工房 中二階の天井に吊り上げていたY-15mark3をチェーンブロックで床に降ろした
仕事が忙しくなってストップしたままになっていたが
船内クリヤー部分を吹きつけのためマスキングした状態でカバーをしていたのだ
とても作りにくい構造でダブルチャイン艇だがアマチュアビルダーでは作るのが難しいだろう
設計の横山晃さんは単板のY-15から始まりY15mark2・そしてこのmark3へと新しい図面を書いた
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2まではアマチュアビルダー向きだったが
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3になるとアマチュアで数艇作ったくらいではこの船をまともに仕上げる事は困難だろう
僕より先に一艇作った人が居たらしいが直ぐに朽ちてきて駄目になったと聞く
左右と前の空間が密閉構造の浮力室でよほどの仕上げをしていないと水が入れば致命傷だ
軽くて・直進性が良く・腰が強くその辺りに浮かんでいるレース艇とは全く違うディンギーだ
信じられないくらいの労力を費やし割に合わない190万円で売りに出している
どうしても僕が作ってみたかった横山晃さんの遺作だ
出来上がったら売れる前に乗ってみたい
世界に一艇しかないY-15mark3だ
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208 「北海道の自作者−2」 です