2015年9月30日水曜日

取りつけ部分カット


真澄人君の看板綺麗に仕上げる前に取りつけ部分をカットした
積層がガラスマット2層しかしていないので歪むかと思ったが形をとどめている
一度現場に仮合わせに行き
上手くできて居ればこのカットした部分に雨水が入らないように蓋をする必要がある
その後綺麗に表面を研きだし銀色のウレタンを吹き付けるつもりだ
取り付けはボルト・ナットや木ネジなどは使えないのでシーカフレックスでやろうかと思う
大したものではないのだが初めてなので随分頭を使い手間取っている

2015年9月29日火曜日

レーダー復旧


昨日は嬉しい事があった
隅田電子の隅田さんにも色々聞きながらレーダーを復活させた
被服が金物と擦れて穴が開き9芯線を包んでいるネット状の保護線にほころびがあった
ところが線と線の端で導通を試すとみんなまともに導通がある
せっかくマストに登り「花丸」から降ろしてきたのだからと
被服が破れている20センチメートルくらいを切り取り元の通りに繋ぎ直す
こういう大切な結線は圧着端子ではなく半田付けでやってある事を知った
再度元通りか導通を確かめてから「花丸」のミズンマストに登る
真君に手伝ってもらいレーダーを回すと廻るではないか
原因はレーダー回転ベルトが以前僕が余分に取りつけたベルト落ち止めに当たって
アンテナの回転を止めていただけだった
アンテナを回転させるベルトが抜け落ちない方法を考え直す必要がありそうだ
何処かに調整部分があるはずだと探したが昨日は見つけることが出来なかった

2015年9月28日月曜日

マリア&レイナ

 
去年から「花丸」に誘っていたのになかなか機会がなくて来られなかった
マリアさんとレイナちゃん親子
二人とも僕らの世代ではは考えられない名前です
ワンポイントリーフのメインセールとインナージブで白波の中7ノットを超えるスピード
あっという間に野忽那島(のぐつなじま)へ着きました
小学校2年生の玲奈ちゃんは活発な女の子です
初めてだというのに平気でヒールしたデッキに体を乗り出しています
野忽那島の山のてっぺんにある展望台で昼食の予定でしたがヤブ蚊が多くて断念
船に帰ってコクピットにテーブルを出して昼食にしました
帰りはあまりの強風にインナージブ一枚とエンジンで帰りました

玲奈ちゃんがオートパイロットコントローラーを首にかけて
僕がパソコンの画面を見ながら進行方向を指示
右に10度とか左に3度とかゲーム機感覚でオートパイロットを動かしてくれました
帰り着いたのは15:00過ぎだったと思います

2015年9月27日日曜日

アンカレッジ・マリーナ 


アンカレッジ・マリーナのVIPルームがリニューアルオープンされた

会員専用の部屋だがオープンパーティーに僕達夫婦もお呼ばれ

社長はじめマリーナのスタッフがご馳走を作り
生ビールと冷酒を振る舞ってくれた
職業替えした方が良いかと言うくらい綺麗なテーブル飾りや
美味しいご馳走が次々に出て皆さん大満足の様子だった
アルコールを飲まなくなった連れ合いの運転で無事帰宅したが
マリーナを出てからのことは記憶にない
今日は「花丸」に乗ります

2015年9月26日土曜日

レーダー空中線ケーブル

 
滅多に使わないレーダーだがエラー表示が出るようになった
NO HEAD  NG PULSE と表示される
取扱説明書を見ると 船首線信号無し 空中線回転信号無し という意味だそうだ 
そんなときは空中線ケーブルが確実に取りつけられているか点検せよと書いてある
ミズンマストに登ってケーブルを見るとスプレッダー取りつけ金具に当たって被服が裂けた部分が有る
そのせいだとレーダー空中線ケーブルを取り外して持ち帰る
隅田電子 隣のヨットの隅田さんに電話してテストの仕方を教わり
被服が裂けた部分200ミリくらいを切り取り先端部分を補修
再度「花丸」に行きミズンマストに登って仮取り付けでテストしたが
今度はレーダーアンテナそのものが回って居ない
もう一度持ち帰り空中線ケーブルのテストをやり直すことにした

2015年9月25日金曜日

ドーナッツ

 
「Mast Original 」の看板を作っている
半割のリングを2つひっつけるとまるでドーナッツの形になった
積層の後FRP樹脂から揮発するスチレンモノマーと言う空気より重い気体を飛ばす為
製品の下に三角形の木の矢を入れて隙間を作った
これでスチレンは下に流れて行く
スチレンモノマーが滞留すると樹脂は硬化しないのです

