2013年2月28日木曜日

薪ストーブ



先日朝井さんと一緒に作った薪ストーブを昨日からテストしています
プロパンガスボンベで作ったので最初はボンベの塗料が燃えて
真っ黒な煙が出ました
薪を入れる口と空気を取りこむ口を上下に分けて作りました
どうも空気を入れる口が小さかったのか
一度に薪を沢山入れると真っ黒な煙が煙突から出ます
少しずつしか燃やせませんが今までのように一斗缶に穴を開けた物よりは
圧倒的に安全で煙も少なく楽に廃材を処理する事が出来ます
昨日はストーブの上に鉄板を置いて焼き芋を作りました
「智丸」売りたし
詳細はお問い合わせ下さい

2013年2月27日水曜日

来週出荷


「瀬戸壱丸」完全に仕上がりではないが来週には出荷する事になった

浮かべてからでは非常に難しくなるシアーとバウスプリットのニス塗りが終わったので
来週の初めにはアンカレッジ・マリーナへ移動させる事にした
マストを立てたり船底塗料を塗ったり仕事はまだまだ有る
僕の「花丸」にフェザーリングプロペラを取り付けたいので
花丸の為に作った船台が必要となり「瀬戸壱丸」にはマリーナの船台を借りる事にする
これで野中さんの要望通り10年は保つ塗りかどうか
二人が10年後も生きて居ればどうなったか見届ける事が出来る

今回僕の工房に持ち込んだ時くらいの劣化で済めば良しとしよう
野中さんが今回の補修を思いつかなかったら大修理が必要な所まで傷んでいただろうなと思う
FRPの船もメンテナンスフリーではありません
時にはメンテナンスをする事をお勧めします

2013年2月26日火曜日

テンダー



「花丸」のテンダー補修する
古い発泡体をそのまま使って浮力体にしていたので
発泡体の端がすれて少なくなり浮力が不足していた
右に傾いた状態で普通は3人乗れるところ2しか乗れなくなっていた
昨日は大潮で引いている時に船立て場にテンダーを残して置いて
裏返しにして底板を取り外し浮力体を追加した
水平に浮かぶようになり浮力も増したので凄く安定している
さて今日は太陽光線で朽ちて穴が開いたミズンセールカバーを取り外して持って帰る
応急修理は自分でするが新しく作り直した方が良いかどうかプロに尋ねてみよう

2013年2月25日月曜日

船尾アンカー



「瀬戸壱丸」には右舷船尾にブルースアンカーが常備されている
チェーンも取り付け何時でも打てる状態にある

オープントランサムの船なので最後尾まで来ればアンカーの扱いも楽そうだ
それ以外に測深計をセットしてあり
知らぬ港の入港時には降ろすそうです
これは野中さんのこだわりで出来るだけ船底に穴を開けたくないので
船尾に測深計を必要な時だけ振り下ろすようにして取り付けた
他にも「瀬戸壱丸」には色々な工夫があり
僕も多くの事を真似させてもらっている
1つ使えるアイデアがみつかるまでに10通りもの不採用となったアイデアが有ったはずだ
野中さんのフロンティア精神には脱帽です
「瀬戸壱丸」は僕が知る限りの自作艇でトップ3に入る出来の良い船です
「智丸」売りたし
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2013年2月24日日曜日

