつもりです

2014年9月8日月曜日

御手洗(みたらい)


広島県の大崎下島 御手洗へ
行きは真上りの風で白波が立つ風力4
ワンポイントリーフしたメインセールとエンジン2500回転でタックを繰り返しながら3時間
御手洗の古い町を散歩してアイスクリームとビールのつまみを買って船に帰る
持ってきた弁当を食べコクピットにオーニングを張って昼寝
1時間ほどして気持ちよく目覚め出航
帰りはフルメインとジェノアジブを展開し2時間で帰り着く
しばらく燃料を入れて居なかったので予備の10リットル燃料タンク一本を入れる
いよいよ夏も終わり風が吹き始めヨットの季節がそこまで来ています
風もそここそ吹き海水も温かいこの9月10月がヨットの季節です

2014年9月7日日曜日

「花丸」エンジン


エンジンを船尾側から写した所
3GM30Fというヤンマーの舶用エンジンで小さいが馬力は27馬力と強い
もう10年以上経ったのでさらに小さい後継機3YMが出ている
ディーゼルエンジンなのでオイルさえ切らさなければずっと使えるそうだ
それに僕の「花丸」ではキャビンへの階段を取り外せばエンジンがむきだしになりメンテは楽だ
今回排気システムを変更する為に部品の図面を書かないといけない
採寸の為クォーターバースに潜り込んで必要な部分を採寸した
丁度仕事も切れたので今のうちに花丸の整備をすることにした
今日は広島県大崎下島の御手洗港を目的地に出港する
時間があれば電気系統に電流計を組み込むつもりでいる

2014年9月6日土曜日

ジェット修理


ジェットスキー(水上バイク)の修理も無事に終わる
船底の手が届かない部分に開いた穴を塞ぐ為に部品を取り外す必要があり
船尾デッキの傷んでいない部分を切り取り
新しく開けた穴から手を入れて部品を取り外し
船底修理を終えてから部品を取りつけデッキに開けた穴を塞いだ
小さい船だが船底の穴も水切りの凹凸が有る部分で結構面倒な仕事だった
昨日は船尾デッキにノンスリップのスポンジシールを貼って全ての仕事が終わった
今日は「ながとV」の引き渡しが15:00にアンカレッジ・マリーナである
エンジンとシャフトが一直線になったのでエンジンランも随分静かになったと思う
どうなっているか堀江海の駅まで乗せてもらうつもりです
お客さんの仕事が全て終わったので「花丸」の排気システム変更に全力で取り組む

エンジンからミキシングエルボを使ってすぐに冷却水と排気を一緒にして
ウォーターロックに溜めた冷却水をエンジンの排気圧力で船外に送り出すというのは
人間で言えば吐く息を手で塞ぎながら走っているのと変わらない
吸う息も吐く息も全てフリーで全力疾走が出来る排気システムに変える

2014年9月5日金曜日

「Norihime 3」


「Norihime 3」綺麗にできあがり15:00クレーンで吊り上げてもらい最後の仕上げ
船台に乗っていて塗れなかった部分とバラスト底の船底塗装
その後オーナーと廻航要員として泉大津マリーナの楽しい面々が到着
すぐに下架して堀江海の駅へ廻航
エンジンが凄く静かでスピードの出る船だ
もしかしたら花丸よりも早いかも知れない

引き波も綺麗にまとまっている
サバニ船型と呼ばれる水線下前から2/3の部分が一番深い船型の様だ
ずんぐりむっくりのスタイルに見えるが随分軽い船みたいだ
バラストの底を太らせてあり普通のヨットよりもバラストが短く喫水が浅い
昨日は道後止まりで今朝堀江海の駅から大阪へ出発です

2014年9月4日木曜日

「Norihime 3」引き渡し


アンカレッジ・マリーナで並べて仕事をしていた「Norihime3」いよいよ今日引き渡しです
大阪泉大津マリーナを母港とするヨットでデッキチーク張りの為に松山に来ていました
今日オーナーも来られる予定です

「ながと5」も出来上がりました
今日からはジェットスキー(水上バイク)の修理に全力でかかります
これももうすぐ出来上がります
さて仕事がみんな終わり風も吹き始めました
「花丸」の整備とセーリングに力を入れることにしましょう

2014年9月3日水曜日

エンジン据え付け


エンジンベットを切って船尾側で25ミリ下げ船首側で5ミリ上げた
エンジンを固定しているラバーマウントにエンジンを乗せたときに
ラバーマウントから出ているボルトにナットを入れその上にエンジンが乗りもう一つ上からナットで押さえる
下側のナットを調整して微妙にエンジンの前後を浮かせたり沈ませたりして
プロペラシャフトとエンジン回転部分のカップリングがぴったりと合う様に調整
その後カップリングを切り離し間にラバーカップリングを入れる
「ながと5」ではエンジンはバラストの上に乗っている
最近ほとんどやらなくなった古いレーサーのやり方で

重量物中央集中の原理には合っているが事故を起こしたら手が付けられない
しかもヨットの場合座礁事故などほとんどの事故はバラスト付近に重大な損傷を与える
最近ではレーサーもバラストとエンジンは切り離しエンジンは単独でバラストの後ろがわに取り付けてある
特にセールドライブのエンジンならシャフトが無い分どこにでも取り付ける事が出来る
「ながと5」出来上がり船底塗料も新しく塗って週末には引き渡しです

2014年9月2日火曜日

昨日の日曜日



昨日は一生懸命仕事をしていたので写真を撮るのを忘れた
昨日のショートクルーズの写真をもう一枚
風上へ6.5ノットの上りで結構傾いています
水平線を水平にするとよくヒールしているのがわかります
本当は白波がたちトーレールが時々水に浸かるほど吹いているのですが
この写真の状態からはそんなことは解りません
これ以上吹けば2ポイントリーフに直します
連れ合いは紫外線避けの帽子をかぶり朝の新聞を読んでいます
コクピットのチークデッキには土曜日にチークワンダーを塗ったので非常に綺麗な状態です
日本製の2.5ミリ タイプ1合板で作ったハードドジャーはもう限界
雨水を吸って腐りかけています今度作り替えるつもりです

2014年9月1日月曜日

広島県上蒲刈(かまがり)島往復


行きはインナージブ・1ポイントリーフメイン・1ポイントリーフミズン
https://www.youtube.com/watch?v=EU8Kw4Fewdw&list=UUMaPykZ8F4ZB3t8yHR2j_dQ
YouTubeに動画を上げましたが現実ほどは風が強そうに見えませんね
6ノットを超えて快調に走りました
上蒲刈島広島県民の浜で天然温泉に入りビールを飲んでお弁当を食べて昼寝
帰りは風が弱まりエンジンをかけないでメインセールとインナージブを上げそのまま離岸
ジェノアジブ・インナージブ・フルメイン・フルミズンの4枚のセールを張った
そのうち1時間あまりは7.5ノットをキープ
快適な滑りで難なくホームポート前に行き着きセールダウン

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ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/