2015年9月24日木曜日

二神島の帰り 


昨日の二神島からの帰り中島の一番南にある三崎の先を通過
三崎のまだ先に黒と黄色に塗り分けられた暗礁の上にある道標と三崎の間を抜ける
普通は危険は大きく回避して危ないことはやらないのだが
水深7.5メートルもあり大丈夫だと判断した
朝日に向かって測深計を見ながら三崎と道標の間を抜ける
僕は航海にOpen CPNというGPSナビゲーションソフトウェアーを使っている
本船が航海に使うCーMapの海図をOpen CPNで動かす
Hondexのナビゲーションシステムで航海している艇が
何艇も座礁して修理して欲しいと僕の所に艇を持ち込むのを見ると
Hondexだけでで航海してはいけないと最初の立ち上がりで言ってくるのはまんざら嘘ではない
僕が航海に使って居るのは普通のパソコンなので
長時間湿度100%の海の上で使う様には出来ていないはずだ
それで必ず予備機を何台か積んでいる

このパソコンは12Vバッテリーからそのまま給電して動く優れものだ

2015年9月23日水曜日

二神島に一泊 


昨日は白波が立つような風の中二神島までメインセールで走りました
クォーターリーの風を受け最高速度は7.5ノットまで上がりました
昼くらいに二神島に到着して旧桟橋の右側に着けました
病院船が着くので土日祭日以外は着けてはいけないそうです
入り口左の防波堤の上で釣りをしている人とお話ししました
福山からフェリーに乗ってやってきたそうで一晩中釣るそうです
釣りが趣味の人で車で来ておりびっしりと釣り道具を積んでいました
本当に一晩中釣った様です
僕達も釣り餌を買ってきていたので釣りましたがキスが数匹とサバの小さいのが釣れただけでした
それでも夕食のおかずは刺身になりました
写真は朝 柳原港への帰りです
ハードドジャーの窓を上下左右15ミリずつ大きくしたので随分見晴らしが良くなりました快適です

2015年9月21日月曜日

中学校のクラス会

 
悪ガキだった頃のクラス会です
僕は久しぶりの出席でした
クラスメイトは40人ほどでしたがその内10人出席しました
男はみんな年寄りになった感がありましたが女性は若い
63歳にもなってあっという間に15歳の頃に戻れるのですから不思議です

話していることは両親介護の話し・孫の話・病気の話し・年金の話し
とても僕はついていけません
何と言っても健康が一番です
何時もニコニコ笑って長生きして欲しい仲間達です

2015年9月20日日曜日

ハードドジャー完成 


FRPにしたハードドジャーが完成しました
前窓は夏の暑い時に風を入れるために取り外せる様にしました
周りに枠を作って下から差し込み下3箇所を結束帯で留めます
最初の頃はフィックスだったので夏場は熱い空気が逃げないでたまらなく暑かった
それで途中で取り外し式にしていました
今回作り替えたハードドジャーも前窓は取り外せる様にしました
風がある時とか走っている時は随分涼しく感じます
今日は用事があって出かけることが出来ませんが
明日からはしっかりと「花丸」に乗るつもりです

2015年9月19日土曜日

看板 


「Mast Original」から看板を造って欲しいと言う依頼を受けました
彫金をしている僕の長男です
指輪の形のリングを作るのだそうです
先ずは指輪を輪切りにしたような型を作りました
まだ透けて見えていますが合板の輪切り半分をコンパネの上に立て並べてリングを作り
その型の間を発泡体で埋めサンディングの後パテで平しました
その上に一層ガラスマットをかけしっかりさせておいてこれを型に2回製品を抜きます
その製品を裏表つなぎ合わせて両端が少し丸まった浮き輪のような物を作ります
看板ですから軽くて丈夫で綺麗に作らないといけないのですが
性能には全く関係のない物なので気が楽です
ヨットのように人の命がかかる乗り物とは大分違います

2015年9月18日金曜日

ハードドジャー取り付け 


「花丸」のハードドジャーをFRPにした
11年経った2.5ミリ合板のハードドジャーは雨漏りが酷くなりついに廃棄
以前の物を型に使ってFRPの新しい物を作る

やっと取り付けが終わりハードドジャーに穴を開けてメインシートをコクピットまで導く
船体との隙間にシリコンを入れ昨日の仕事は終了
今日は取り外し式にするフロントアクリルの枠を接着する予定
それが終わればコクピットを洗い流すついでに
チークワンダーでコクピットに張ったチークを蘇らせる