松山城



城下町松山市は松山城が真ん中にあります
50万人を少し超えた市ですが面積が広くのんびりとした町です

あまり高いビルもないので市内の何所からでも松山城が見えます

僕は一仕事が終わり久しぶりにのんびりしたのと
腰痛を何とかしたいと言う事で
松山城一周を歩いて回る事にしました

ゆっくり歩いておよそ3時間ほどかかりました
堀之内の梅は満開の所も有り桜のつぼみも大きくなりかけています

二の丸史跡庭園と言う所にも初めて行ってみました
町中にこんなにも静かなところがあるなんて知りませんでした

海の青も良いですが陸の緑も良いです

今日は今から「花丸」に乗りに行きます

2013年2月23日土曜日

「智丸」



この写真は瀬戸内海をシングルハンドで手放し帆走をしている智丸です

以前の船名は「萬丸」(まんまる)でした

現在はオーナーが代わり横浜ベイサイドマリーナにあります
きちんと整備もされて居る船ですが
オーナーが病気になり昨日売る事を決断したと電話がありました
横山晃さん設計のサバニ船型で走りは申し分有りません
長さーーーー7メートル
巾ーーーー2.65メートル
ドラフトーーーー1.2メートル
水線長ーーーー6.6メートル
リグーーーースループ
セールーーーーメイン・ストームジブ・意外に5枚くらい(レースを狙って作りました)
スピンセールも有ります。
価格ーーーー400万円
設計番号ーーーーー478

直進性が良くウインドベーンもありずっと手放しで最高の走りをします。
「智丸」売りたし
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2013年2月22日金曜日

チーク材部分塗り



「瀬戸壱丸」チーク材で出来たトーレールやバウスプリットをサンディングしてマスキング
昨日から野中さんがゴールドスパーオリジナルという一液性のニスを塗り始めた
「竜王」の船体に塗ったのと同じニスで
木目が消えて飴色に輝くまで塗ると紫外線や雨による劣化を遅らせる事が出来る
先ずは25%シンナーを混ぜて薄くしておいて染みこませる
次は5%シンナーのもので出来るだけ染みこませておき
3回目から原液を塗る
取り外せる木部は野中さんが持ち帰って塗ってきたが
浮かべてから塗るのが難しいトーレールやバウスプリットは工房で塗る
そろそろ仕上がりです
あと一週間くらいでマリーナへ運びます

2013年2月21日木曜日

フェザーリングプロペラ



フェザーリングプロペラを大阪の高澤製作所というプロペラ専門の会社へ送り
「花丸」のシャフトに取り付ける事が出来るように
取り付け穴を1/10にテーパー加工してもらい
回り止めのキーミゾも切ってもらった

シャフト最後尾のネジに合わせナットの内側ネジも切ってもらう

高澤製作所にデーターが残っていたから出来た事で
しかもシャフトエンドにたまたま現在のフォールディングペラ用の加工をしていた物がこのプロペラに合った
普通はシャフトを抜いてプロペラとシャフトを送って合わせてもらう事になる
さてプロペラの角度をどうやって探すか
上の本の表に従って設定し何通りかに角度を変える事が出来るが
設定も取り付けも水中で出来る様な事ではない
角度が決まるまで何度も上下架を繰り返す事になるのか
計算でぴたっと一発でプロペラとエンジンと船体形状が一致して
その船とエンジンのバランスで巡航速度を最高の速度にするというのは難しい事です
同じ船型で同じエンジンの船のデーターがあればそれと同じにすればよいが
世の中に一艇しか存在しない「花丸」の場合試行錯誤の繰り返しでしょう

2013年2月20日水曜日

防蝕亜鉛



左舷コクピットコーミングから銅線を取り出し
その先に防蝕亜鉛を取り付けて普段は布のカバーをしてある
船内側はステンレスのプロペラシャフトに留める
「瀬戸壱丸」が停泊している港はなぜか電蝕が激しい
今のプロペラシャフトの前の物は電蝕で沢山のスが出来危なかったので新替
今度は船を留めた時は必ずプロペラシャフトから直接取った銅線を通して
船外に防蝕亜鉛を吊り下げる事にしたそうだ
勿論「瀬戸壱丸」ではプロペラとステンレスシャフトの電蝕を防ぐために
プロペラシャフトには普通の船と同じ様に防蝕亜鉛を取り付けてある
その上に管導材にも大きな防蝕亜鉛をつけてある
それでもまだ電蝕が進むので少し離して舷側に防蝕亜鉛を吊すのだそうです
昔船体がアルミの船で停泊中は1メートルおきくらいに船の周りに太くて長い防蝕亜鉛棒をぶら下げているのを見た事がある
電蝕は怖いですね

セールドライブの水中部分周りがみんな電蝕で溶けてシャフトと笠歯車とプロペラがもろに見えるようになった
凄く短い期間に激しく電蝕を起こした船を見た事があります
自船の周りの状況で電位差の大きな金属が近くにあればあっという間に電蝕が進みます
特にステンレスは中心部分までスカスカになり周りは残っているので
見かけよりも電蝕が進んでいる事があります

人ごとではない係留場所を変わった時などは早めに防蝕亜鉛をチェックする必要がある

2013年2月19日火曜日

「瀬戸壱丸」塗り仕事終了



僕が野中さんから引き受けた塗りの仕事は終了したので
出荷出来るように船台ごと船を持ち上げてキャスターを取り付けた
野中さんがマストにウレタンクリヤーを何度も塗って仕上げ
今は取り外していたステー類を元に戻しています
それと船体チーク材部分の塗りですが
これも野中さんが自分ですると言う事で現在仕事の合間に来てはサンディング中
もうすぐアンカレッジ・マリーナへ運んで海に戻す事になるでしょう
でも興居島係留なので浮かべた後で仕事をするとなると
今やる3倍は手間がかかるでしょうから
出来るだけ仕事が楽な僕の工房の中でやった方が良いと思います
ホームページを開設して14年と少し経ちました
昨日合計アクセス数が150万を突破したようです
ヨットのホームページにしては破格のアクセス数です

ホームページが世間との関わりの殆どだと思っている僕には励みになります
毎日見に来て下さっている皆さんありがとうございます
「海の広場」を更新しました

2013年2月18日月曜日

中島大浦港



久しぶりに大浦港へカワハギとチヌを突きに行ったが魚影も見なかった
寒い時期は水の表面が冷えているので魚も底の深いところでじっとしているのだそうです
町内放送でサヨリが一袋700円だと放送しているので
さっそく折りたたみ自転車を組み立てて真澄人君が買いに行く
朝井さんが美味い刺身とカルパッチョと背骨をフライにしてくれる
僕はサヨリの塩焼きを作る

ムール貝とワカメは現地調達
それ以外にも府本さんがシタビラメとアサリのパエリアを持ってきてくれた
柳原の出入港・大浦の出入港とも真澄人君がやった
風向とエンジンを使った時の前進後進の動きを頭に入れて居れば微風の時は任せられるまでになった
クルーザーは先ずはエンジンでの出入港でセーリングは沖であれこれやってみれば何とかなる
真澄人君のヨット歴は少年期にディンギーから入っているので僕よりは上手くなるはず
「花丸」の他の船よりも複雑な使い方を知る事と維持メンテナンスの方法を身につける事
それで後は慣れで安心して何処へでも行けるようになる
とにかく回数と時間を乗ればあらゆる事に対処する能力が身につく

2013年2月17日日曜日

スケグ補修部防水エポキシ塗り

スケグ補修部防水エポキシ塗り

船体と船台を一緒にを持ち上げておいてキャスターを取り付ける
高くなったところでスケグ補修部につけたマイクロバルーンエポキシパテを削る
フェアーなカーブがおよそ出た面にインタープロテクトを塗る
インタープロテクトはオズモシスの修理などにも使う防水エポキシです

後は搬出してクレーンでトラックに積み込み
アンカレッジ・マリーナまで運んでマストを立てるまでが僕の仕事です
もうすぐ「瀬戸壱丸」の仕事は終了します

2013年2月16日土曜日

塗り終了



依頼された船体吹きつけ
デッキ立ち面ウレタン塗装
デッキノンスリップペイント塗り
下地をきちんと直した後全ての塗りが終了した
後は右舷スケグの補修面にインタープロテクトを塗れば出荷出来る
昨日はやれなかったので今日は船と船台を持ち上げてキャスターを取り付けようと思う
昨日から腰痛が益々酷くなりしんどい思いをしている
今から近くの整骨院へ行く