2015年9月17日木曜日

「花丸」

 
「花丸」をこの角度この距離から写真に写すことは滅多にない
これは今年6月8日に「花丸」を上架して船底掃除をした時
アンカレッジ・マリーナの桟橋で写したものです
船首のバウスプリットが2.1メートルもあるので船長は9.6メートルですが
実際の長さは11.7メートル
それにアウトラダーとその後ろにウインドベーンが加わり12メートル以上有ります

こんなに長い船は瀬戸内海の小さい漁港には向いていません
8.5メートルくらいまでの船なら何所の漁港でも入っていくことが出来ます

やはり「花丸」はミズンマストもありメインセールも追っ手の風に強いガフリグで外洋向きです

前後に長いバラストキールとアウトラダーの前にスケグがあるので回転性能が非常に悪い
船体は外洋で直進する為のサバニ船型です
「花丸」はまさに外洋を走るためのヨットなのです
今年はバウスプリットの基部とスライドハッチの戸袋蓋とハードドジャーを作り替えました
もう建造から11年も経ちあちこち要修理箇所が出て来ました
自分の船なので最後の塗が甘かった付けが今頃出始めています

2015年9月16日水曜日

FRPハードドジャー


完成したFRP製のハードドジャーを船体に取りつけ
窓が大きくなりほんの数ミリだが高さが上がった
窓が大きくなったので随分見晴らしが良くなったと感じる
実際には上下左右に15ミリずつ大きくなっただけだ
ハードドジャー上のソーラーパネルを取りつけ直して
ドッグハウスとの隙間を埋め
メインシートをコクピットに導く穴を開ければ全ての仕事が終わる
FRPで今回作り直したよりも合板でステッチ&グルー工法で作った時の方が早かったかな
今度は10年以上は保つだろう


2015年9月15日火曜日

ハードドジャー窓張り


完成したFRP製のハードドジャーに
外部用の3ミリ厚味アクリルを貼りつけました
張ったのは強力両面テープで張りました
今までは黒色シリコンで張っていたのですが
両面テープだと張り巾が20ミリと狭く一気に張り付けることが出来ました
張っていない前面の窓は夏場の暑い時に風を入れるため
取り外しが出来る様にします
明日は雨だと言うので今日とりあえず花丸に取りつけてくることにしました
前面取り外し窓は後から取りつけます
結構面倒な仕掛けが必要なのです
手間でも夏場窓を取り外して前から風が入ると格段に居心地が良くなります

2015年9月14日月曜日

スライドハッチ戸袋


4ミリ合板3枚を曲がりの有る型に圧締め接着して
12ミリの曲がった合板を作り
上側にはガラスクロスを低粘度エポキシで積層
サンディングの後インタープロテクトという防水性のあるエポキシを塗った
ハードドジャーを留めるチークのコマを4個接着し
全面にノンスリップペイント・グレーを塗る
ワッチの時に良く目に入る部分なので白色だと夏場目が痛くなる
少しでも和らぐようにグレーにした
今度は腐らないで長持ちして欲しい

2015年9月13日日曜日

ハードドジャー補強


ガラスマット4層で薄くて頼りないハードドジャーだったが
周りや角に補強の木を入れるとずいぶんしっかりしてきた
今日は内側の脱型できなかった合板の木をサンディングして取り除き
ハードドジャー内側にゲルコートを塗って仕上げようと思う
写真奥に見える作業台では腐っていたスライドハッチ戸袋の新しい物を作り仕上げている

4ミリ耐水合板3枚をスライドハッチと同じRで積層して
上の面にガラスクロスを低粘度エポキシで積層
ハードドジャーを留めるチークのコマを接着した

2015年9月12日土曜日

ハードドジャーFRP脱型


ガラスマット4層硬化した後内側にある古い2.5ミリ合板を取り外す
4層しかしていないのでベコベコでフニャフニャのハードドジャーだが
これに補強を取りつけ船体に固定すると何とかなるだろう
周りをカットして窓ガラス部分を切り取る
今度は前の物より窓のそれぞれの辺を15ミリ大きく切った
窓の接着は一番簡単な両面テープで貼りつけることにしようと思って居る
それで充分強度は出るだろう
ヨットよりずっとハードに歪むモーターボートの窓なども最近は両面テープで留めるようになっている
今日は内側をサンディングして補強を取りつけウレタン塗装をする予定です