2013年2月15日金曜日

エポキシパテ暖房



右舷スケグを補修してガラスクロスを2層した後
マイクロバルーンエポキシパテでフェアリング
ストーブで暖房していたが上まで暖房できないので
マスキングテープでトンネルを作って布団乾燥機の暖気を送り込む
昨日は船体とデッキのマスキングを全て剥がし塗りは終了した
後はスケグ補修跡にインタープロテクトと言う防水エポキシを塗ってこの仕事は終わる
今日は船全体を持ち上げて船台にキャスターを取り付け何時でもトラック積み出来る様に準備をする
不自然な体勢のかがみ仕事が続いたので酷い腰痛が始まった
昔から小型船大工に腰痛持ちが多かったと言うのが解る

2013年2月14日木曜日

デッキノンスリップペイント塗り



昨日塗ったデッキ立ち面のマスキングテープを剥がし
今度は硬化したウレタン塗装面にノンスリップペイントを塗るためのマスキング
インターナショナルのノンスリップペイントはグレーがあまりに濃すぎて
夏になると熱を持ち素足では歩けないほどになるので
グレー1缶と白色を4缶の割合で撹拌して淡いグレーのノンスリップペイントを作る
シリカサンドという目の細かい砂状の物が入った一液性のペイントで
これを塗るとちょっとやそっとでは滑らないデッキ面になる
さて今日はいよいよマスキングをみんな剥がして依頼された塗りは終了する
後はスケグを補修した部分にインタープロテクトで防水加工をすればできあがり
野中さんがマストのステー類を取り付けるのを待ってマリーナへ運ぶ事にする

2013年2月13日水曜日

デッキ立ち面ウレタン刷毛塗り



ドッグハウスコーミングとコクピットの立ち面にウレタン塗装

夏の直射日光で真っ白では目が開けて居れなくなるので
白色ウレタンに黒を垂らして少しグレーにした
船体の白と色の違いがわかるでしょう
後はデッキやドッグハウス天井やコクピットの足で踏む部分に
ノンスリップペイントを塗れば今回の仕事は仕上がりです
スケグ右側の舟食い虫に食われていた部分
エポキシパテで面出しをしてインタープロテクトを塗ると言う予定外の仕事もあります
多分今日中に仕上がるでしょう

マスキングテープを剥がすのは明日です
その後陸送の手配をしてマリーナに運びます
野中さんの予定より少し時間がオーバーしました
冬の塗りは出来れば避けた方がよい仕事です

でもこれで10年は何も気にしないで乗れる塗りになっただろうと思います

2013年2月12日火曜日

プロパンボンベの薪ストーブ



丁度家にあった寸胴鍋がぴったりと収まる薪ストーブを作る
もうこれで3台目を手がけるという朝井さんに手伝ってもらい
廃棄処分になったプロパンガスボンベを加工して半日がかりで薪ストーブが出来上がった
煙突はついているが工房内で燃やすつもりは無い
工房東にある通路で不要になった廃材を燃やすつもり
煙突を付けると暖かい空気を引いて煙が出ないでよく燃えるそうだ
寸胴鍋は春になったらタケノコを湯がくためと
餅つきの時に餅米を蒸すための湯を沸かすつもりです
こんな面白い遊びばかりしている中野さんのブログはこちらです

彼の遊びには少年時代の男の子がそのまま大人になった普通の大人が忘れかけているものがあります
小さな漁船に船室を付けて日本一周をしようとしたがあまりの不安定さに恐れをなし
今度はヨットで日本一周をと関東より北まで行ったが台風で恐ろしい目に会い
今はキャンピングカーでもう2年ほど何度も日本を寒い間は南へ暖かくなったら北海道へと旅をしています
面白い遊びの話しをする時の中野さんの目は少年の目です

2013年2月11日月曜日

「花丸」で握り寿司


連れ合いが釣りをしたいというので興居島へ行きアンカーを打つ
朝井さんの直ぐ横にアンカーリングをしたが5:1くらいしか釣れなかった
連れ合いが釣った魚を外す係りをしながら僕がご飯を炊いた
結局「サンデー2」の隣に舫を取らせてもらい
朝井さんの包丁さばきを見ながら何時ものようにビールを飲む

出来た料理はアジとサバのにぎり寿司そしてサバの刺身
コクピットで生きているのを締めて刺身にするのだから
先日大分県へ行って食べた関サバよりも美味かった
イワシの煮付けとカルパッチョも出来て大変豪華な昼食となった

天野さんが丁度良い時に現れ真澄人君もフェリーでやってきた

2013年2月10日日曜日

船体吹きつけ



朝船体に白色ウレタンを吹き付ける
塗料を入れたポットに圧力を掛け塗料自体を圧力で吹き付けガンまで送る
圧送ガンという特殊な吹きつけガンを使って吹く
あちこち塗料の吹きすぎで垂れたが
まあ自分の船のつもりでとにかく厚く吹く事を心がけて吹いた
超速乾の硬化剤と真冬用のウレタンシンナーを使ったので夕方には指蝕硬化
 工房全体が暗くなりうっとうしい吹きつけネットも取り外し
マスキングシートも剥がした
残りの僕の仕事は
ドッグハウスコーミングとコクピット立ち面の刷毛によるウレタン塗装
そして歩く部分のノンスリップペイント塗装だ

2013年2月9日土曜日

スケグ積層



ストロボ撮影をするとなぜかホコリのような丸い物が写る
吹きつけ用のネットを張っているので全体が暗い
昨日は朝一番にスケグ右舷側とラダーの凹み面を積層
少し凹凸が有るのでマイクロバルーンエポキシパテで平しておいて
その上にガラスクロスを2層 冬用低粘度エポキシで積層
昨日は朝から非常に寒かったので
作業が終わったら直ぐにストーブで全体を遠くから暖めた
いよいよ今日は船体に最終ウレタン吹きつけをしようと思う
フェアーリングのためのボードサンディングをしていないのでどのくらい綺麗な面がでるか不明だが
エアーストレートサンダーである程度の面は出ている

10年保つ塗装という事なので
綺麗さよりも厚味を上げる事に注意を集中する
何度も吹いて垂れる寸前まで厚味を上げよう

2013年2月8日金曜日

船体&コクピットサンディング



いよいよ船体ウレタン塗装の前のサンディング
それでも凹んでいる4箇所にパテ盛り
その後ドッグハウスコーミングとコクピットウレタン塗り部分をサンディング
船体以外は手塗りで出来るだけ厚くという事なので
凹凸は多少残っているがそのままにする
見せるためではない保護の為なのでなるべく厚く塗りを残した方がよい
ピカッと仕上げる必要もない分厚くコテコテに塗って
雨風や紫外線から船を守ると言うのが第一目的
ドッグハウスコーミングやコクピットのウレタン塗装は
夏の直射日光でまぶしくて目が開けられないほどの白色は良くないので黒を入れて調色する
ノンスリップペイントもあまりにグレーが強すぎて夏は熱くなるので
少し柔らかい色合いになるまで白色で薄める
インターナショナルノンスリップペイントだと白4対グレー1くらいで丁度良い色になる
松山では滅多にない牡丹雪が降り寒い朝
さて今日は塗ろうかどうしようかと迷っている