2015年9月11日金曜日

ハードドジャーFRP化


ガラスマット4層の後ゲルコートを塗る
水止めのためだが白は目が痛いのでこの上にグレーのウレタンを塗ろうと考えている
スライドハッチの戸袋合板も雨水を吸って腐りかけていたのでこれも新しく作る事にした
まあ仕方が無い何もしないで10年以上使えるとは思っていない
ヨットにとって致命傷となるような部分にはそれなりに力を入れているので何も起こっていない
ハードドジャーなど大波が来れば船体を傷つけ無いで飛んで行って欲しい
というようないい加減な考えでステッチ&グルー工法のやっつけ仕事をした
だから10年はよく保ったと考えるべきだろう
それよりもスライドハッチ戸袋の腐れの方が頭が痛い重要な部分だ

とにかく合板の木口は真水に弱い
雨が侵入すると一気に腐る

2015年9月10日木曜日

ハードドジャー型作り


実際に「花丸」に取りつけていたハードドジャーを外してきて
それを型にして次はFRPのハードドジャーを作る事にした
ステッチ&グルー工法で作っているので結構凹凸が有る
その上に年月が経ち合板そのものが現れてむしれている部分も有る
あまりに酷いところはサンダーで出っ張りを落とし
凹んでいる部分には樹脂パテを入れる
上手く脱型するにはツルンとした面に仕上げるのが良いのだが
製品の内側になる方なのでとにかく型から抜ければ良いという方針で行く事にする
明日はサンディングして離型ワックス・離型剤と進み
ガラスマットをビニエステル樹脂で積層する所まで行こうと思っている

2015年9月9日水曜日

ハードドジャー


「どんぐり 7」最終吹きつけの後 気になっていた花丸のハードドジャーです

2,5ミリの日本製耐水合板ステッチ&グルー工法で作ったので11年しか保ちませんでした
というよりも塗りかえたり色々世話をしたので良く保ったというべきでしょう

ついにあちこち雨が染みこむようになり雨の日は普通に水漏れし始めましたのでやり替えることにする

次はこのハードドジャーを型にFRPで作る事にした

2,5ミリ分大きくなるがまあそのくらいだったら難なく取りつける事が出来るだろう

取り外して持ち帰り窓を外し凸凹部分をサンディングして積層の準備を始めた
後は凹みにパテを入れ離型処理をすれば積層にかかる

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2015年9月8日火曜日

再吹き付け


「どんぐり7」修理最終仕上げ2回目吹きつけ垂らしてしまったので
今日再吹きつけをします

ウレタン吹きつけそのものは大した仕事ではないのですが
それにかかる養生や吹きつけ後の吹きつけガン洗いや機械・工具の運搬に時間を使います

塗料自体はインターナショナル パーフェクション白色を最初から使っているので
色合わせをしなくて済み助かります
ほとんど前の塗装と見分けが付かないくらいです

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2015年9月7日月曜日

LEDライトに交換


「LED蛍光灯 40W形 直管 120cm G13口金 昼光色 高輝度 2300LM グロー式工事不要」
という LED照明をネットで買いました

調べてみると蛍光灯の安定器をそのままにしておくと余分な電気を必要とするというので
安定器とグロースターターの部分を取り外しました
何と言うことはない只交流電源の二本線をそれぞれLED口金の端と端に接続するだけです
それでも工場の灯りは床から高い所にあるので30本分全ての工事を終えるには3日ほどかかりました
蛍光管を使っていた時より明るいと感じます
二階の現図場は現図を書かないといけない時だけLEDの管を入れる事にして
普段は半分の数の照明にしました
電気の節約になれば良いなと思います

2015年9月6日日曜日

吹き付け


「どんぐり7」船体補修いよいよ最終の吹き付けです
吹き付け部分を塗装ネット(吹き付けミストをほとんど通さない網)で覆い
その中に450ミリ直径ある吸気ダクトを入れ(写真左下に小さく見えている黄色いダクト)
右手で吹き付けガン・左脇に吸気ダクトを抱えて吹きつけをする
吹きつけの引っ付かなかった粉(ミスト)はほとんど何所にも飛び散らないで上手く行った
一回の吹きつけは3度に分けて時間をおいてする