2013年2月7日木曜日

塗装実験



インターナショナル社のウレタンと日本製のウレタンの塗装テストをする

インターナショナルのパーフェクションというウレタンには
真冬用の超速乾硬化剤というのがない
もしかすると輸入していないだけで有るのかもしれないが手に入らない

日本製のウレタンは夏用・春秋用・真冬用と3種類の硬化剤と
ウレタンシンナーも季節によって変える
事が出来る

昨日のテストでは半分ずつの面積を刷毛で手塗りした
右側のインターナショナルの方は今朝上下を逆さまにすると
下の方に溜まっていたウレタンが垂れてきた

これでは気温が低い今の時期使う事は出来ない
薄い部分の指蝕乾燥も少し粘つき問題がある

と言う事で日本製のウレタン白色を使う事にする
こちらの方は問題無く硬化している

2013年2月6日水曜日

スケグ補修



旋盤工の野中さんは船を持ち上げてラダーを差し込んで
スケグを削り合わせると言う手間を省くために
ラダーの代わりとなる簡単な仕掛けを作ってきた

このラダーの代わりの治具をセットしたり取り外して合わない部分を削ったりして
あっという間にスケグの後ろを仕上げ
それに合わせて舟食い虫に食われて入れ替えた右舷側のスケグ表面を仕上げた

それから積層分を差し引くために同じ厚味だけ積層部分を凹ませた
これで舟食い虫対策はしっかり出来たと思う
僕の方の船体塗りは風邪の為の腰痛でしばし休憩していたが
今日から又始めようと思う

2013年2月5日火曜日

船体サンディング



ストレートサンダーに120#の穴あきタックシールペーパーを付けて
フェアーリングも兼ねたサンディング

まだまだ凸凹している所が多いので吹きつけまでにはポリパテを盛る必要がある

パテ盛りをする部分に鉛筆でマークを入れる
今日はマーク下部分をパテ付けしておいて
デッキの方にかかろうと思う

野中さんはスケグの船虫に食い荒らされたケヤキを交換した部分のフェアーリングをするそうだ
一度ラダーを刺してスケグとの隙間を確かめる必要がある
アウトラダーではないので船を持ち上げないとラダーはセットできないが
吊り上げるチェーンブロックはそのままにしているのでやろうと思えば直ぐに持ち上げる事が出来る

2013年2月4日月曜日

広島県民の浜



「どんぐり7」の福山さんと「サンデー2」の朝井さんを誘って
上蒲刈島にある広島県民の浜へ行く
久しぶりで僕の連れ合いも一緒に乗った
2月2日の夜はストーブ暖房テストのため福山さんと「花丸」に泊まった
冷え込みがそれほどでもなくてまあまあ暖かく眠る事が出来た
ストーブは燃料不足やタンクの圧力不足で夜中に2回ほど消えてしまったので
起き出して点け直すはめになった
冬だというのに風もあまりなくて暖かい日中
殆どエンジンでの航海だった

写真後ろに見えている平たい方の島が安居島み
ミズンマストの左にあるのが小安居島
その向こうに霞んで見えるのが上蒲刈島
知り合いが蒲刈海の駅の直ぐ近くにレストランをオープンしたので行ってみた
断崖絶壁の上の海が見下ろせる素晴らしい所だった

2013年2月2日土曜日

船内暖房



「花丸」の船内ガスオーブンコンロを降ろした
5キロガスボンベ二つも降ろす
大変重くて風邪を引いて咳が出る度に腰が痛い状態が続く
ストーブを点けてしばらく船内で横になっていた
始めは11度だった温度が30分くらいで15度くらいまで上がった
雨降りだったせいかあまり気温は低くなかった
オープンハッチを開けての排気は上手く行ったが
煙突は船外でも触る事が出来ないくらい熱いので
もう少し船内をくねらせ熱を船内に放出してから排気した方がよいかもしれない

武井バーナーは点火するのにこつがある
予熱をしっかりやらないと赤い炎でススが出て船内が黒くなる
キッチンタイマーを仕掛けて2分は予熱する事にした
予熱バーナーは途中でポンピングが必要になるほどタンクの圧が下がると言う事も解った
近い内に船内に泊まってみる事にする

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ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/