1度目はアンカー吹きと言い吹きつけ面に塗料を食いつかせるためにバラバラッと吹く
30分ほどおいて2度目は全面に塗料をべったりと吹く(ここで終えると良く見ると凸凹面の柚肌になる)
そして3度目は又時間をおいて塗料を少し薄め塗膜がピーンと膜を張って輝くような吹き方をする
頭では理解していても塗装屋さんのようにしょっちゅうやっていないので
昨日は最後3度目の吹きつけで垂らしてしまった
情けないがやり直しだ
元々「どんぐり7」の最終塗膜は圧送ガンで厚吹きしてあるので修理面も厚味が出てよい
などと都合のよいように考える(本当は塗装に慣れていないだけだ)

2015年9月5日土曜日

何時でも出航


マストからデッキを貫通して船内に引き込む電線も結線し
降ろしていた積み込み品をそれぞれ必要な場所に積み込み
全ての仕事が終わりました
昨日は片方のバッテリーを充電し
今日もう一方のバッテリーを充電したら何時でも出港できます
夏の間に直して欲しいと言う注文だったので
大急ぎで何とかやり終えました
あれほど酷いダメージを受けた船とは思えないほど綺麗になりました
もちろん強度の方も問題ない修理をしました

後は無理をしないで霧の時には近くの港に逃げ込み
無事に韓国まで廻航される事を願っています

2015年9月4日金曜日

セールをセット


葉山から韓国へ回航中に興居島の北で当て逃げ事故に遭い僕が修理することになった
BENETEAU32s5 やっと全てが終わった
後はもう一度バッテリーを充電して引き渡すのみ
左舷コクピットコーミングやトランサムに重大な損傷を受け
ラダーも折れて無くなりプロペラシャフトは曲がりプロペラにも変形があった
船首・船尾パルピットもスタンションも修復できないほど損傷を受けていた
勿論アルミ製のトーレールも引きちぎられるほどの衝撃があったようだ
幸運にも乗組員が死ななかったのが不思議なくらいのダメージだった
船の場合目撃者も監視カメラも無く証拠品も残りにくい
霧の夜衝突されてそのまま逃げられると相手を探すのは先ず無理だと保安庁に言われた

それにしても事故を起こしておいて逃げるのはよくない
当て逃げした人はどんな気持ちで残りの人生を過ごすのだろう

2015年9月3日木曜日

マストが立ちました


BENETEAU32s5メンテナンスヤードに入れて修理するために倒していたマストを立てました
ターンバックルが異種金属で出来ていたので電蝕で固着していたものを切断

新しいステンレス製のターンバックルに交換したのですが
少し長かったので今日はターンバックルの上下を切断して長さを合わせます
メインセールはフルバテンを入れてセットしました

ターンバックルの調整が終わったらリギンを締め付け
ジブセールをファーラーにセットして今度の修理仕事は終了です
何時でも引き渡しが出来ます

韓国のオーナーで韓国まで廻航するそうです

2015年9月2日水曜日

堀江湾


家の屋上から堀江湾を写した写真です
下の白い屋根は工房のスレート屋根です
松山地方に昨日は昼前1時間くらい大雨が降りました
土砂降りで川から土砂の混じった黄色い水が海に出て行きました
雨の途中で堀江湾の半分くらいは黄色く濁った色になったのですが
雨が上がると本船航路も越えて見渡す限り黄色い海になっていました
今日は昼からクレーンを呼んで修理が終わったBENETEAUのマストを立てる予定です

2015年9月1日火曜日

大山祇神社


昨日は雨で仕事を休みました

写真が無いので日曜日に行った大山祇神社入り口にある門の写真にしました
この奥に広い庭がありその奥階段を上がった所が神殿です
新しい門でお寺やお城の門とは違い檜(ひのき)で出来ていました
無節の檜で塗はやっていません
門をくぐる時にはもう何年も経っているのに強烈な檜の香りがします
日本だなあと思うのはあちこちに賽銭が置いてあることです
門だけではありません昨日の写真の楠の株にも凹みに賽銭があります
サッと集めたら直ぐに数千円にはなるでしょう
外国では他の人が触れるところに賽銭を置くなど考えられないですね
賽銭箱も神殿やその他の所にもあるのですがどうも小銭は何所へでも置くようです
大山祇神社は戦勝祈願の神社で昔から戦いに勝った武将が刀や鎧や甲を奉納しており
国宝の多い神社だそうです

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自分の写真
ヨット屋です ヨットを造ったり乗ったりします http://www2.odn.ne.jp/~ikegawa-yacht/